アンティークとは?ヴィンテージ、骨董とは何が違うの?

アンティークと言えども、実は人によって考え方がそれぞれ違う場合が多く見受けられます。

ここではそんな、アンティークとそれ以外について詳しくお話しして参りますね

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アンティークとは

簡潔に言いますと、アンティークとは今(今日と考えてもらうとわかりやすいと思います)から100年以上前に作られたものを言います。

ですので、今年が2021年なので1921年より前に作られたものは全部アンティークということになります。

これはアメリカが1934年に定めた通称関税法で、「100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」と説いたため、今となってはこれが世界的な共通認識となっております。

ではヴィンテージとは何が違うの?

という疑問についてなのですが、ヴィンテージはアンティークと比べて歴史が浅いものを言います。

こちらは「これがヴィンテージだ!」という定義がなのですが大体50〜70年前に作られたものをヴィンテージということが多いです。

また、レトロやロマンなどの言葉もありますがこちらは、年代や時代とは関係なく感性の方に訴えかける懐古趣味のことを言います。

レトロな雰囲気とか、大正ロマンなど言ったりますよね。

 

アンティークと言えど分けられる

100年以上前のものは、全てアンティークという定義で括ることが出来ます。

しかし、こっちのアンティーク安いんだけど、こっちのアンティークはびっくりするほど高い!そんな体験あると思います。

これは、アンティークと言えども2つに分けることが出来るからです。

例えばですね、100年前の家具なんてアンティークの代表みたいなもんですよね。

これらの家具は、高いのは高いですがアンティークの中ではそこまで高くありません。

なぜなら、これらは19世紀前半に一般の人々向けに作られた普及品であることから、大量生産された”utility”(ユティリティー)アンティークなのです。

1900年代から本格的にイギリスで産業革命があったじゃないですか。

この産業革命の時に、工場生産が出来るようにたくさんの普及品が作られたんですよね。

ですので、100年経ってるけども、意外と今でもたくさん残ってるアンティークになります。

ではびっくりするくらい高いアンティークはですね、こちらは一時代を築いた工芸家が作ったかどうか、という違いになります。

クリスティーズやサザビーズで取引されるものは、一般的にこちらのアンティークであり「本物の、純正の」を意味する、”genuine(ジェヌイン)”と呼ばれています。

ここに出てくるのが、弊社で扱ってるクリストファードレッサー、エミールガレ

、ドーム兄弟、ルネラリック、ピュイフォルカ、オールドバカラなどなど一時代を築いた有名な工芸家が作ってる作品です。

これらの有名な工芸家が作った作品というのは、一部では大量生産されてるモデルもあるのですが、基本的には少数生産なんですよね。

その結果、びっくりするくらい高額になるというわけなのです。

 

アンティークの考え方は人それぞれ

このようにアンティークには、実生活に非常に簡単に取り入れられることが出来ます。

しかし、genuineの方で楽しもうとするとやはりお金がかかるのも事実です。

弊社のショップでは、基本的にはgenuineしか扱ってませんので、皆様の生活に取り入れてもらうのは難しいですが、やはり良いものは良いです。

そんなあなた様が、1つでも良いから家の中に最高のアンティークを取り入れたい。そんなご希望がありましたら、是非とも弊社のgenuineの作品でインテリアを構築していただけると嬉しく思います😊