０３０　アンティーク照明（テーブルランプ）: カリオン&ミューラー兄弟: 1925年アール・デコ調ランプ

【カリオン - ミューラー兄弟】

このアール・デコ調ランプは、ベルギー・ブリュッセルの有名な鍛冶屋フランソワ・カリオン(1884年～?) によるものです。鉄製の土台には” F.Carion”のサインが入っており、美しい色のシェードにはミューラー兄弟のサインがあります。

このランプはおよそ1925年に作られたと推測されます。

土台には15245と番号が当てられていて、それはしばしばカリオンのカタログに掲載されているモデルの番号だと考えられていますが、間違いです。

私は同じモデルで異なる番号が振られているものをいくつか所有していましたし、違う作品で同じ番号を持つものもありました。そして、それらの番号が注文番号であることを示すオリジナルの請求書も持っています。我々はまた” Belgium”の文字が彼の作品に刻まれているのを見かけることがあります。これらの作品は輸出するために製作され、私はこのマークが入った作品を主にアメリカで見つけました。カリオンはベルギー産の安くて薄いガラスを使った作品と、ミューラー兄弟またはシュナイダー兄弟の工房に注文した豪奢なガラスを使った作品の両方を製作していたようです。

このランプは素晴らしいコンディションを保っています。こちらでコードを新調し、ヨーロッパ式E27のソケットを付けてあります。もしご希望でしたら、US規格のcandelabraソケットに取り換えも可能です。(E27は日本のE26の電球で代替可能と言われていますがサイズが異なることをご確認ください。またUS規格はプラグの形が異なりますので、変換プラグが必要です。)

＜サイズ＞

高さ: 23.5cm

骨組みの長さ: 34cm