1922年より製造、ルネ・ラリックの3輪のダリア花の彫刻が施されたボックス”Trois Dahlias”です。
ルネ・ラリックが1922年に制作した連作”Trois Dahlias”(3輪のダリア)と”Six Dahlias”(6輪のダリア)の一点です。
ラリックは、ブルーの本体部分にガラス製のフタとほぼ同じサイズのボール紙製の市販品をあえて選びました。
その理由について彼は、ボール紙のものでなければ重すぎるし、ガラス製である意味がないと語っています。
実際に、1930年、ラリックは客の要望に応える形で”Six Dahlias”のオールガラスバージョンを再制作しました。
しかし、かねてから彼が言っていた通り、それは重すぎて実用性のないものとなってしまいました。
そのため、”Six Dahlias”の制作と販売は1933年で停止しています。
一方、一貫して同じ素材で制作し続けた”Trois Dahlias”は、1940年のカタログまで掲載されています。
しかし、どちらも第二次世界大戦以降は生産されていないため、非常に稀少な品だと言えるでしょう。
この”Trois Dahlias”は、オパール色の厚手のガラスで作られています。
緻密なモチーフはフタの内側から厚く彫り込まれているため、外側はフラットになっています。
ラリックがこの高度な技術を用いて制作したのは、この連作のみだと言われています。
2011年にフランスで刊行され、「ラリック・バイブル」とも呼ばれるMarcilhacブックの231ページにも掲載されています。
同書のキャプションによると、1937年のプライスリストを最後に再生産されなかったということです。
フタの外側に”R LALIQUE”のサインが刻まれています。
サイズ:
高さ 約5.5cm
直径 約21cm
状態:
ヒビや欠けなどなく美品です。
詳しくは写真をご参照ください。
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