252 マルセル・ヴァスール＆シュナイダー　フレンチ・アール・デコ　シャンデリア　1925-30年

1925－1930年製造、マルセル・ヴァスール＆シュナイダー作フレンチ・アール・デコ・シャンデリアです。 精巧に作り込まれた錬鉄部分はパリの鍛冶職人マルセル・ヴァスール（Marcel Vasseur）によって、大きなカメオ・ガラスシェードはシュナイダーによって作られています。 （マルセル・ヴァスール（Marcel Vasseur）は、E. BrandtやR. Subesと同様に、パリに大規模な工房を構えていた職人。） カメオ・ガラスのシェードは2層のガラスからなっています。 ベージュと白がまだらに配された層の上にオレンジの外層が重ねられ、冷却後にオレンジ色の層にエッチングで装飾が施されています。 シェードには、"le verre français"（フランス製ガラス）、Berlingotのサインが刻まれています。 Berlingotとは、カルパントラ（Carpentras）という町で作られる伝統的なキャンディーのことです。 シュナイダーはサインを入れるにあたって、このかわいらしいBerlingotキャンディーをフレンチカラーで再現したのでしょう。 サイズ： 　高さ　70cm 　幅（シェード）38.5cm　（装飾込み）42.5cm 状態： 　シェード：欠けやヒビなどなく美品です。 　鉄部分：美しいアンティーク調の錆エイジング加工が施されています。