年代別ビジネスシーンにおいてのおすすめカルティエ腕時計『メンズ版』
動画で『年代別ビジネスシーンにおけるカルティエの腕時計おすすめモデル』をご覧になる方はこちらから↓
この記事では、ビジネスシーンにおいての、カルティエの腕時計のおすすめモデルを解説して参ります。
これから社会人になってお仕事を頑張る方。
ある程度の職位についてらっしゃる方。
(出世して現場から役職がつく予定の方)
重役になってらっしゃる方。
年代によって、それぞれの立場というのは大きく異なります。
仕事をする上で、腕時計はその人を表すアイテムであり男性であれば、それはより大きな影響を与えます。
自分の好きな腕時計をするのが1番理想的なことではありますが、ビジネスシーンにはそれに適した時計をつけることがマナーになるでしょう。
腕を下ろした時に袖に引っかかったり、乗っかってしまったり、それをほどかす動作をするのもちょっと不恰好ですよね。
ということで、今回は原則としてスーツやジャケットスタイルに最適な、綺麗に袖に収まる薄型時計だけを厳選してご紹介させて頂きます。
ビジネスシーンにおいての基本的な考え方
ビジネスシーンにおいて、基本的に着用する腕時計というのはドレスウォッチになると思います。
というのも、ビジネスというのは相手ありきの商談の場です。
そのような時は基本的にはジャケットにパンツスタイルになっているはずなので、いつもの自分がつけている時計がドレスウォッチではない場合は、チグハグな格好になってしまいます。
極端な例ですが、ジャケットスタイルにG SHOCKが合わないよなぁ。
というのは、何となくイメージ出来ると思います。
また、時計が主張しすぎることもよろしくないでしょう。
商談のシーンでは、立場はそれぞれあると思いますがやはり『一歩引く』というのは意識しておかないといけません。
腕時計は、最低限のマナーとしての役割が強く、そのようなシーンで相手に見せるものではないのです。
ここで重要なお話をします。
こういったことを意識する方は、あまり多くありませんがビジネスシーンでは、黒文字盤を好まない方も多くいらっしゃいます。
と言うのも、『黒星』『白星』という言葉があるように、黒星というのは負けを表す意味なので、時計の黒文字盤とそれをつなげる方もいると言うことです。
運気というのは、その人それぞれの考え方なのですが意識している人も一定数いますし、特に経営者の方はよりその傾向が強いのが特徴です。
そのようなことから、白よりの文字盤を選ぶことが無難だと言えます。
そして、そう言ったところを意識して挑むことで商談の成功確率も一気に向上しますよね。
意識するワードとしては『控える』『洗練』『シンプル』を頭の中に置かれててください。
しかし、そう言ったこともカルティエの時計であれば、大体実現出来ていることがほとんどなので、あとは自分の年齢と相談しながらどのモデルを選ぶのかが重要になってくるでしょう。
という訳で、これからご紹介していくのですが、今回年代別に区切っていますが多様な働き方が求めれる昨今では、年齢と職位が必ずイコールではないと思われますので、自分のポジションと年齢を考慮して最適解を導いて頂けると幸いです。
20代〜30代半ばの理想的なカルティエの腕時計
ここは社会に出たばかりで、実際にどんな時計を身につけて良いのか分からない方と、ある程度の経験を積んでリーダーのようなポジションになっている方がここに該当します。
まずここでの共通事項は、おそらく先方は自分より年齢も役職も上だというのが想定されることです。
そのような時に、良い時計をしていくのも相手に良い気分を与えないことにつながってしまいます。
かといって、チープな時計だと出来る男には見えませんし、頼りなさが出てします。
まぁカルティエの時計であれば、そこは問題ないのですが腕時計はチラ見せ程度で、先方が時計に気がついてくれたのであれば、そこから世間話をする程度の考えていいと思います。
よって、カルティエでありながらも1番リーズナブルであり、薄型のタンク マストをおすすめします。
カルティエのブランドを1番安価に手にすることが出来るにも関わらず、レクタンギュラー型の形から、誰が見ても一目でそれがカルティエだと認識できます。
ステンレス素材で作られているために、主張は抑えられどんなスタイルにもカチッとアクセントとしての役割を果たしてくれます。
ケース径は、LMで25.5mm、XLで31mmなので大きすぎることなく、袖からちらっと見える程度で控え目な姿勢と好印象を与えます。
またこのモデルのいいところは、ベルトが革ベルトかステンレスブレスレットのどちらもあり、自分の好みで選べるところです。
仕事のシーンで使えるのはもちろんのこと、高級時計を何本も購入できない若い方はプライベートでも使えるモデルですので、オールラウンドで使用できると思います。
30代半ばから40代半ばの理想的なカルティエ腕時計
この年代になると、ある程度の役職についている可能性が考えられます。
若い頃の勢いだけでどうにかなる年齢でもないし、部下がいることで男としての器量もある程度身につけていると思います。
また落ち着き、冷静さを備えつつもまだ先輩方の経験値には追いつけてない状態です。
そして、先方は少し下か、同じくらいか、ちょっと上という1番グラデーションの幅が広いことも想定されます。
よって、誰から見ても本人の身の丈に合っている時計をしていることが1番理想的な状態ではないかと考えられます。
ここでのカルティエのおすすめモデルはと言いますと、『タンク フランセーズ』のステンレスモデルMMサイズです。
先ほど紹介した、タンク マストも含んでいいと思います。
フランセーズは、カルティエの腕時計とはすぐには認識出来ませんが、その分このモデルは個性があり、自分がどういった時計が好きなのかを表現することに長けています。
また、このモデルは2023年の3月にフルモデルチェンジしており、それまではどうしても女性が好みそうなデザインだったのが、男性でもかっこいいと感じれるスタイルに変わっています。
先方が時計に詳しくない方でも、時計にオーラがありますので、良い時計をつけてるなぁというのは、すぐに伝わるはずです。
ステンレスモデルを選ぶ理由は、やはり年齢が影響してきます。
40代に入っている方であれば、大きく外すことはありませんが30代でゴールドになると、まだ着せられてる感が出てしまうからです。
そのモデルにどれくらいのゴールドが使用されているかによって、話は変わってきますがフランセーズは全てがゴールドになってしまうので、ここではステンレスモデルをご紹介させて頂きました。
MMサイズをおすすめしているのは、LMサイズでも良いのですが厚さが1cmになるので、袖の収まりがちょっとよろしくないということで外しています。
しかし、ワイシャツを着ないジャケットスタイルのシーンも多くあると思いますので、そのような場合ではとても美しく手元を演出してくれるはずです。
40代半ばから50代半ばの理想的なカルティエの腕時計
この年代になると、ある程度、中間的な役職について多くの部下がいる状態だと思われます。
年齢的にも、ゴールドモデルも馴染むようになってきており、選択の幅が広がってくることも特徴です。
このような状態で、選ぶべき時計はドレッシー色の強い時計だと考えられます。
先方は同じくらいか、下であることが想定されるのであなた様の哀愁や、落ち着き、経験に裏打ちされた静かな実力を示すことが重要です。
ここでのカルティエのおすすめモデルはと言いますと、『サントス・デュモン』『タンク ソロ』 です。
男性であれば、サントス・ドゥ・カルティエは外せないモデルであり、私もあの無骨がスタイルが大好きなのですが、今回はビジネスシーンというところに限定しているので、デュモンの方を採用致します。
実際この2つのモデルは、どちらもジャケットに合わせることが出来ます。
しかし、サントス・ドゥ・カルティエとサントス・デュモンを比較すると、やはりデュモンの方がかなりドレスウォッチなのが分かります。
ベゼルは鏡面仕上げで、文字盤はサテン仕上げのサンバースト(中央から放射状に広がるスタイル)なので、メンズウォッチとしては、非常に高級感があり華やかさがあります。
イメージとしては、イギリスの貴族のような感じですかね。
サイズもLMで31.5mm、XLで34mmなので大きすぎることなく『余裕』を感じさせます。
ソロはタンクマストの進化前であり、現在はすでに廃盤になってしまってますが2019年まで生産されていたので、まだまだ入手は簡単なので入れることにしました。
タンクマストとの大きな違いは、18Kゴールドモデルがあることです。
タンクソロの18Kモデルは、いやらしさを感じさせませんしゴールドというのが似合うのも、この年代くらいからかなぁと考えています。
と言いますのも、若い頃であればそれを上手く手懐けることが出来ず、着せられてる感覚が残ってしまいますが、この年代になればある程度の苦労を重ねて今に至ってる方がほとんどだと思われます。
よって、その人の人生経験が滲み出ているために18Kゴールドであっても、上手く馴染んでくれるはずです。
もちろん、先ほど紹介したフランセーズも同様の考えですし、ここにアメリカンのゴールドモデルも含めていいと思います。
マストタンク→タンク ソロ→タンク マストについての進化の歴史はこちらの動画からご覧ください↓
50代半ば以降の理想的なカルティエの腕時計
重役についているか、トップに立っている方がほとんどだと思われます。
おそらく先方という考え方もなく、同じくらいの役職の方が挨拶に来るとか、重役からの指導を乞う程度でしょう。
また、この年代になってくるとプライベートでは、仕事と同時に身内の冠婚葬祭も増えてくると思われます。
冠婚葬祭でも、娘さんや息子さんの結婚式、部下の結婚式での上司の挨拶などのシーンが多いことでしょう。
そんな状態での腕時計というのは、やはりその人の社会的地位を分かりやすい形で表現することだと考えられます。
分かりやすくいうと、どこに行っても恥ずかしくない時計ということです。
ここでのカルティエのおすすめモデルはと言いますと、『タンク・ルイ・カルティエ』 です。
カルティエの中でも、最上級モデルであるのと同時に素材も18Kの素材しか使用されず、正しく使えば身につけている人を上品に引き立ててくれます。
タンクマストでも触れましたが、この形は誰が見ても一目でカルティエと言うのが分かりますし、置かれているポジションと年齢を加味すれば18Kゴールドであって大きすぎず主張しないその姿勢は、いやらしさはなく上品に整うはずです。
一言で表すのであれば、出来る男が選ぶ最上の1本と表現できるでしょう。
まとめ
最後にまとめなのですが、今回はビジネスシーンでの腕時計について解説しておりますので、薄型だけが候補に入りデカ厚は入れませんでした。
しかし、ビジネスシーンにも本格的なものから緩いものまで色々とありますので、その場に相応しい格好であれば時計はカジュアル、フォーマルスタイル両方に馴染むモデルであれば、どんな時計でも問題ないと思われます。
若い方の時計選びは難しいものです。
自分に自信をつけつつも、相手を引き立て一歩控える腕時計を選ぶと言うのは簡単ではありません。
しかし、カルティエの腕時計であればその両方を実現してくれるはずなので、自信を持って身につけられてはいかがでしょうか。