フランスのガラス工芸家 ロブジェ(Robj)の素晴らしきランプのご紹介
ロブジェ 1925-30年アール・デコ様式パフュームバーナーナイトランプ - 錬鉄時代に鋳造されたもの
1925-30年頃フランス製アール・デコ様式パフュームランプの作品です。
ロブジェ(ことジーン・ボーン)作の高品質な錬鉄製の作品です。
美しい色合いのシェードを支える鍛鉄の台座にはロブジェパリのサインがあります。
現代になり見直された工芸家なのでロブジェに関する詳細な歴史が残ってないことがとても残念なことと言えます。
ロブジェは自身の作品をデザインすることは出来たのですが制作することが出来ませんでした。
そのため、ビジネスパートナーのルシエン・ウィルメッツが引き連れた陶芸家や職人に作品作りを委託しました。
それらの作品はガラス製品だけに止まらず、数百点もの磁器製のパフュームバーナー、ボトル、人形、タバコポットが作られました。
同様に、ガラス製のシェードと鍛鉄の台座を持つナイトランプやパフュームランプも作られました。
特にそれらのガラス製品のランプは芸術性、デザイン性ともに最高級のものになっており現代では世界的に再度見直されている素晴らしいガラス工芸家なのです。
鍛鉄の台座は左右非対称に作られており、水平な状態にするために少しシェードを回転させる必要があります。
ランプの高さは13,4cmです。
アメリカのソケットで2極プラグとなっています。
ヨーロッパ用にE14ソケットを付けることも可能です。
もしご希望であれば古いB15差し込みソケットに取り換えることも可能です。
もちろん日本で使用できるコードに変更することも出来ます。
ロブジェ社パフュームランプ - 貴重なピンク色のクリスタルに施された裸体画のアール・デコ
この珍しいパフュームランプは1930年代フランスのロブジェが作ったものです。
3面のピンク色をしたクリスタルのシェードにはそれぞれのガラス面に異なる裸体の女性が装飾されており、幻想的な光を灯すように吹き抜けとなっていいます。
ランプの高さは14cmです。
画像を見て頂ければ分かる通り鉄製の土台とガラスの両方にロブジェパリのサインがあります。
この作品はロブジェの先進的な作品の中でも傑出しています。