魅力あふれる「オールドバカラグラス」製品のご紹介
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バカラグラスとそれ以外のグラスの違いを比べる方はこちら↓
素晴らしきオールドバカラモデル集
こちらではバカラの中でも現在では廃盤になってしまい、どこを探しても見つけることの出来ないバカラのモデルについて、詳細に解説していきます。19世紀のバカラのことをオールドバカラと言いますがこのオールドバカラは、サインがないものがあったりとバカラにあまり詳しくな詳しくない方であれば、バカラかどうか分かりにくいというのがあります。
なので、こちらのサイトのデザインを参考に自分が持っているバカラの作品と、同じモデルでデザインされているか確かめてください。
「バカラ(Baccarat)グラス」Banbous Tors
(1880年~1900年)
「Bambou Tors」
こちらは、フランスのクリスタル製品の最高峰に位置するバカラの
1900年頃に制作されたアールデコ時代のクリスタルモデルシリーズです。
バカラらしい、重厚感が漂う製品で優美な造形などがシリーズですね。
バンブーの華やかさが100年以上の時を経ながらも色あせることなく
独特の雰囲気を演出し、存在感があります。
ご覧いただいた作品はその美しい赤い色彩から「ROSE」といわれる品です。
透明な磨りガラスと赤色のグラデーションがとても綺麗でいて可愛らしさも
感じとれる作品です。丸みを帯びた側面に花びらが綺麗に並ぶようなカット
デザインはアールデコ様式の特徴ですね。
シリーズ展開がかなり豊富で、香水瓶、コットンボウルなどコスメ用品などもあります。
フランスの貴族を思わせる、とっても贅沢な逸品ですね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Bogota
「Bogota (ボコタ)」
1840年~1890年の18世紀後半に制作された、バカラクリスタルのモデル
です。
この作品はシリーズ展開が幅広く、グラスの種類も豊富でデキャンタ、
カラフェなども数多く制作されています。
グラスのボウル部分はアールデコ様式の特徴ある幾何学模様が施され、
ステムはボウルの付け根からフットの付け根部分にかけてタイトな
仕上がりになっています。
フット部分のカットはステムから流動的に広がる模様で花が咲いている
ように見えます。
重厚感があり、高級感が漂うこのグラスの雰囲気はやはり優雅ですね。
カットによって放たれる光の輝きがキラキラとしてとても神秘的です。
100年経った今も、その美しい輝きは保たれています。
このグラスに、ワインを注いで優雅で贅沢な時間を味わいたいですね。
そして、グラスでワインをいただいているシーンを想像してみてください。
優美で素敵な自分の姿が浮かんできたことでしょう。
「バカラ(Baccarat)グラス」RUSSE
「RUSSE(ルッセ)」
1800年代に制作された、アールデコ様式スタイル波模様が特徴的な
バカラクリスタルのロシア型ともいわれるモデルです。
アールデコのデザインカットが施された波模様に貴重な金彩を縁取って
さらに高級感がました作品です。
ビンの上部と下部の厚みのあるガラスに施されたカットの重厚感が
伝わってくる作品ですね。
このモデルのシリーズには蓋つきのポットや瓶があります。
とても、デザインがゴージャスでいて可愛らしく、
女性なら誰もが憧れる品です。
自分で調合したアロマオイルを瓶詰めしたいですね。
瓶のふたをはずした時に周囲に漂う香りが、心を癒してくれますね。
「バカラ(Baccarat)グラス」シランドリーク Cylindrique
バカラグラス モデル フィレ(FILETS)「Cylindrique(シランドリーク)」
19世紀に発表された、オールドバカラ代表的なフィームにエッチング
「フィレ」装飾が施されたモデルシリーズです。
このグラスのフォームはオールドバカラの製品の中でも特に有名で、
ボウルが円柱状になっている(シランドリーク)シリーズの特徴です。
ご覧いただいた、画像ではボウルの上下に平行に6本のラインが彫られています。
この、エッチングは1800年代は職人の手によって一つ一つ制作されていました。
バカラ職人の巧みな技術が窺がえ知ることのできる作品です。
現在でも、バカラのクリスタルガラスのエッチング技術は世界的に有名ですが、
当時の作品と現在の作品を比較すると、エッチングの深さがまるで違います。
こちらの作品を手で触るとカットされた溝が深く、ガラスの表面にひっかかりを
感じることができます。
カッティングのデザインパターンは多く、アールデコ様式を用いた装飾が施され
た幾何学模様が特徴的なグラスが多いです。
アンティークバカラらしい、アールデコ期を代表する作品です。
このグラスでいただくワインは、この上ない贅沢ですね。
こちらのシランドリークモデルには有名なEtoiles(エトワール=星)と称される
文様のグラビュール彫りが施された作品がアンティークバカラの中でも有名です。
「Cylindrique(シランドリーク)」デザインパターンの紹介
こちらのグラスも形状モデルが「Cylindrique(シランドリーク)」となっていて、ギリシャ調のグラビュールデザインが施された品です。
シランドリークは当時の定番モデル形状となっていますので、このモデルに様々なデザインがエッチングされている製品があります。
また人気のあるデザイン柄も同じように色々な形状モデルに採用されています。
「バカラ(Baccarat)グラス」ヴェニティエンヌ Cotes Venitiennes
Cotes Venitiennes(ヴェニティエンヌ)グラス
正式名称は『 cotes venitiennes』といい、直訳でベネチアンといいます。
19世紀制作された定番形状のモデルシリーズです。
このグラスの特徴はこのステムはシンプルで、ガラスの表面が
波打つようなデザインとなっています。
コレクターの間でも、大変人気のある商品で現在入手困難な作品です。
バカラグラスには上記の定番の形状のモデルグラスに、様々な名称のデザイン装飾があります。
こちらの、エッチングデザインはフランスの紋章「フルール・ド・リス(百合の花)」がデザイン装飾された製品となっています。
「バカラ(Baccarat)グラス」Tulipe
「Tulipe(チューリップ)」
19世紀後期に発表されたモデルで「チューリップ」と名づけられた
ボウルの柔らかな美しい曲線が特徴的な可愛らしいシンプルなグラスです。
モデル名が「チューリュプ」というとやはり、可憐な花をすぐさま想像しますよね。
たしかに、フォルムがチューリプの花に似ています。
また、「Cotes Ereuses」と言われる伝統的なカッティングパターンによって装飾が施されており、
現存するのは誠に貴重なバカラクリスタルのワイン/シャンパングラスとなっています。
高さ:18.4cm
とても使いやすそうな大きさのグラスですね。
ステムとボウルのつなぎ目の部分をご覧ください。
ボウルの底が尖ってステムとつながっていますね。
この構造は、バカラのこだわったグラスの製造法にあります。
注がれた、シャンパンの気泡が美しく直線を描くように上昇するように計算されて
これにより、弾ける気泡からシャンパンの香りをより楽しむことができるように
製造されているんです。
シンプルでいて、クリスタルの良さが最大限に生かされたこのグラスで
おいしいシャンパンを是非、堪能して花を咲かしてみたいですね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Diamant
上記画像のDiamant(ディアマン)は現行モデルとして再販されています。
「Diamant (ディアマン)」
こちらの作品は、1890年代のアールヌーヴォー期のクリスタルのモデルシリーズと
して有名な、DIAMANT (ダイヤモンドカット)が施されたものです。
エレガントなデザインに深みとディメンションに加えダイヤモンドカットと
タイトなディテールが強調された形状が特徴です。
この精巧にカットされたガラスから放たれる輝きには魅了されます。
こちらのディアマンのモデルには2種類ありありましてカットガラスの中に
丸いガラスの装飾を施した上級のモデルが存在します。
上級モデルには色ガラスと金彩も使い作品自体が華やかに作られています。
バカラらしい重量感が有る高品質で、素晴らしい流麗な造形などディアマンの
輝きは100年以上の年代を経ながらも独特の存在感と優雅さを漂わしています。
こちらの作品は、赤ワイン専用グラスですので、
是非、高級な赤ワインをいただくときに使用したいですね。
ちょっと、贅沢をしたい気分や何かの記念日に活躍してくれそうです。
フットの六角形がバカラらしい個性があり、細部まで魅力あふれる作品ですね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Ouraline
「Ouraline(ウラン)」
19世紀のアールヌーボー期に制作された、ビスケットバケットです。
蓋の裏側にはバカラの刻印があります。
白地のガラスにウランガラスで装飾デザインが施されています。
ウランガラスは、19世紀後半から20世紀初頭にかけてヨーロッパで
大流行しました。
バカラも独自のウランクリスタルを開発しましたが、生産量が
少ないので入手が難しい製品です。
ウランクリスタルはブラックライトを当てると蛍光色に光るのが特徴で、
もし、お持ちの方がいらっしゃいましたら、お試しいただきたいです。
綺麗な発色を確認できるかと思います。
この作品はバカラらしい高品質かつ流麗な造形、バカラの巧みな技術を
活かした繊細なカッティングと貴重な淡いウラン彩色によって
独特の存在感を漂わすアンティークバカラですね。
高さ:19cm
直径:9.5cm
重さ:896グラム。
ビスケットやチョコレートを入れてテーブルの上に置いておくだけで
華やかになりますね。
この自然な緑色はウランガラスならではですから、
インテリアとして飾るにしても飾り棚に置かず
自然と部屋に置いたほうが作品がお部屋に調和しますね。
オールドバカラ ジュドルグ パイプオルガン文様グラス
「バカラ(Baccarat)グラス」CONIQUE
「CONIQUE(クニーク)」
1840年頃に制作されたグラスです。
クニークは、バカラの創業期からある希少モデルでとして有名で
アンティークバカラの中でも大変人気のあるシリーズです。
ボウルのカットはシンプルすぎると感じさせない
極限のところまでで装飾のカットを抑えて、
ステムの部分のデザインは独特な形状をしているので目を引きます。
そのことで、ボウルとステムの全体のフォルムが引き立って
確かに、シンプルでありながら、重厚感を演出しています。
アンティークバカラのクリスタルの質の良さを実感できる
特有の「キーン」という心地よい金属音を奏でてくれる作品の一つでもあります。
こちらの作品は白ワイン専用の6セットワイングラスとなっています。
高さ:11.5cm
直径: 6.8cm(口径)
ホームパーティでお友達がいらっしゃった時などで、こちらの
グラスでいただくワインはこの上ないおもてなしになりますね。
上等な白ワインが手に入ったら数人でお酒を楽しみながら残りのグラスには
ピクルスやオリーブを盛り付けてテーブルに彩りと華やかさを添えてはいかがですか。
「バカラ(Baccarat)グラス」Gondole
「Gondole(ゴンドール)」
アールデコ期の名モデルとして知られるGondole(ゴンドール)に
Grecuqe(=ギリシャ神話調)と言われる、
繊細なパターンの装飾彫刻によって制作されたワイングラスとウォーターグラスです。
※Gondole(ゴンドール)とは、「ゴンドラ型」を意味していますが、
この時代は「ゴンドラ型」と言われるモデルが幾つかありますが、
共通点はボウル部分が滑らかな流線型であることです。
この作品はボウルの側面に細かいヴェネティアンリヴィエラが連なっており、
ステムが流動的に広がっているのも特徴です。
ステムからフットにかけての面もよく見ると波紋のようにガラスが
広がっていいるのがわかります。
また、縁取りに金彩が施されていて、とてもエレガントな品となっています。
クリスタルが滑らかに装飾されたデザインですので、そこから放たれる
光の輝きは見る物を魅了します。
ワイングラス 高さ:13cm 直径: 9cm
水ガラス 高さ:14.5cm 直径:6.9cm
このグラスで太陽の明るい陽射しのもとで、ミネラルウォーターを飲んだら
いったいどんな気分になるのでしょか。
想像もつきませんが、優越感は間違いなく味わえますね。
・「Gondole」モデルに施されたバカラで有名なデザインパターン
・「Athenienne」
アテニエンヌ、アテナ調と名付けられた繊細なグラビュール彫装飾が施されたカラフェ
一つ一つ丁寧に手作業でデザインが描かれています。
こちらのデザインパターンはアンティークバカラの最高峰の繊細な彫装飾として有名です。
・「fougeres」
こちらの装飾デザインは1907年から1908年の間に制作されたカラフェに
当時の最上級のグラビュールパターンの一つであるFougeres(フォージェール、シダ)の
装飾が施された品です。
バカラらしい高品質かつ流麗な造形、繊細なグラビュールは、
約100年前の品とは思えないほどです。
どちらのカラフェにも高級な赤ワインを注いで、栓を抜いた瞬間に漂う
ワインの香りとともに、優雅なひと時を楽しむことができますね。
使用しないときはインテリアとして飾ってもいいですが、
思い切って一輪挿しに使ったり、リードディフューザとして使用してもいいですね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Armagnac
「Armagnac(アルマニャック)」
1952年~1986年に製造された作品です。
アルマニャックは優美な曲線フォルムと高度なカッティング装飾が特徴の華麗なモデルで、
アンティーク・バカラのファンの間でも人気の高いモデルシリーズです。
精巧にカットされたボウルから光の乱射で放たれるキラキラとした流麗な輝きは
バカラクリスタルの高品質のクリスタルだからこそ成せる技です。
ステムが中空で二段にカットされていて、手でもってみると持ちやすく
高いデザイン性と実用性を兼ね備えた作品となっています。
タンブラーやワイングラスなど幅広いシリーズ展開がありますので
少しずつコレクションとして集めていきたいですね。
まずは、ワイングラスから一歩踏み出してはいかがでしょうか。
「バカラ(Baccarat)グラス」Renaissance
「Renaissance(ルネッサンス)」
1936年以前に制作された、オールドバカラ(アンティークバカラ)です。
カタログ上で確認する限りかなり貴重な名作と知られているルネッサンスのモデルです。
画像では伝わりにくいのですが、美しく磨き上げられたクリスタルが魅力的な作品で
ボウルの底部から上部にデザインカッティングが施されてシンプルでいて上品な
高級感が漂うグラスとなっています。
ステムの細部にまでこだわった優美なカットが魅力的で全体のフォームとの
バランスがアンティークとは思えないモダンさを感じます。
グラス高さ :12cm
グラス口径 :7.6cm
フット直径 :7.77cm
サイズを見ていただいて、おわかりでしょうか。
フットの直径と口径の直径がほぼ同じ大きさです。
しかし、0.2mmの違いにバカラはこだわりを持っているのでしょうね。
そんな、こだわりのが詰まったグラスと知ってお使いになるなら、お酒も
こだわりのあるワインやシャンパンがよく似合いますね。
冷やした大吟醸なんていいかもしれませんよ。
「バカラ(Baccarat)グラス」Cornet
「Cornet(コルネ)」
1936年より前に制作されたアンティークバカラクリスタルの中でも大変希少な
モデルシリーズです。
こちらの作品は、とても見事に細密なカッティング装飾が施された重厚な花瓶です。
コルネとは角を意味し、言われてみれば名の通り角をモチーフにしていることが
伝わってきます。
私はカサブランカの花の形に良く似てると思いましたが。
クリスタル部分は厚みがありかなりの重量感がありそうです。
フット部分の幾何学模様がアールデコスタイルで年代を感じます。
こちらの花瓶は、インテリアとして飾っておくだけでもう花が咲いている
ような雰囲気で存在感があります。
実際に花を活けるときは一輪の大ぶりのお花がよく似合いそうです。
お花の色、数を変えるだけでお部屋のセンスがガラッと変わりそうです。
オーガスタなどの大きい広葉の観葉植物を活けても重厚感漂う
お部屋を演出できますね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Chartres
「Chartres(シャルトレ)」
1958年~1973年の間に制作されたモデルで現在は廃盤となりました。
エレガントな直線的なフォルムと、ボウルに幅広く施されたカッティングデザインが
特徴的なグラスです。
こちらの画像の作品はブルゴーニュワイン用に制作されましたものです。
ボウルはたっぷりとワインが注がれる大きさですね。
ステムが上から下にタイトになっている六角柱がとても重厚感を漂わせています。
シンプルでいて高級感があるそんなアンティークバカラですから、
男性にも女性にも大変人気があるモデルなのですが、
廃盤モデルとなっているため入手するのがなかなか難しい製品です。
高さ : 13.2cm
直径 : 7.7cm
ボウルの大きさはありますが、全体的にさほど大きいグラスでは
ないので、ブルゴーニュにこだわらず、
ここは思い切って日本酒の大吟醸などをいただくグラスとして
愛用されるのはいかがでしょうか。
ほかにも、ワイン、シャンパン、ブランデーどんなお酒をいただいても
こちらのグラスでしたら何にでも似つかわしいものになります。
「バカラ(Baccarat)グラス」BALLON
「Ballon(バロン)」
1900年代初に制作された、アールデコ期の有名なモデルです。
ボウルが球体を半分にカットしたような可愛らしいフォルムが特徴的なグラスです。
また、楕円型にカットされたデザインが可愛らしさの中に高級感があります。
ステムの独特な曲線が印象的で、中心部を握ったような形状になっています。
全体のフォルムが重厚感を漂わし、魅力のある作品となっています。
さすが、アールデコ期を代表するモデルです。
いまでもモダンに感じて100年前の作品とは思えませんね。
このバロンモデルはシャンパングラス6セットとなっています。
高さ:11cm
直径: 6cm
少し小さめに感じるグラスですが、ボウルが大きいため十分にシャンパンを
いただくことができます。
注がれたシャンパンかの気泡とボウルのカッティングがマッチしますね。
そもそも、「ballon」とはフランス語でボールのことを意味しますので納得ですね。
こちらのグラスで友人たちと弾けるような美味しいシャンパンを
いただいてみてはどうでしょう。
また、数人で使用する時は残りのグラスにもチョコレートやチーズなどを
盛り付けて活用できますね。
「バカラ(Baccarat)グラス」CARCASSONNE
「CARCASSONNE(カルカソンヌ)」
こちらの作品は1959年~1978年に制作されたモデルシリーズです。
カルカソンヌとは、フランス南部の都市オクシターニ地域圏に属した街の名で
その地名から名づけられました。
直線美が目を引くボウルに、アールデコ建築の柱を思わすステムが
かつて、この街にあった古代ローマ帝国の要塞の厳しかな雰囲気が
漂ってきますね。
こちらのグラスは赤ワイン専用のグラスとなっています。
シリーズでは、リキュールグラス、シャンパングラス、アイスティーグラス
など展開しています。
グラスの内側を覗き込んだ時のカットガラスから放たれる光の輝きの
美しさには魅了されます。
重厚感もあり、シリーズ展開も多いので自分の用途に合わせてまずは
一品選んで手に入れてみてはどうでしょう。
この作品の魅力によって、気づけばシリーズが増えているかもしれませんね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Moliere
「Moliere(モリエール)」
1936年以前に制作されたオーリドバカラのデザインモデルです。
ガラスの側面に海辺の波打ち際のようなカットのような、または花の鱗片のような
何とも言えない魅了されるカットが特徴のワイングラスです。
こちらの作品は、緑色の色ガラスで制作された白ワイン用のグラスセットです。
※ もちろん、透明なクリアガラスの作品もあります。
高さ: 13.1cm
口径: 6.6cm
白ワイン専用グラスですから、白ワインボトルも淡緑色のものを選びたいですね。
ですと、辛口の白ワインがいいですね。
辛口の白ワインは淡緑色をしたボトルが多いですから。
テーブルにそのワインボトルとこのアンティークバカラのモリエールを
並べて姿を想像してみてください。
とっても華やかで優雅だと思いませんか。
お友達を集っての最高に贅沢な時間を楽しむのもいいですね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Richelieu:Americaine
「Richelieu(リシュリュー):Americaine(アメリカンスタイル)」
1800年代後半から1950年代まで続いたこちらのバカラモデルは
リシュリューデザイはアンティークグラスですが、製造期間が長いため、
知っている方も多いかもしれませんね。
この作品はそのモデルの中でもアメリカ式と呼ばれたフォルムです。
また、60年代以降のハイボールタイプや80年代以降のオールドファッションタイプに
比べて底部が薄く、口径が大きく全体にクリスタルが薄いのが特徴です。
※19世紀初頭までのバカラクリスタルのゴブレットは、
このアメリカ式と円錐のボヘミア式と呼ばれた
フォルムの2種類が主流だったようです。
このカットデザインモデルがリシュリューとよばれています。
たての楕円が積み重ったようなカットによってシンプルながらエレガントな
美しい模様を表現しています。
日本国内での流通がほとんどないため、入手が難しい
アンティークバカラの作品の一つでもあります。
高さ:7.9cm
直径:5.2cm
やや小さめのグラスですが、6個揃うととても存在感がありますね。
こちらのグラスはやはり、セットで揃えたい品ですね。
リキュールやウォッカを注いでいただくのもいいですが、
冷えた日本酒の大吟醸でもいただきたくなるグラスです。
「バカラ(Baccarat)グラス」:CHABLIS
「CHABLIS(シャブリ)」
1936年以前に制作された作品です。
ガラス表面に施されたデザインはフランスの紋章である、「フルール・ド・リス(百合の花)」
をモチーフにデザインされています。
職人による職人によるアシッドエッチングで仕上げられたデザイン模様は、
指で触るとその溝の深さが現代バカラでは感じることのできない品となっています。
・カラフェ(小):高さ 8.5cm(蓋なし)
・シュガーボウル:高さ 12cm
・カラフェ(大):高さ 19cm(蓋なし)
テーブルに飾るだけで華やかになりますが、フレッシュなフルーツジュースや
カットしたレモンをいれたレモン水など使用用途はたくさんです。
シュガーボウルも大きめなので、一口サイズのお菓子を盛り付け手もいいですね。
小さなカレフェは、朝食用にはちみつ、メープルシロップを入れにもおすすめできます。
フランスの紋章により、高貴な雰囲気が漂う重厚感あふれる作品で、
シュガーポット、ミルクポット、カラフェなどシリーズラインがあります。
100年以上も前にデザイン制作されたこの製品ですが、アンティークが
漂わせる独特な魅力を感じることができます。
「バカラ(Baccarat)グラス」:ALHAMBRA
「ALHAMBRA(アンハンブラ)」
1900年初頭~
オールドバカラの商品でも希少とされている、アルハンブラコレクション
名前の由来は、スペインの古城「アルハンブラ宮殿」から名づけられました。
オールドバカラで、アールデコ期を代表する作品であるモデル、ミケランジェロ、リドと同時期に
制作されたコレクションがアルハンブラです。
アルハンブラ宮殿をモチーフにしているだけありアラベスク文様でレースのようなエッチングデザ
インが精巧に幾何学的に施され仕上がっています。
オールドバカラの特徴である当時のエッチングの深さが職人技ともいえる作品で、
触ると指が引っかかるざらつきがあります。
オーリドバカラは古いもの程エッチングが深く、職人が手彫りで一つ一つ彫飾した証でもあります。
グラス
高さ : 7cm
口径 :6.3cm
容量 :約60ml
デキャンタ
容量:720ml