私たちが大切にしているのは、単なるモノの所有ではなく、その先にある「人生を彩る美のインフラ」です。 今回ご紹介するのは、アール・ヌーヴォーの巨匠エミール・ガレによる、高さ46.5cmという圧倒的な存在感を放つ山岳風景文の花瓶。ガレが自然界の深淵をガラスに封じ込めた、1910年頃の真作です。
ヴィンテージウォッチのムーブメントに刻まれた職人の鼓動を感じるように、この重厚なガラスに刻まれたアルプスの静寂を感じてください。
多層ガラスが織りなす「空気感」 複数の色ガラスを重ね合わせ、酸(酸化腐食彫り)で緻密に削り出すことで、アルプスの峻険な山脈と、その麓に広がる針葉樹林の奥行きを表現しています。手前から奥へと続く風景のグラデーションは、まるで霧が立ち込める早朝の山岳地帯に立っているかのような、圧倒的な臨場感をもたらします。
「光の魔術」が描く時間軸 この作品の真骨頂は、透過する光によってその表情を劇的に変える点にあります。自然光の下では清涼な空気を、暖色の照明の下では黄昏時の静寂を。500mlのペットボトルを遥かに凌ぐ46.5cmのスケール感も相まって、空間そのものを物語の舞台へと変えてしまいます。
ガレが愛した「自然の摂理」 植物学者でもあったガレは、単なる風景描写に留まらず、そこに自然の生命力と厳かな静寂を宿らせました。この花瓶を眺める時間は、日常の喧騒を離れ、自らの美学と向き合うための贅沢なひとときとなるでしょう。
「物語の続き」を託すにふさわしい、基本的良好な状態を保った個体です。
状態: 目立つ大きな欠け、割れ、傷なく基本的良好な状態です。
真作保証: 側面に「Gallé」のカメオ署名あり
サイズ: 高さ 約46.5cm
制作時期: 1910年頃(フランス・ナンシー)
一定金額以上のジュエリーは第三者機関を通して鑑定を行なっております
珍しく貴重な逸品を取り揃えております。大量仕入れは行わず一つ一つ厳選した商品のみ販売しておりますのでご安心ください。
一本一本に異なる魅力を持つからこそ、ゆっくりと時計に向き合っていただきたい。その想いから「予約制」とし、お客様だけの空間・時間をご用意しております。
形状によって出来ないものもございますが、リングのサイズを調整して頂くことが可能です。
現代の既製品にはない、手仕事ゆえのゆらぎや、経年変化による風合い。それらを「傷」ではなく「物語」として愛でる、豊かなライフスタイルの提案。
アンティークは、お客様が手にした瞬間から新しい歴史を刻み始めます。いつかまた誰かの手に渡る時まで、共に時を刻む喜びを分かち合いたいと考えております。