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ガブリエル・アルジー・ルソーの歴史とアートグラス
※アルジールソーの肖像画
ガブリエル・アルジー・ルソー(Gabriel Argy-Rousseau)は1914年から1937年にかけて、パート・ド・ヴェールと呼ばれるアートグラスの手法を用いた素晴らしい作品の数々を制作しました。
これまでにアルジー・ルソーによる200から300のデザインが記録に残されており、合計で1万5千から2万のアートグラスを制作したとされています。
この数は同じ時期に活躍したエミールガレやドーム兄弟と比較すると比較的少数であり、彼の作品のいくつかは今日では非常に希少なものになっています。
しかし、アルジー・ルソーはただ工房でアートグラスを製作していただけではありません。
実際には、時に20人もの従業員を抱える大規模な生産体制を敷いていました。
アルジー・ルソーのアートグラスは、ヨーロッパ全土、米国、ラテンアメリカ、さらには北アフリカでも販売されていました。
彼のアートグラスが現在、世界中で見られるのは、この広範囲にわたる独自の販売網のおかげでもあります。
アルジー・ルソーの特異性は大きく2つあげられます。
まず、彼の作品は当時のガラスメーカーが製造していたものとは、まったく異なりました。
次に、他の人達が彼と同じ手法を試し始めた中で、一貫してより魅力的でより優れたものを作ることができたのは、アルジー・ルソーの他にいませんでした。
つまり、アルジー・ルソーはこうしたアートグラスのスタイルを作り上げた最初の人物であるだけでなく、最高の人物でもあったのです。
これは芸術分野ではめったに達成されない偉業と言えるでしょう。
以下は、ガブリエル・アルジー・ルソーと彼の人生の業績です。
1885年 – フランスのメレ・ル・ヴィダムに生まれる
1902年 – エコール・ド・サーブ(Ecole de Sevres)に入学
1906年 – 工学の学位を取得し、エコール・ド・サーブを卒業
1913年 – マリアンヌ・アルギリアデスと結婚
1914年 – 最初のスタジオを開き、オリジナルのアートグラスを展示
1921年 – グスタフ・モーザー・ミロットと会社を設立し、アートグラスを販売
1923年 – この頃の作品がアルジー・ルソーの最高傑作とされている
1931年 – モーザー・ミロットがアージ・ルソーの事業を売却
1932年 – 新しいガラス製造事業を開始
1937年 – ほとんど失敗に終わったガラス製造事業をたたむ
1953年 – アルジー・ルソー死去
ガブリエル・アルジー・ルソーのサイン(刻印)
こちらはアルジールソーのサインになります。
全てのアールヌーボー作品に言えることですが、本物のサインを理解しておくことほど重要なことはありません。
ですが、ルソーの作品の場合はサインはもちろんのこと作風まで理解しておくことが重要になります。
前述したように、アルジー・ルソーの作品は実際には再生産されていません。
エミールガレやドーム兄弟、ルネラリックと違って偽物がほとんどありません。(マイナーすぎて偽物を作る業者もルソーの存在すら知らないのだと思います)
したがって、G. Argy-Rousseauと刻印されているものを見つけて、それが彼の作品のように見える場合は、本物のアルジー・ルソーの作品である可能性が非常に高くなります。
アルジー・ルソーのランプ
アルジー・ルソーのランプの世界は非常に奥が深く、魅力的なジャンルです。
ですが、熟練したディーラーの指導なしに、コレクターがいきなり挑戦すべき領域ではないと言えるでしょう。
また、基本的に簡単に手に入るものではないからです。
注意しておくべきポイントを2つまとめております。
1) ランプは、状態に問題がある場合がほとんどです。
キャビネットやマントルに安全に収納でき、何十年も元の状態を保つことができる花瓶とは異なり、ほとんどのランプは実際に日常生活の中で使われていました。
ランプは棚の中に保管されることはなく、倒されることもよくあります。
何も問題のないランプを見つけるよりも、修理を行ったものに遭遇する確率の方がはるかに高いと言えます。
2) 今日ランプとされているすべてのアイテムが同じ製法で作られたわけではありません。
古いボトルをランプに変えることが10年前に流行したように、人々が花瓶をランプに変えた時代がありました。
この手法には、金属製のキャップをリムの周りに (通常は接着剤で) 取り付け、配線を通すためにベースに穴をあける作業が含まれていました。
ランプとして変換された花瓶は真のランプではなく、そのように評価されるべきではありません。
上記の 2つの理由から、一見同じ見える2つのランプが全く異なる価格になる可能性があります。
オリジナルの状態のアルジー・ルソーのランプは大変希少で、300万円程度で販売されています。
花瓶がランプに交換されたランプは、その商品(花瓶の希少性とデザイン)の価値によって判断されます。
アルジー・ルソーの作品一覧
それではここからは、そんな素晴らしい作品を世の中に残してきたアルジールソーの作品を見て行きましょう。
アルジー・ルソー アネモネボウル
これは、アネモネボウルと呼ばれる非常に魅力的なアルジー・ルソーのボウルです。
非常に暗い色をしているにもかかわらず、実際には明るく活気に満ちたイメージです。
このボウルは1920年に初めてデザインされ、販売されました。
アートグラスはそれぞれ色が異なっている可能性があることに注意してください。
スタイルも若干異なる場合があり、細部まで完全に一致する作品はありません。
寸法: 高さ7.7 cm
アンジー・ルソー アルペンアザミボウル
このボウルの花の装飾は、アルペンに咲くアザミであると思われます。
松ぼっくり、パイナップル、あるいはラズベリーを表しているとも言われています。
アザミがボウルの上縁を一周していることを連想させる、円形のメダリオンが並んでいます。
アンジー・ルソーは、1922年にこのボウルを最初にデザインしました。
寸法:高さ9.7cm
アンジー・ルソー プロジェクションボウル
このタイプのボウルは1935年に製造されました。
このころ、アルジー・ルソーの芸術家としてのキャリアは終わりに近づいていました。
この作品自体には何の問題もありませんが、売ることが難しい品です。
ルソーを集める人々は、もっと興味を惹かれるアートグラスを探しているからです。
この作品は三段階の色付きガラスが使われているだけで、他に大きな特徴はありません。
寸法:直径13cm
アルジー・ルソー ブラックベリーコンポート
このボウルは、1914年にアンジー・ルソーによって最初にデザインされました。
ボウルの色はライトブラウンとダークパープルで、外側にはいくつかのブラックベリーが浮き彫りになっています。
これは初期の作品であり、すべてのデザインを収集しようとしているルソーの専門家にとっては、魅力があるものだと言えるでしょう。
寸法:高さ4cm
アルジー・ルソー 広葉樹ボウル
これはアルジー・ルソーが初期に設計したボウルの1つで、1914年にさかのぼります。
彼が後に作ったより人気のあるアートグラスよりも、はるかに暗い色になっています。
このボウルには、ほぼ不透明な白と灰色のガラスが使用されており、オレンジ、赤、茶色、緑の葉が描かれています。
寸法:高さ4.2cm
アルジー・ルソー バタフライボウル
公式記録によると、アルジー・ルソーがこのボウルを最初にデザインおよび製造したのは1915年とされています。
これはおそらく、アルジー・ルソーの手による作品としてすぐにわかる彼の最初のボウルです。
主な部分には、明るい不透明なガラスが使われています。
蝶の翼と胸に隆起が見られるなど、モチーフに見事なディテールが施されています。
また、色とレイヤーの混ざり具合が非常に素晴らしいです。
寸法:高さ7.6cm
アルジー・ルソー セレスボウル
ローマ神話に精通している人なら、これがセレスボウルと呼ばれる理由をすぐに理解できるでしょう。
この作品のモチーフは、地面から成長している黄色い穀物(小麦)の茎を表しています。
セレスはローマの農業の女神でした。
赤、オレンジ、紫の組み合わせにより、とても暖かいイメージのアートグラスになります。
アンジー・ルソーは、1926年にこの作品をデザインし、初めて販売しました。
寸法:高さ8cm
アルジー・ルソー ヤグルマギクボックス
これは、ほとんどすべてのアートグラスコレクターが気に入る、評価の高い蓋つき小物入れです。
青、黒、赤に彩られたヤグルマギクで飾られており、全体は薄緑と紫でまだらになっています。
これは1920年に作られ、アンジー・ルソーの作品としては比較的初期のものですが、彼の後のより人気のあるアートグラス作品にみられる魅力と活気のすべてを備えています。
寸法:高さ7.2cm
アルジー・ルソー ダンサーボウル
これは典型的なパート・ド・ヴェールのアートグラスです。
このボウルは、踊っているバレリーナを表しています。
バレリーナの姿は、ボウルの周りに4回描かれています。
緑色のガラスの、レリーフトリムがボウルの縁の縁をぐるりと囲んでいます。
これはおそらく、アンジー・ルソーが人をモチーフにした最初のボウルです。
記録によると、このボウルは1920年に作られました。
寸法:高さ5.8cm
アルジー・ルソー イーグルコンポート
フランスのアートグラスに、このようなユニークなアメリカの鳥が描かれているのを見るのはまれです。
翼を広げて見せている大きな鳥はワシです。
ボウルの上部と足の下部の両方に、赤と青の花の縁取りが施されています。
茶色と暗めの色調は一部のコレクターの心には響きませんが、ワシのモチーフは一部の人にはより魅力的なものになる可能性があります。
このボウルは1922年に最初に販売されました。
寸法:高さ16cm
アルジー・ルソー 花と葉のボックス
これは非常に魅力的な蓋つき小物入れです。
豊かな茶色と深いディテールは、この時期に作られたフランスのアートグラスに典型的なものです。
この小物入れは、1923年にアルジー・ルソーによって作成されました。
蓋には赤い花が描かれ、箱の底には丸まった羽が表されているように見えます。
寸法:直径13.5cm
アルジー・ルソー 花とトライアングルのボウル
これは確かにアルジー・ルソーによって作られた、より抽象的な花瓶(ボウル)の1つです。
彼は通常、特定の動植物をテーマとして選びました。
ただし、この作品はすぐには動物なのか植物なのか認識できません。
しかし、配色はそれほど奇抜ではありません。
彼は頻繁に黄色と茶色を使用したからです。
このデザインは、1927年に最初に使用されました。
寸法:高さ13cm
アルジー・ルソー 足つきファセットボウル
正直なところこの作品の魅力は、Argy-Rousseauと刻印されていることだけです。
他にはあまり際立った部分はありません。
アルジー・ルソーとしては、この作品は最も劣ったものであると見なされるでしょう。
このデザインには特徴がなく、彼がアートグラスの製造をやめるわずか2年前の1935年に最初に採用されました。
寸法:高さ15.8cm
アルジー・ルソー 取っ手・足つきボウル
これは非常に珍しいアートグラスです。
アルジー・ルソーはめったに取っ手のついた作品を作りませんでした。
解釈はさまざまですが、シダの葉やある種の触手でさえあるように見えます。
この作品はすべてのコレクターを対象としているものではありませんが、完璧な逸品です。
その煙のような琥珀色を好む人はたくさんいるでしょう。
このデザインは1927年に最初に作成されました。
寸法:幅21cm
アルジー・ルソー フルーツボックス
この蓋つき小物入れのフルーツという名前にはあまり意味がなく、果実はほとんど見受けられません。
一群の緑の花には、車輪のスポークのような6つの長い青い葉が描かれているように見えます。
この作品は、アルジー・ルソーが好んで頻繁に使用した、伝統的な紫色がふんだんに使われています。
この蓋つき小物入れは1924年に最初にデザインされ販売されました。
寸法:直径11cm
アルジー・ルソー 花冠コンポート
これはアルジー・ルソーの作品の中では、かなり大きな部類のアートグラスボウルです。
その大きさが、この作品の最大の魅力です。
ルソーの作品にしては、シンプルなデザインなので、応接間などの広い空間に飾って頂くことで、こちらの商品はより一層際立ってくれると思います。
この作品はもともと1925年にデザインされ販売されました。
寸法:直径25cm
アルジー・ルソー ガゼルと花のボウル
これはアルジー・ルソーによって作られた、最後の素晴らしいボウルの1つであると言えるでしょう。
このボウルは1928年に最初に販売されましたが、その後の彼の作品のほとんどは明らかに面白みに欠け、人気がありませんでした。
生い茂るオレンジ色の花や、果物の間を駆け抜けるガゼルがモチーフになっており、色と動きのどちらも壮観です。
寸法:高さ9.2cm
アルジー・ルソー 飛ぶ鳥のボウル
この飛ぶ鳥のボウルには、繊細にデザインされたアールデコ調のガチョウを描かれています。
この作品は、素晴らしい紫色をしています。
これは、アルジー・ルソーの作品の中では比較的小さなアートグラスの1つで、1930年に最初に販売されました。
寸法:高さ9cm
アルジー・ルソー ひょうたんボウル
このボウルは、非常に独特の芸術および工芸的イメージを持っています。
真っすぐな縁取りには緑の背景に紫の葉が施され、黄色のカボチャがモチーフとなっています。
全体的な色としては、多くのアルジー・ルソーの作品に頻繁にみられる紫色が使用されています。
このボウルは1922年に最初にデザインされ販売されました。
寸法:高さ10cm
アルジー・ルソー グレープボウル
このボウルは、非常に珍しい色の組み合わせをしています。
アルジー・ルソーは紫と黄色を多用しましたが、2つを混ぜることはめったにありませんでした。
コレクターは、このボウルのようにたくさんの色とさまざまなデザインが見られる作品を好みます。
この作品は1926年に最初にデザインされ販売されました。
寸法:高さ9cm
アルジー・ルソー ヒエログリフボウル
1920年代のデザインが、古代エジプトの文化の影響を受けることは珍しくありませんでした。
この小さな花瓶(ボウル)には、象形文字が表されています。
これは一部のコレクターには暗すぎると思われるかもしれませんが、ある条件の照明のもとでは非常に美しく映えます。
アルジー・ルソーは、1927年にこのボウルを最初にデザインし、販売しました。
寸法:高さ16cm
アルジー・ルソー ハンティングボウル
このボウルはハンターから逃げる鹿が描かれているように見えます。
輪郭のある縁取りが、このボウルの興味深い特徴の1つとなっています。
もちろん、アージー・ルソーのアートグラスの魅力である紫色が非常に美しいです。
この作品は1925年に最初に作られました。
寸法:直径10cm
アルジー・ルソー アジサイボックス
このような美しい芸術作品を見ると、1921年に作られたとは信じがたいことがあります。
細部が非常に鮮明な赤いアジサイは、まるで摘むことができるかのように、また実際に露に濡れているかのように見えます。
この蓋つき小物入れは、アルジー・ルソーのこの分野の作品のコレクターなら誰でも強く惹きつけられるでしょう。
寸法:直径10cm
アルジー・ルソー アイビーボウル
このボウルは1919年の作品で、アルジー・ルソーのほとんどの他の作品と比較して非常に色調が暗いです。
見てわかる通り、ツタは緑色ではなく濃い紫色であり、花の最も高い点にのみ緑色が使用されています。
この作品ように、ボウルの下側に刻印が見つかることもあります。
寸法:高さ8.9cm
アルジー・ルソー リーフブーケコンポート
このボウルで最も目を惹く特徴は、深い彫刻が施された足の部分です。
アルジー・ルソーは自然にインスピレーションを得たデザインをたくさん作りましたが、ほとんどのコレクターは葉だけのモチーフには興味を持ちません。
これはたまたまアルジー・ルソーによって生産された最大のボウルの1つとなっています。
この作品は1925年に最初に販売されました。
寸法:直径26cm
アルジー・ルソー リーフモチーフボウル
これは、アルジー・ルソーによって作られた最小のボウルの1つです。
デザインはかなりシンプルで、咲きかけの花と葉を表しているだけです。
色は非常に暗いですが、赤、紫、青の豊かな色合いがはっきりと見受けられます。
この作品は、1925年にアルジー・ルソーによって最初に設計および製造されました。
寸法:高さ8cm
アルジー・ルソー 苔のボウル
これは端正な小さなボウルで、実際に見えているよりデザインが単純化されています。
地衣類、別名、木に見られる薄片状の淡い苔が、ボウルの縁の周りを取り巻いているのが見受けられます。
モチーフは濃い紫の色合いで描かれており、本体は薄茶色です。
アルジー・ルソーは、1919年にこのアートグラスを最初にデザインし製造しました。
寸法:高さ8.2cm
アルジー・ルソー ロータスボウル
この小さなボウル(または花瓶)は、アルジー・ルソーの作品の中では他にないほど明るい色をしています。
また、ハンドルが3つあるという点でもかなりユニークです。
アルジー・ルソーのアートグラスには、装飾用の取っ手がつけられたものはほとんどありません。
このボウルは、1924年に最初にデザインされ製造されました。
寸法:高さ11.5cm
アルジー・ルソー マスクと羽のボウル
これはアルジー・ルソーのアートグラスの中でも、はるかに時代の先を行く作品です。
多くの人がこれを見て、おそらく1930年代以降に作られたものだと思うかもしれませんが、実際には1925年に最初に販売されました。
技術的にはパート・ド・ヴェールの手法を用いていますが、多くの他のパート・ド・ヴェールほど重さを感じません。
寸法:高さ14cm
アルジー・ルソー マスクボックス
これは一般的にはマスクボックスと呼ばれますが、それより顔、肖像画、またはヘッドボックスという名の方がふさわしいように思えます。
ふたの中央には、あごひげを生やした男性の顔が写っており、箱の底はツタの葉で飾られています。
アルジー・ルソーは、1923年にこの蓋つき小物入れを最初にデザインしました。
寸法:直径15.5cm
アルジー・ルソー パピルスボックス
小さな小物入れが、より大きな花瓶に匹敵する魅力を持つ場合があります。
この紫と赤のパピルスボックスは、それだけ十分な人気があります。
このデザインは花瓶でも使用されていることが、他の作品のウェブサイトを見てもわかるでしょう。
このことから、これは入手可能な中で最高のアルジー・ルソーの手による小物入れの1つになります。
この作品は1924年に最初に作られました。
寸法:直径8cm
アルジー・ルソー モリバトのボウル
このアルジー・ルソーのボウルは、1933年に最初に製造されました。
これは、彼の晩年に作られた興味深いデザインの1つです。
白い鳥(ヤマバト)が降り立つ、または飛び立つ準備ができているかのように見えます。
見た目はきれいですが、アルジー・ルソーの真骨頂と比べるとまだ道の途中といった作品です。
寸法:直径14cm
アルジー・ルソー ボディパウダーボックス
刻印がなければ、おそらくほとんどの人はこの蓋つき小物入れをアルジー・ルソーの作品として認識しないでしょう。
薄茶色のベースに、白、茶色、黄色の3つの異なる色で描かれた葉が表されています。
この作品は1920年に最初に作られました。
寸法:直径9.5cm
アルジー・ルソー ウサギのボウル
これはかわいい、小さなうさぎのボウルです。
「静けさのボウル」と呼ばれていますが、ほとんどのコレクターはこれをウサギまたはバニーの花瓶と呼んでいます。
この作品は、1932年にアルジー・ルソーによって最初に製造および販売されました。
寸法:高さ9cm
アルジー・ルソー 赤いツタのコンポート
このボウルは赤い葉のために、一見ポインセチアで飾られていると思われるかもしれません。
しかし、実際には赤と紫で表されたツタの葉です。
ボウル自体には足が付いていて、色がとても暗いことを考慮すると非常に魅力的です。
このボウルは1919年に最初に作られたもので、目を止める価値があります。
寸法:高さ10cm
アルジー・ルソー ローズボックス
バラは、20世紀初頭のすべてのアートグラスで根強い人気のあるデザインです。
このような小さな蓋つき小物入れは、花瓶と同等の金額で手に入ることはまずありませんが、十分な注目を集めるはずです。
小物入れの蓋の中央には一輪のバラが描かれており、ベースの部分はバラが一周しています。
アルジー・ルソーは、1921年にこの小物入れを最初にデザインしました。
寸法:直径8cm
アルジー・ルソー 巻模様とひし形のボウル
深海を表現しているのか、詳細については不明です。
このボウルがフランスで最も重要なガラスメーカーの1つによって作られたことを考えれば、おそらく注目に値するはずです。
アルジー・ルソーは1927年にこの作品をデザインしました。
寸法:高さ18.5cm
アルジー・ルソー 小さな葉っぱのボウル
この小さなボウルは、カエデの葉のように見える葉のモチーフが表されています。
葉は茶色、赤、オレンジ、黄色で、明らかに秋からイメージを得ています。
これは、1914年にアルジー・ルソーによって最初に作られた非常に初期の作品の一つです。
寸法:高さ4cm
アルジー・ルソー 小さなバラのボウル
アルジー・ルソーは、1921年にこのボウルをデザイン製造しました。
バラと思われる花の部分には透明なガラスが多く使用され、ほんの少しだけ色が付けられているところが興味深いです。
このバラのモチーフは縦方向に配置されています。
寸法:高さ7.5cm
アルジー・ルソー スピアヘッドボウル
このアルジー・ルソーの作品には、アールデコの影響が感じられます。
幾何学模様が、ボウル全体を取り巻いています。
これはスピアヘッドボウルと呼ばれ、作者がアメリカ南西部を代表する色のガラスを使用したことは明らかです。
この作品は1930年に最初に販売されました。
寸法:直径20cm
アルジー・ルソー リスのボウル
4つの方向から、四角の小窓にリスが描かれております。
ランダムに花、鳥、動物が描かれたアートグラスは、アルジー・ルソーの愛好家ではない人にもアピールする場合があります。
このリスのボウルは1932年に最初にデザインされました。
寸法:直径11cm
アルジー・ルソー スターボウル
このスターボウルと呼ばれているアルジー・ルソーの作品の色に、誰もが惹きつけられるはずです。
この作品のモチーフは、青い中心を持つ紫色の3つの星の集まりを表しています。
小さな緑色の星は、上部の縁の周りの低い部分に埋めこまれています。
このボウルは1924年に最初に販売されました。
寸法:高さ11.5cm