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  • ジョージジェンセンのシルバーカトラリー32モデルを全部紹介します(デンマーク・コペンハーゲン)

ジョージ・ジェンセンのシルバー・カトラリー

 
 
シルバー・カトラリーで世界的に有名なジョージ・ジェンセン。
彼の会社であるジョージ・ジェンセン・カンパニーは、1906年から1981年の間に導入したカトラリーのパターンは32モデルあります。

そのうち27パターンは名前と番号を持ち、5パターンは数字のみとなっています。

1920年代以来、カトラリーはジョージ・ジェンセン・カンパニーが販売戦略において最も重要視している分野です。
 
そのうちジェンセン自身がデザインしたのは13のパターンです。

8つの名前と番号を持つパターンと、5つの番号しか持たないパターンです。

8つの名前付きパターンのうち、CONTINENTAL(コンチネンタル)、BEADED(ビーデッド)、BLOSSOM(ブロッサム)は現在も生産中です。
一方、ROPE(ロープ)、ROSE / LILY OF THE VALLEY(リリー・オブ・ザ・バリー)、AKKELEJE(英語名無し)、VIKING(バイキング)、FUCHSIA(フクシア)は、現在は生産していませんので、アンティークとして出回るのを手に入れるしか入手方法がありません。
 
 
1920年代初頭までの初期の頃のには主にアールヌーボー様式のカトラリー・パターンが使われました。

デンマークでは、このスタイルはSkonvirkeという名前で知られています。

そこには、自然からのテーマやファインクラフトマンシップに対する主張が含まれていました。
FUCHSIA、ROSE/LILY OF THE VALLEY、AKKELEJE、BLOSSOM(クチナシ)などのパターンは、すべてアールヌーボー様式であり、自然をモチーフにした作品となっています。

またそれらにはジェンセンの彫刻家としての感性がよくあらわれていて、特にBLOSSOMの各製品は自然のものをそのまま小さくして彫刻したようでした。
 
・1906年発表のFUCHSIA(フクシア)/  Klokke
柄にフューシャの花をあしらい古典的なアールヌーボースタイルとなっています。
ジョージ・ジェンセン デザイン

 
・1912年発表のDAHLIA(ダリア)
ジェンセンのように彫刻の訓練を受けたジークフリート・ワグナーによってデザインされたもので、伝統的な北欧のダリアの図柄に根ざしたものです。

 
・1913年発表のROSE / LILY OF THE VALLEY(リリー・オブ・ザ・バリー)/ Liljekonval
柄の縁の部分にスズランが描かれています。
ジョージ・ジェンセン デザイン

 
・1918年発表のAKKELEJE(英語名無し)
同じく柄の部分にオダマキが描かれています。
このようにジェンセンがデザインするパターンは自然からインスピレーションを受けたものです。

 
・1919年発表 Blossom(ブロッサム)/ Magnolie
マグノリアの花の細工が実に見事です。
ジョージ・ジェンセン デザイン

 
 
一方で、CONTINENTAL(コンチネンタル)、BEADED(ビーデッド)、ROPE(ロープ)は自然物の形ではありませんが、手作業で細かい細工を重視しています。
このうちCONTINENTALとBEADEDは仕上げにハンマーで軽く打ち付けています。
この工程はこの時代のジェンセンの作品によく用いられており、細心の手仕上げと高レベルの技術が必要でした。
当時の他のデンマークのデザイナーにも多く取り入れられました。
 
・1906年発表のContinental(コンチネンタル)/Antik
ジョージ・ジェンセンのデザインで、伝統的な北欧の木製の道具のデザイン、特にJensenの妻が子ども時代に使っていた木製のスプーンのデザインに基づいていると言われます。

 
・1916年発表のBEADED(ビーデッド)/ Kugle
柄の端に小さな銀ビーズの縁取りがあります。
ジョージ・ジェンセン デザイン

 
・1916年発表のRope(ロープ)/ Perle
ジョージ・ジェンセン デザイン

 
 
同じ時期(1920年以前)に、ジェンセンの同僚で親友のヨハン・ロードも銀のカトラリーのパターンをデザインします。
ロードは合計4つのパターンをデザインしました。
そのうち、1911年に最初に紹介させたACORN(エコーン)が、ジェンセンのパターンの中で最も人気のあるものとなります。
そのスタイルはシンプルで明確、アールヌーボーとアールデコを融合する独特なデザインとなっています。
 
・1915年発表のAcorn(エコーン)/ Konge
ヨハン・ロードのデザインでドングリをモチーフにしています。

 
・1917年発表のACANTHUS(アカンサス)/ Dronning
自然のものと言うよりは古典的なモチーフからインスピレーションを受けたものです。
ヨハン・ロード デザイン

 
・1927年発表のScroll(スクロール)/ Saga
ヨハン・ロード デザイン

 
・1937年発表のRune(ルーン)/ Mayan
ヨハン・ロード デザイン

 
 
アールヌーボーは長年に渡って人気を博してきましたが、1920年代に入るといささか時代遅れのようでした。
この時代は直線と流線型を使ったシンプルなデザインが流行したのです。
 
ジェンセンも独自の方法で新しいスタイルを表現し、これまでとは違った新しい製品を開発しなければなりませんでした。
それと同時に需要の増加に伴い、大量生産を行う製造プロセスでも使えるデザインを見つけださなければなりませんでした。
 
それでデザインされたのがよりシンプルなPYRAMID(ピラミッド)、CACTUS(カクタス)、BITTERSWEET(ビタースウィート)、PARALLEL(パラレル)、RUNE(ルーン)、BERNADOTTE(ベルナドッテ)などといったパターンです。
 
・1926年発表のPYRAMID(ピラミッド)/ Pyramide
直線中心のシンプルで機能的なデザインです。
ハラルド・ニールセン デザイン

 
・1927年発表のViking(バイキング)/ Nordisk
ジョージ・ジェンセン デザイン

 
・1930年発表のCactus(カクタス)/ Kaktus
グンドルフ・アルバータス デザイン

 
・1931年発表のParallel(パラレル)/ Relief
O. グンドラフ - ペダーセン デザイン

 
・1934年発表のAcadia(アカディア)/ Blok
Ib ジャスト・アンデルセン デザイン

 
・1937年発表のAgave(アガベ)/ Elsinore
ハラルド・ニールセン デザイン

 
・1937年発表のNordic(ノルディック)/ Ladby
O. グンドラフ - ペダーセン デザイン

 
・1939年発表のBERNADOTTE(ベルナドッテ)
日常の使用に適したシンプルながら洒落たデザインとなっています。
シグヴァルド・ベルナドッテ デザイン

 
・1940年発表のBittersweet(ビタースウィート)/ Pinje
グンドルフ・アルバータス デザイン

 
・1947年発表のOld Danish(オールドデニッシュ)/ Dobbeltriflet
ハラルド・ニールセン デザイン

 
・1953年発表のCypress(サイプレス)/ Cypres
ティアス・エックホフ デザイン

 
・1957年発表のCaravel(カラベル)
ヘニング・コッペル デザイン

 
・1961年発表のArgo(アルゴ)/ Fregat
マグヌス・ステファンセン デザイン

 
・1966年発表のMargrethe(マルグレーテ)
リーグモル・アンデルセン / アネリーゼ・ビョルナー デザイン

 
・1981年発表のKoppel(コッペル)
リーグモル・アンデルセン / アネリーゼ・ビョルナー デザイン

 
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