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  • バカラグラス baccaratのシンボルマークのオールドバカラの歴史とクリスタルの見分け

本日もご覧いただきありがとう御座います。

オールドバカラグラス専門通販取扱店

博多アンティーク店長の加寿美です。


 

baccaratのシンボルマークは時代によって、素材によって、デザインによって使い分けられてきたのをご存知でしょうか?

今回は、その時代背景やどんなシンボルマークを使用してきたのかをご紹介して、皆さんにbaccarat通への道を広げて頂こうかと思います。
 

1.バカラ baccaratのシンボルマーク

バカラのマーク シンボルマーク

baccaratのシンボルマークは、baccarat of baccaratとも言えるアルクールシリーズのワイングラス デキャンタ タンブラーを象ったものを使用しています。

このシンボルマークを観ることだけでも、アルクールシリーズをバカラ(baccarat)がどんな位置付けを持って続いてきたのかが分かります。

起来は古く、1764年からバカラ村で誕生しました。

1825年にアルクール公爵のために作られたのがこのアルクールシリーズの始まりです。

実際にシリーズ化されたのは1841年になりますが、このアルクール公爵への献上品がなければ、アルクールシリーズの立ち上げはなかったのです。

つまり、この1764〜1825年の61年間には、特にコレといったbaccaratのシンボルマークが存在していなかったことを表しているんです。

そして、アルクールが1825年に出来たからといってすぐにシンボルマークが出来たとも思えません。

baccaratとしての商標登録は1860年10月29日にされているので、これ以前のbaccaratの商品にはシンボルマークがない物だらけだったということになります。

その間なんと96年です。

アルクール公爵に献上したものも、ルイ15世に献上してきたものにもbaccaratのシンボルマークは無記名だったなんて、これは事件です!!

2.バカラ(baccarat)のシンボルマークの歴史

バカラのマーク シルクスクリーン エナメル塗料

baccaratに精通している方でもなかなかこのシンボルマークの歴史は知らない方が多くいらっしゃいます。

これを知っていることで、かなりのbaccarat通を自負することが出来るでしょう。

old baccaratのシンボルマークは紙製が一番古いと思っていらっしゃる方、まだまだbaccarat通を名乗るわけにはいきませんよ。

実は、1860年に商標登録された時のシンボルマークは、シルクスクリーンで刷られたエナメル塗料で描かれたものなのです。

この頃はまだアシッドエッチングなどの技法が生まれていませんでした。

それゆえに、old baccaratに多く見られるエッチングでのシンボルマークの描き込みなど出来なかったんですね。

正直、このエナメル塗料で描かれたbaccaratマークの入った商品は市場に出回ることはほぼ皆無に等しいと思われます。

それでも、地球上のどこかに現存していると希望を持っています。

バカラのマーク 紙

そして、皆さんがよく知っている紙のシールで作られたシンボルマークは1862〜1936年の間に貼り付けられたものになります。

1875年以降は型で作られたプレートなどの商品には「baccarat de`pose`」という商標登録済みの文字が入れられました。

1862〜1936年の内でも、比較的新しい部類の商品にはMADE IN FRANCEを強調したシールがはられたものもあります。

バカラのマーク アシッドエッチング技法

1936年以降は、old baccaratの定番となるアシッドエッチングによるシンボルマークが描かれるようになりました。

でも、このエッチングにも年代によって特徴があったりします。

1930年代のものは、文字の間隔が広くデキャンタもズングリとした印象のシルエットであったり、いかにも練習中と言った感じの見え方をしています。

人によっては偽物なのでは?と感じてしまうほどです。

バカラのマーク アシッドエッチング2

1960年代のものになると明らかにそのクオリティが高くなります。

ワイングラスのシルエットもデキャンタのシルエットもしっかりと分かるようになるのはこの時期のものです。

バカラのマーク サンドブラスト技法

1970年代以降になると、周りを囲っている丸が途切れるようになります。

バカラのマーク サンドブラスト技法2

そして、アシッドエッチングは人体への悪影響もあることから、この時期を境にサンドブラストと思われる方法でのマーキングに変わっています。

バカラのマーク レーザー加工技法

1990年代から現行にかけて、技術も発達してブラスト加工からレーザー加工へと進化を遂げています。

今までのシンボルマークに加えて、Baccaratの文字までデカデカと入れるようになりました。

ここまで来ると、古き善きbaccaratというマーキングではありませんが、マーキングが全てではないので技術者達の足跡として楽しみたいところですね。

3.クリスタルとガラスの違い

バカラのローハングラス

皆さんクリスタルとガラスってどう違うかご存知ですか?

そもそも違うものと思っていませんか?

実際はクリスタルって「クリスタルガラス」というもので、歴としたガラスの一種なんです。

でも価格をみたら0がいくつも増えてしまう・・・

それには技術者達の並々ならぬ努力が影に潜んでいるのが原因なんです。

 

4.普通のガラスとクリスタルガラスの違い

バカラのグラスのシャトーワイン

普通のガラスとクリスタルガラスの一番の違いは硬さです。

割れた瞬間に違いが分かります。
 

製造工程の中で鉛を意図して含ませることで生まれる硬さになります。

が、割れるまで違いが分からないなんてことでは購入するときには意味が無いですよね?

となると、購入時にには何で判断すればよいのか。

判断基準は「音」です。
 

普通のガラスのライングラスなどは音が響きません。

響いたとしても低めの音で長くは響かないんです。

クリスタルの場合、この響きが濁りなく長く響き続けます。
 

コーン・・・という感じに、それこそ残響が耳に残るので鳴らしっぱなしにしていれば頭の中でも響いています。

自分の感覚に自信がある方であれば、「重さ」でも判断が出来ます。

鉛を含ませて作るクリスタルは重いです。

この重さが純度の高い音につながるわけですから、誰でも簡単に判断できる要素としては、やっぱり音なんだとは思います。

 

こんな感じでバカラのサインからガラスの質を解説させて頂きました。

バカラのグラスに興味を持って頂けましたらこちらを覗いてみてください。

 


きっとあなたのお気に入りのバカラが見つかると思いますよ!!

 


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