エミールガレの故郷 フランスに足を運んで花瓶を仕入れてきたレポート
こんにちは、妹尾です。
この記事では実際に自分がフランスまで足を運んで商品を仕入れてきた時のことをレポートしたものになります。
エミールガレはアールヌーボー、アール・デコ期に活躍したガラスの工芸家でありフランス出身で彼の作品は世界的にたくさんのコレクターがいます。
日本でもたくさんのコレクターがいらっしゃいます。
日本にもたくさんの作品がありますが、実際に現地に行かないと巡り会えないような作品もたくさんあります。
と質問を頂くことが良くあるのですが、フランスにいく理由はたくさんあります。
・現地でしか見つけることが出来ないアート作品を手にすることができる
・いろんなお店を回るのでたくさんの知り合いが出来る
・自分の知識の向上・真贋を見極める力が養われる
などがあります。
日本にもたくさんのガレの作品が流通はしてるのですが、実際のところ私の感覚では工房の作品が多いなぁという印象です。
工房の作品とは工房で作られた数がたくさん作られてる汎用品ということですね。
もちろんそのような作品も美しく綺麗なものが多いのですが、私のところで購入されるお客様がそのような作品よりも数が少ないアートの作品を求められる傾向が強いのでそういった需要も取り入れてフランスまで仕入れにいっています。
エミールガレを仕入れる時には、いろんなショップを巡ってそこで出会った素晴らしい作品を仕入れるようにしています。
今回の旅では、特に初期作品とランプを中心に仕入れるようにしてましたのでその辺の写真ばかりになっています。
エミールガレの初期作品 水辺の風景の水差しになります。
エナメル作品はガレが初期の頃に使ってた技法であり数が非常に少ないことでも有名ですよね。
そして、上の作品は普通の花瓶ではなく水差しの形をしている花瓶になっているとても珍しい花瓶なんですよ。
こちらは左側が蝉、右側がカマキリが描かれているフラコンになります。
ガレは昆虫シシリーズの作品をたくさん残してて、その中でも特に人気のある蝉とカマキリですね。
蝉、カマキリ共に可愛らしい絵付けになっています。
こちらはガレの作品でも珍しい深海を泳ぐ魚群になります。
鼈甲色のエナメルガラスに魚が泳いでる風景が描かれています。
こちらの作品はジャポニズムの紋様を取り入れてる作品になります。
ガレは日本からも大きな影響を受けてるんですね。
こちらはガレの作品の中でも有名な自然主義シリーズになっています。
野草文花瓶になります。
こちらのデザインの作品はエナメルガラスを使ってた時代の工房作品になります。
ですので、工房生産の先がけのものです。
まだ手探りで工房生産をしていたため数は少なく工房作品と言えど希少価値の高いものになります。
こちらの作品はビュルグン・シュヴィーラー工場の作品で、emile galleとフルネームで書かれています。
また、デポゼ(depose)と記入されているものが多いのも特徴です。
※デポゼ=意匠登録済のこと
オレンジの方が木の実が描かれてるランプ。
赤い方が桜が描かれてるランプになりますね。
ガレのランプの作品はその商品自体が非常に少なく、日本でもほとんど流通してないのが現状なんです。
ですので、この2つのランプは即購入しました。
ガレのランプをお探しの方はこちらから
こちらは昆虫シリーズのトンボになりますね。
トンボのエナメル花瓶のほとんどは、花瓶の側面に1匹描かれてるものなのですがこちらは側面に2匹描かれてるとても珍しい作品になります。
ガレの食器シリーズの中でもとても珍しいピンクのガラスを使った作品です。
こちらは朱雀が描かれてるリキュールセットになります。
ガレはイスラム模様も作品の中に取り入れており、こちらのデカンタはアラベスクスタイルの形になっていますね。
こちらもガレの初期作品で、花が立体的に描かれてるボックスになります。
全部の作品がガレの中でもとても珍しい作品で、なかなか目にすることが出来ませんが実際にこういった商品を仕入れるためにフランスに行ってます。
そして、お客様のお探しの商品が見つかった時には本当によかったなぁという気持ちになります。
まだまだガレのことについて学ぶことがたくさんありますが、今後も現地に足を運んでいいものを仕入れて、納得してもらえる商品を提供できるようにしていきます。
この記事では実際に自分がフランスまで足を運んで商品を仕入れてきた時のことをレポートしたものになります。
エミールガレはアールヌーボー、アール・デコ期に活躍したガラスの工芸家でありフランス出身で彼の作品は世界的にたくさんのコレクターがいます。
日本でもたくさんのコレクターがいらっしゃいます。
日本にもたくさんの作品がありますが、実際に現地に行かないと巡り会えないような作品もたくさんあります。
フランスまで行ってエミールガレの作品を仕入れる理由は?
フランスまで行く理由は何があるんですか?と質問を頂くことが良くあるのですが、フランスにいく理由はたくさんあります。
・現地でしか見つけることが出来ないアート作品を手にすることができる
・いろんなお店を回るのでたくさんの知り合いが出来る
・自分の知識の向上・真贋を見極める力が養われる
などがあります。
日本にもたくさんのガレの作品が流通はしてるのですが、実際のところ私の感覚では工房の作品が多いなぁという印象です。
工房の作品とは工房で作られた数がたくさん作られてる汎用品ということですね。
もちろんそのような作品も美しく綺麗なものが多いのですが、私のところで購入されるお客様がそのような作品よりも数が少ないアートの作品を求められる傾向が強いのでそういった需要も取り入れてフランスまで仕入れにいっています。
エミールガレの仕入れレポート
エミールガレを仕入れる時には、いろんなショップを巡ってそこで出会った素晴らしい作品を仕入れるようにしています。
今回の旅では、特に初期作品とランプを中心に仕入れるようにしてましたのでその辺の写真ばかりになっています。
エミールガレの初期作品 水辺の風景の水差しになります。
エナメル作品はガレが初期の頃に使ってた技法であり数が非常に少ないことでも有名ですよね。
そして、上の作品は普通の花瓶ではなく水差しの形をしている花瓶になっているとても珍しい花瓶なんですよ。
こちらは左側が蝉、右側がカマキリが描かれているフラコンになります。
ガレは昆虫シシリーズの作品をたくさん残してて、その中でも特に人気のある蝉とカマキリですね。
蝉、カマキリ共に可愛らしい絵付けになっています。
こちらはガレの作品でも珍しい深海を泳ぐ魚群になります。
鼈甲色のエナメルガラスに魚が泳いでる風景が描かれています。
こちらの作品はジャポニズムの紋様を取り入れてる作品になります。
ガレは日本からも大きな影響を受けてるんですね。
こちらはガレの作品の中でも有名な自然主義シリーズになっています。
野草文花瓶になります。
こちらのデザインの作品はエナメルガラスを使ってた時代の工房作品になります。
ですので、工房生産の先がけのものです。
まだ手探りで工房生産をしていたため数は少なく工房作品と言えど希少価値の高いものになります。
こちらの作品はビュルグン・シュヴィーラー工場の作品で、emile galleとフルネームで書かれています。
また、デポゼ(depose)と記入されているものが多いのも特徴です。
※デポゼ=意匠登録済のこと
オレンジの方が木の実が描かれてるランプ。
赤い方が桜が描かれてるランプになりますね。
ガレのランプの作品はその商品自体が非常に少なく、日本でもほとんど流通してないのが現状なんです。
ですので、この2つのランプは即購入しました。
ガレのランプをお探しの方はこちらから
こちらは昆虫シリーズのトンボになりますね。
トンボのエナメル花瓶のほとんどは、花瓶の側面に1匹描かれてるものなのですがこちらは側面に2匹描かれてるとても珍しい作品になります。
ガレの食器シリーズの中でもとても珍しいピンクのガラスを使った作品です。
こちらは朱雀が描かれてるリキュールセットになります。
ガレはイスラム模様も作品の中に取り入れており、こちらのデカンタはアラベスクスタイルの形になっていますね。
こちらもガレの初期作品で、花が立体的に描かれてるボックスになります。
こちらは日本菊の花瓶になります。
この作品は高島北海という日本人からのインスピレーションを受けて作った作品なんです。
日本でもフランスでもほとんど知られてませんが、ガレがガラス工芸に力を入れていた1885年に日本から単身で、高島北海がきました。
ガレは高島を介して日本美術に関する自分の知識を向上させるのと同時に、その理解を深めて行ったのです。
この日本菊の作品はガレがジャポニズムを作り出した最初のテーマとも言えますね。
まとめ
ガレの作品を色々載せさせて頂きました。全部の作品がガレの中でもとても珍しい作品で、なかなか目にすることが出来ませんが実際にこういった商品を仕入れるためにフランスに行ってます。
そして、お客様のお探しの商品が見つかった時には本当によかったなぁという気持ちになります。
まだまだガレのことについて学ぶことがたくさんありますが、今後も現地に足を運んでいいものを仕入れて、納得してもらえる商品を提供できるようにしていきます。