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カルティエ腕時計『サンチュール』の魅力
普遍的な美しさとクラシックなスタイルで有名な、フランスの宝石・時計ブランドであるカルティエは、様々なデザインの時計を誕生させてきました。
しかし、そんなモデルがありつつも日の目を見てこなかったコレクションの 1 つに『サンチュール』があります。
1927 年に発売されましたが、ほとんど知られておらず、多くの時計コレクターに見過ごされてきました。
ここでは、そんなカルティエの中でも隠れた名品である『サンチュール』の魅力を解説して参ります。
このサンチュールなのですが、フランス語で「サンチュール」はフランス語で「ベルト」の意味になります。
その正方形の形が、ベルトのバックルを連想させることから『サンチュール』と名付けられたのです。
1973年頃にカルティエのラインナップに再登場したサンチュールには、25mmと27mmの2つのケースサイズがあり、その後より大きなサイズの31mmが登場しました。
78.1キャリバームーブメントの手巻き式であるこのモデルは、おそらくカルティエの精神に最も忠実な型であり、イエローゴールドのケースと、黒いローマ数字インデックス、ミニッツレールの分目盛り、青い針のついた美しい白い文字盤で作られています。
サンチュールの最も特徴的な要素は間違いなく、均整の取れた八角形のケースです。
角が切り取られた正方形に似ており、実際の大きさよりも更に際立って見えます。
リューズは、カルティエの象徴であるブルーサファイアは入っておらず、八角形のリューズがベゼル(ケース)に収められています。
カルティエの保守的なデザインと、珍しいケースの形を融合させたサンチュールは、タンクの長方形のデザインとサントス・デュモンの角張ったデザインの境界をぼかした上に成り立ち、自由な発想の創造性を完璧に表現しています。
控えめなバランスで、手首にぴったりとフィットするサンチュールは、その独特なリューズ、特徴的なイエローゴールドのケース、そして、誰もが知っており愛している、宝石・時計メーカーのクラシカルな文字盤を堂々と備えています。