ベネチアングラス(ムラノガラス)シャンデリア

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      弊社が取り扱うイタリアのヴェネチア製 ベネチアングラス(ムラノガラス)シャンデリアについて

      イタリアを代表する高級ガラスブランドのヴェネチア、ムラーノ島の職人が作るベネチアングラス(ムラノガラス)のシャンデリアを販売しています。

      ベネチアングラスのシャンデリアの特徴はガラスの装飾が豊かな所にあります。
      透明なガラスだけを使用するのではなく色鮮やかなガラスを複数使用する事によって高級感が演出されます。

      イタリアという世界の中でも1番おしゃれな国ということもあってシャンデリアのデザイン性も非常に美しくついつい長い間眺めてしまうようなシャンデリアです。

      このような美しいシャンデリア(アンティーク照明)をあなたの家の中に取り入れられたらあっという間にその部屋の雰囲気が変わって優雅な時間を過ごすことで出来ることでしょう。いつの時代にも世界中の貴族や富豪に愛されてきた、
      華やかでカラフルなベネチアングラスは、
      長年の経験を積んだ職人が、ひとつひとつ手作りで仕上げていきます。

      上品、そして繊細なフォルムは、誰しもが魅了される事間違いなしです。
      花びら一枚一枚の繊細さ、思わずうっとりと目を奪われるような存在感。
      様々な色使いが美しいシャンデリア。
      あかりをつけるとさらに温かな雰囲気と豪華な空間を演出します。

      ランプがつくと、ヴェネチアンガラスの気泡やガラスが反射して美しい光景になります。

      イタリアのヴェネチア製 ベネチアングラス(ムラノガラス)シャンデリアの魅力



      クラシックなデザインのシャンデリアは、どんな部屋もたちまち豪華で華やかな雰囲気にしてくれます。なかでもベネチアンガラス(ムラノガラス)のクラシックなシャンデリアは、その光と色の輝きが特に目を引くものとなっています。その華麗で上品な装飾は、室内の他の装飾品と効果的に調和して、家のインテリアの雰囲気を高めてくれます。そしてそれは、近づいて見れば見るほど、熟練した職人の技を感じることができるのです。 ベネチアンガラスの工芸品は13世紀初頭から生産され始めましたが、ベネチアでガラスのシャンデリアが作られ始めたのは1700年頃と言われています。 もともとシャンデリアは、中世ヨーロッパにおいて主に教会で用いられていたもので、木製の十字架にロウソクを固定し、天井から吊り下げるものでした。その後時代の流れとともに、より豪華で複雑なデザインが取り入れられるようになり、ただの照明としての役割だけでなく、贅沢と地位の象徴となっていったのです。 ベネチアでも最初は木製や金属製のシャンデリアが生産されていましたが、ベネチアンガラスによる美しい芸術作品が作られるようになると、次第にガラス製のシャンデリアが好まれ、作られるようになりました。最も古い記録に残っているベネチアンガラスのシャンデリアは、デンマークのフレデリック4世のために特別に作られたもので、今日でも彼の宮殿にはそれがまだ残っています。王は1709年にベネチアのムラノに旅行し、他のベネチアンガラス作品と一緒にシャンデリアを手に入れたとされています。 ベネチアンガラスの素晴らしさは、熟練した職人技術はもちろんですが、ガラスそのものの質にもありました。ベネチアンガラスは火の中に入れられる前に、すぐに使える状態で長時間保管されていたため、薄い層を形成したり複雑な操作が可能であったとされています。

      ベネチアンガラスのシャンデリアは、鉛を含まないソーダガラスを使用しているため、当時ヨーロッパで流行していたボヘミアンシャンデリアなど、鉛ガラスで作られたものとは本質的に違っていました。最大の違いは、ガラス面のカットと傾斜によって生まれる高い光の反射性です。それによって、素晴らしい照明効果を生み出すことができたのです。ガラスに反射された光は独特の雰囲気を醸し出し、自然な静けさと、アットホームで平和な空気を生み出してくれます。そして、ただ部屋を明るく照らすだけでなく、外の世界から切り離された聖域へと変化させてくれるといっても過言ではないでしょう。   ベネチアンガラスのシャンデリアの典型的な特徴は、花や葉、果物などで作られる複雑なアラベスク模様です。軽さを特徴とするソーダガラスですが、それを正確にひねって形を整え、シャンデリアを作るには、驚異的なスキルと時間が必要でした。ベネチアの伝統的なガラス職人ならではの技術によって、優雅な装飾を作ることができたのです。また、ソーダガラスにコバルトやマンガンなどの鉱物を混ぜることで、様々な色合いや硬度が生み出されるのもベネチアンガラスの特徴と言えます。色の種類は3万色とも言われていますので、それぞれ個人の好みや部屋の雰囲気によって選ぶことが可能です。光の反射と色によって特別な雰囲気を作ることができるのは、ベネチアンガラスのシャンデリアだけといってもいいでしょう。 金属製のフレームに、吹きガラスによる花や果物などの細かい装飾が施されたシャンデリアは「シオッカ」と呼ばれています。その名の通り、「花の花束」という意味です。中央部分はほぼ空洞になっており、中央から外側に向かって伸びる複数のアームや装飾を特徴としています。これは元々、建築コンセプトに基づいて設計された形状で、宮殿内の劇場や室内を広く照らす目的のためでした。

      このシオッカの製作に力を注いだのは、ベネチアで有名なガラス職人だったジュゼッペ・ブリアーティ氏です。彼はボヘミアンガラスの工場で働いてガラス加工の技を習得し、ただ模倣するだけでなく独自の開発を加えることで、ベネチアンガラスのシャンデリアを成功へと導きました。 ブリアーティ氏がベネチアの貴族レゾーニコ家のために製作した壮大なシャンデリアは、ベネチアの職人技術に新たな改革をもたらしました。これは今でも「レゾーニコスタイル」として生産されており、住宅やホテル、レストラン、豪華なボートや公共スペースでの需要が高くなっています。 職人たちによって1点1点手作りされるベネチアンガラスのシャンデリアには、ピンクや黄色、青、緑、赤、黒など様々な色と形があり、それによって異なる照明効果が得られます。豪華なイメージのあるシャンデリアですが、サイズや形によってはキッチンやバスルーム、ダイニングやベッドルームなどどんな部屋にも適しているのです。また、手作りのため、完全に同じものは1つとしてないというのも特徴です。機械生産と違い、不均等・不完全な部分が味わいを増しているとも言えます。 歴史的な事情によって一時は生産が中止されたベネチアンガラスのシャンデリアですが、19世紀半ば頃からベネチアンガラスの生産が復活し、シャンデリアも再び人気を博すようになりました。 ベネチアンガラスのシャンデリアが競合他社と一線を画すのは、ベネチアの長い歴史における芸術的伝統が受け継がれていることや、伝統を忠実に守りながらも独自の工夫を重ねていることにあるでしょう。 その華やかなデザインは、ファッショントレンドの変化に左右されることはありません。たとえ選択に時間がかかったとしても、その美しい装飾と光の輝きによって、素晴らしい喜びと魅力がもたらされることは間違いありません。ベネチアンガラスのシャンデリアはただの照明ではなく、時代を超越した芸術作品なのです。