ブライトリング　Breitling　プレミエ　

ブライトリング　プレミエ　1940年代に起源する新しいコレクション

ブライトリングが新しいコレクションを発表するにあたって、スイスでも無く、主要な見本市でも無く、選ばれたジャーナリストやインフルエンサー達が集うロンドンで行われたサミット的なイベントを選んだのは、新たな時代の象徴とも言えるでしょう。

このイベントで最も重要な発表は、ブライトリングの歴史を知っている人にはおなじみのモデル、プレミエの復活でした。

元々、プレミエは世界が戦争状態にあった1940年代に初めて発表されました。

1940年代のブライトリングは、回転計算尺を最初に採用した1942年発売のクロノマットに代表されるような、技術面を前面に押し出したスタイルが知られていました。

しかし、その1年後ブライトリングはそれまでのイメージを覆す、クロノグラフを備えたエレガントでドレッシーの時計を開発することを決めました。

それまでの時計と同様に反磁性、耐衝撃性と防水性に優れたケースを持採用していたものの、クロノマットがパイロット専用にデザインされていたように、この新しい時計は地上で楽しむために特別にデザインされた時計であったことに間違いありません。

当時ブライトリングは軍隊にパイロット専用の時計や計器時計等を供給していましたが、戦争に縁のない民間人に向けて、当時の恐怖を忘れられるような優雅な時計を提案したのがプレミエ・シリーズでした。

クロノグラフの中でも、型番B01 42はコレクションの目玉商品であり、ブライトリング社製B01クロノグラフキャリバーを使用しています。

このモデルの直径42mmのステンレス製のケースは、ダークブルーかシルバーの２種類のダイアルから選べました。

ベルト部分は、アリゲーターレザー、ヌバックストラップ、ステンレス製ブレスレットの３種類ののバリエーションが存在しました。

別の42mmプレミアクロノグラフには、クロノグラフカウンターの配置が異なるキャリバー13が装備されています。

プレミエ・クロノグラフにはもう一つ42mmケースのモデルがあり、そちらはクロノグラフカウンターの配置が異なるキャリバー13のムーブメントが装備されています。

そしてこの新しいコレクションには、初のベントレーモデルも含まれています。



ブライトリング・フォー・ベントレー・コレクションとしての生産を終了し、新しいベントレーモデルのすべてが既存のブライトリングのコレクションに組み込まれる形式になると発表されました。

ブライトリング・プレミアB01クロノグラフ42ベントレーを挙げて見ると、これまでのベントレーモデルの設計思想からの大きく決裂していました。これまでの様に、ベゼルに施された特徴的なローレット加工は見られません。

しかし、素晴らしいモスグリーンのダイアルと、緑の革のストラップは、ベントレーファンで無くとも魅了されてしまします。

ブライトリング・プレミエシリーズ・トップ３

プレミエオートマチック　40　チャコールグレー・ダイアル）

　（

クールなチャコールグレーのダイアルと、ブラウンのワニ革のベルトの組み合わせは、間違いなく初代プレミアの美しさを受け継いでいます。

ブルーのダイアルにスチール製のブレスレット、そしてシルバーのダイヤルとブラックのレザーストラップと言うバリエーションも存在します。

ETA 2895-2をベースにしたキャリバーB37を搭載し、100m防水です。

40mmケースは現代のトレンドに合いつつも、ヴィンテージの魅力を残したサイズです。外側の秒針リングは、オリジナルのモデルに採用されていた速度機を思わせ、エレガントながらも毎日使いにぴったりな時計です。

プレミエB01クロノグラフ42（パンダ・ダイアル）



マルチステップ・ベゼル、ケースと一体化したプッシャー、42mmのケース、手首にしっくりと収まるよう角度が調整されたラグまで、すべてのプロポーションが完璧な時計です。

美しくレイアウトされたダイアルは、クロノグラフ・インダイアルと速度機機能が特徴で、非常に読みやすくなっています。

ムーブメントはチューダーと共同で開発した自社製のブライトリング・キャリバー01を使用しています。

プレミエ　オートマチック　デイデイト40



12時部分に曜日を始めて表示したのは、ロレックスのデイデイト・プレジデントだったようです。

バランスの取れた強めのインデックスのデザインにより、日付ウィンドウがあってもダイアル部分が重く感じられず、日付も目立たないが読みやすい絶妙なサイズです。

ブラックのダイアルとスチール製７連タイプのブレスレットは、通常のスポーツウォッチよりもエッジが効いて洗練された男らしさを感じさせます。