この作品はマイセン磁器ロココドール専門の造形家、オーガスト・リングラー (AUGUST RINGLER 1837年~1918年) によって、デザインされました。
彼はドイツのノエドリンゲン(Noerdlingen)工業学校で学び、その後、1856年~1904年まで、マイセン製作所を代表する一人として活躍しました。
オーガスト・リングラーはロココスタイルを初め、ケルビム(翼の生えた天使)、鳥のフィギュアや犬のフィギュアを中心にデザイン、製造していました。
左側に立っている若い男性は、隣にいる女性に言い寄っているようですが、女性の手のしぐさから見て取ると、彼女は恥ずかしそうに男性の行為を拒むような素振りをしているかのように見えます。
女性はエレガントなロココドレスを身につけ、頭には花で飾られた帽子をかぶっています。
女性のロココドレスは色鮮やかに細かく装飾されており、最高の職人技にてとても良く形付けられた、マイセンの美しいポーセリンフィギュアです。
こちらのフィギュアは、円形の土台に固定されています。
ベースは金色のロカイユ(貝殻,小石などのモチーフを特徴とするヨーロッパの 18~19世紀の装飾様式)によって装飾されていて、細部までとても丁寧に作られたこの作品はマイセンならではの、とても素晴らしい作品です。
書誌(Bibliography)BERGMANN 2010
マイセンフィギュア
モデル番号 A 100 bis Z 300
ページ 55
カタログ番号 94
この作品の原材料には白のポーセリンが使用され、すばらしい光沢仕上げ、そして最古の塗装技術を取り入れながら丁寧に塗装仕上げされた、とても優れた手作り陶器人形です。
こちらのフィギュアにはマイセンの双剣マーク(贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した2本の剣のトレードマークが1723年から用いられており、これは現在まで使われているトレードマークの中ではもっとも古くからあるものの一つである。なお、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化している)が記載されています。
その他に、モデル型番号 O 141 / 絵付師番号 37 と言う記載があります。
また、画家のサインも記載されています。
全体的に非常に綺麗な状態の品物です。
修復などの痕もなく、欠けやひび割れ、細かな線もありません。
こちらの製品は新品ではなく骨董品(アンティーク品)であることをご了承ください。
デザイン者: オーガスト・リングラー(AUGUST RINGLER 1837年~1918年)
製造窯: マイセン製作工場
寸法: 高さ 13.5cm
製造年: 1890年~1900年
一定金額以上のジュエリーは第三者機関を通して鑑定を行なっております
珍しく貴重な逸品を取り揃えております。大量仕入れは行わず一つ一つ厳選した商品のみ販売しておりますのでご安心ください。
一本一本に異なる魅力を持つからこそ、ゆっくりと時計に向き合っていただきたい。その想いから「予約制」とし、お客様だけの空間・時間をご用意しております。
形状によって出来ないものもございますが、リングのサイズを調整して頂くことが可能です。
現代の既製品にはない、手仕事ゆえのゆらぎや、経年変化による風合い。それらを「傷」ではなく「物語」として愛でる、豊かなライフスタイルの提案。
アンティークは、お客様が手にした瞬間から新しい歴史を刻み始めます。いつかまた誰かの手に渡る時まで、共に時を刻む喜びを分かち合いたいと考えております。