壁面をアート空間にするウォールランプを紹介します
西洋をお手本に壁面を飾るウォールランプ
もともと日本の文化には壁面にランプを飾るという習慣がありませんでした。
ロウソクや行灯で灯りをとっていた日本人が、電気を生活に取り入れたのも
室内を明るくするためで、アンティークランプにあるような雰囲気を得るためではありません。
まして、壁面を飾って楽しむという発想は馴染みがあまりありません。
ここはぜひ西洋をお手本に壁面を飾ることを楽しみたいですね。
さりげないランプ使いがとても素敵です。
飾ることを楽しむことが上手な先人たちのアンティークウォールランプの魅力を
うまく利用して空間を演出しましょう。
きっと満足できる空間が浮かび上がってくるはずです。
趣のあるアンティークのウォールランプは、壁面に飾ることで彩りを増します。
憧れの西洋風の暮らしはたったひとつのウォールランプを飾るだけで叶います。
どの壁にどのウォールランプを飾ろうかと悩むのもひとつの楽しみです。
カントリースタイルを演出するのにも活躍しそうです。
ちょっと高めに飾ると部屋に広がりを持たせてくれます。
デザイン性に優れているのでアンティークウォールランプは
飾る壁面や場所をあまり選びません。
さりげなく飾ったウォールランプはそれだけでおしゃれに見えます。
アンティークなのにはっきりとしたテイストのデザインは、
若い世代の家にもぴったりです。
アンティークと聞くと古めかしい色合いを思い出してしまいますが、
このようにビタミンカラーのランプもありおしゃれです。
またゴールド使いも豪華にもみえつつ、それでいて上品。
時を越えても変わらない良さを間近で感じられるアンティークにファンが多いのも納得です。
ウォールランプといえばやはりシャンデリアを思い出させるようなランプがオーソドックスとはいえ、アンティーク好きには憧れです。テレビで観た古城の中で輝いていたかのようなランプは、とても豪華です。反射する光はいつ見てもうっとりします。
ただ、こういったランプは自分の家には似合わないかもと尻込みしてしまうかもしれませんが、
廊下や玄関先など人々が通る場所にとてもよくあいます。
壁に伸びるランプの影は明るいだけではなく、
家の中の雰囲気を豪華にもしてくれる万能のランプです。
意外にも木造にもしっくりくるのがアンティークの良さでもあります。
頭から無理と決め込まずにアンティークをアートのように楽しむのもセンスの見せ所です。
ステンドグラスの灯りをともすアンティークウォールランプ
ステンドグラスの装飾は、アンティークの定番です。
灯りをともした時とそうでない時と2通りの楽しみを見る人に与えてくれます。
アンティークのステンドグラスを施したランプは、趣が違います。
灯りの暖かさが格別です。
リビングのくつろぎの場の壁面にぴったりです。
もしくはリビングへの入口の壁面でもかっこいいですね。
まるでキャンディーみたいな色とりどりの灯りが、
気持ちを明るくしてくれます。
ステンドグラスは、凝った作りがダイレクトにみられるので高級感が増します。
スタイリッシュな書斎を演出するウォールランプ
書斎や作業部屋は、手元の作業に集中できるようにシンプルなウォールランプがお薦めです。
スタイリッシュなランプに刺激を受けて作業もきっとはかどります。
こんなウォールランプがあると仕事ができる人に見えますね。
雰囲気を醸し出すアンティーク色の濃いランプに比べて、
シンプルなウォールランプは見た目のカッコ良さだけではなく、手元も機能的に照らしてくれます。
男の子の勉強部屋の壁面に取り付けても遊びに来た友達に自慢ができそうです。
ランプに合わせた部屋をコーディネートする
ウォールランプを選ぶにあたり、トータルコーディネートをする楽しみがあります。
通常なら部屋に合わせたランプを選びますが、ランプに合わせた部屋を造るというのも面白みがあります。
海外は自宅を自分たちの手で補修したり、改修したりします。
最近では日本でもDIYブームによって壁紙を自分で張り替えたり、壁面をペンキで塗り替える人も少なくありません。
お気に入りのランプが引き立つ部屋を造れば、トータルコーディネートも完璧です。
ひと部屋だけでもこんな部屋があるとくつろぎの場になります。
自宅を改装することができない場合でも、部屋の小物をウォールランプのデザインにあわせることで統一感を出すことができます。
同系色の小物をランプの近くに配置したり、部屋のメインとなる大きなもの
(カーテンやテーブルクロス、ソファなど)をランプにあわせた色で揃えると部屋全体が引き締まります。
同系色のコーディネートも濃淡をつけた小物使いをすると
さらに部屋全体の統一感がアップし、センスが光ります。来客もきっと驚くはずです。
個性的なアンティークウォールランプ
ランプはなにもシェード部分だけが主役とは限りません。
個性的な台座はよりランプを引き立たせてくれるアクセントとなります。
趣味や個性が引き立つ台座はコレクションを飾る飾り棚の上部に、
凝ったデザインの台座ならお気に入りの小物を引き立たせる雰囲気作りにぴったりです。
ランプのおかげで特別感が演出できます。
どちらも部屋にポイントをあてたものではなく、
小物やコレクションをよりおしゃれにアレンジするための小物としてウォールランプが活躍します。
壁面をアートするアンティークウォールランプ
壁面にまるで描かれた絵画のように飾られるウォールランプのデザインは、昔のデザイナーによる味わいある装飾がポイントです。レトロな感じを残したウォールランプはとてもかわいらしいです。寝室はもちろん、パウダールームに飾ってもおしゃれです。
ナチュラルテイストが好きな人にもとても好まれるデザインです。
ドライフラワーなどを一緒に飾るとアート感がアップします。
カントリースタイルにもあうアンティーク
アンティークは古い時代のものなので、カントリースタイルに合わせると簡単にコーディネートが完成します。レトロモダンなテイストは、可愛い雰囲気を演出してくれます。
カントリードールやトールペイントなど、ハンドメイドの品はまさにイメージがぴったりです。一緒に飾るとさらに可愛さに統一感がでて、ウォールランプと小物の双方を引き立たせてくれます。
アンティークの灯りが部屋の一角に自慢の空間が浮かび上がりハンドメイドの作品のあたたかさをより全面に押し出してくれ、手作りの品々への愛着も湧いてきます。
ウォールランプで壁をデコレーションする
ウォールランプの持つ魅力は、単なる灯りだけにとどまらず、壁にうつしだされる影も含めて全体にアート性が高いところです。暗くなった部屋を明るくするだけの電灯とはもつ意味合いがまったく違います。実用性よりも、デザイン性を求めて壁面を飾るアイテムとしてぴったりです。
例えば、壁面に飾った額縁のとなりにウォールランプを置けば、額縁の中の絵や写真が浮かび上がり立体感もでます。ウォールランプで壁をデコレーションするイメージで、自分好みの空間を演出してみてください。
白い壁面はもちろん、色やデザインのついた壁面であっても様々なバリエーションのアンティークウォールランプがあるのでデコレーションの楽しみは無限です。アンティークは大切に扱えば、次の世代に引き継いでいくことができます。何年たっても色褪せないウォールランプの存在感は簡単に消えません。