アンティークランプ・照明が素晴らしい!フランス旅行記レポート
こんにちは、アンティークテーブルウェアの妹尾です。
いつも通りフランスに行って、買い付けを行うのですがお客様からフランスってどんなとこなんですか?
って聞かれる事が増えてきましたので、この記事では実際にフランスに足を運んで実感したアンティーク照明やランプの魅力についてご紹介していきます。
アンティーク照明やランプを探そうと思った時にどのような商品が出てきますか?
実際にお客様から聞いた話なのですが、アンティーク照明を探そうと思った時にいつもアンティーク風の照明が出てくると言われました。
弊社のアンティークランプは、アールヌーボー照明と検索して出てきたらしいです。
しかし、アンティーク照明やランプは、やはりヨーロッパを中心としたの100年以上前の作品を、アンティークランプというのが定義だと認識しております。
こちらはフランスのナンシーに行った時に見つけた、ドーム兄弟の夕暮れの風景が描かれてるランプになります。
ドーム兄弟は100年前のアールヌーボー時代の工芸家で、このように自然や風景を描いた作品をたくさん残しております。
ドーム兄弟は日本でもとても有名なのですが、この作品で見て頂きたいのは、こちらの土台になります。
ドーム兄弟はガラスを作ることに特化していたので、ブロンズの部分はブロンズ専門店に任せていました。
その当時のブロンズの優秀な工芸家はルイ・マジョレルです。
ドームの工房に多くのブロンズを納品してたことから、こちらもマジョレルの土台が取り付けられております。
このように、自分たちの得意分野を生かして作品作りをしてるのもアールヌーボー、アール・デコ期の作品の特徴です。
こちらはミューラー兄弟のスタンドランプになります。
ミューラー兄弟はあまり日本では馴染みはありませんが、エミールガレの元でガラスのことを学んだ工芸家です。
ですので、ガレやドームの1世代下に当たります。
作風はガレに近く、ドームのガラスも研究してるのでそれぞれの技術を吸収してるのが特徴です。
こちらの作品は、土台の部分もガラスになっておりミューラー兄弟の工房で全てを一貫して作られた作品になっております。
こちらのお店では、ベネチアングラスのシャンデリアが1つ飾ってありました。
実際に近くで見てみたのですが、やはり高級感がありガラスの装飾は細部にまで施されていますね。
ベネチアでは最初は木製や金属製のシャンデリアを作ってましたが、ベネチアングラスによる美しいガラスの技術が発展して行ったことによって、全てをガラスで製作するシャンデリアが生まれた背景があります。
ここにも、熟練したベネチアの職人の技が込められ質の高さが伺うことができますね。
フランスの蚤の市で、オープンした瞬間にお店に入ったらこれから開店準備だったので、陳列される前の状態で撮影させてもらいました。
ホロフェーンランプの金具の部分のサインになります。
実際に取り付けられたら、撮影ですることが出来ないと思い先に撮影させて貰いました。
Holophaneの刻印が入ってるのが分かりますよね。
こちらも取り付け前の状態で撮影させて頂きました。
シェードの部分にもHolophaneの刻印がプレスで入ってますよね。
シェードからちょうど見える位置にヒスイのボールが装飾として取り付けられています。
バロック様式の豪華絢爛を落ち着いた印象にしてくれるヒスイが入ることによって、全体的にバランスの取れたデザインに仕上がっています。
ヴィクトリアンとはビクトリア嬢王の時代で1837~1901年までの時代を言います。
当時のイギリスは産業革命により、貴族だけでなくブルジョワと呼ばれる産業で成功した人たちも富を掴んでいました。
「ヴィクトリアン調」の装飾は多様です。古代ギリシャ風であったり、ゴシックやバロックにならったり、過去の様々な美術を様式の中に取り入れました。
3枚目と4枚目の写真はバロック様式を表現してある代表とも言えますね。
ルネラリックを買い付けを行う時に、いつもこのお店に立ち寄らせて頂きます。
こちらは、天吊りのシャンデリアでアプリカシオンで花模様が描かれてる、ものになっております。
このクラスのルネラリックのシャンデリアは日本ではあまり見ることはありませんよね。
こちらもルネラリックの作品でテーブルランプになります。
側面はジャポニズムを反映させた、菊花文様となっており当時のヨーロッパでジャポニズムのデザインが流行ったのが伺うことが出来ますね。
現在でもラリックという会社で、ラリックの名前は存在しておりますがやはりルネラリックとは全く違いルネラリックの作品の方が圧倒的に芸術ですね。
光を照らすことによって、菊花文様が浮かび上がり古き良き日本を連想させてくれるランプになっております。
たくさんのシャンデリアが飾ってありますね。
こちらはほとんどがミューラー兄弟の作品になります。
紫、オレンジ、マーブルなどの様々な色ガラスがありますがこれらは全てヴィクトリフィカシオンという技術で、複数の色ガラスを混ぜ合わせて作った作品なのです。
作品はミューラー兄弟なのですが、特許はドーム兄弟が取っています。
弊社がこれまでに50点ほどの商品をお客様にお渡しして来たのですが、落ち着いた色をご注文される傾向が多いです。
黄色やオレンジなどは日本の家には合わせるのが難しいとおっしゃてましたね。
ですので、ベースが白で紫やピンクのガラスが入ってる作品が好まれます。
黄色やオレンジなどのなどのシャンデリアは、お店からの注文が多いです。
高級感を演出するための、ブティックや指輪屋さんなどからご注文を頂いておりますね。
ミューラー兄弟もシャンデリアの方はブロンズの部分は社外に依頼をして作ってるのですが、ガラスとブロンズの部分が別会社であってもしっかりと美しいデザインに仕上がってるのが今でも芸術品として認知される理由なのでしょうね。
実際にフランスに行った時に私が撮影した写真を掲載させて頂きました。
このように写真で見るだけでも十分に美しいのですが、やはり写真と実際に手にとって頂くのでは全く美しさが異なります。
本物のアンティークランプ・照明をご自宅に飾って頂くことによってインテリアや雰囲気が大きく変わります。
もし、このような美しい作品に興味を持たれた場合はお気軽にお問い合わせください( ^∀^)
お問い合わせはこちらから
いつも通りフランスに行って、買い付けを行うのですがお客様からフランスってどんなとこなんですか?
って聞かれる事が増えてきましたので、この記事では実際にフランスに足を運んで実感したアンティーク照明やランプの魅力についてご紹介していきます。
アンティーク照明・ランプの定義
アンティーク照明やランプを探そうと思った時にどのような商品が出てきますか?
実際にお客様から聞いた話なのですが、アンティーク照明を探そうと思った時にいつもアンティーク風の照明が出てくると言われました。
弊社のアンティークランプは、アールヌーボー照明と検索して出てきたらしいです。
しかし、アンティーク照明やランプは、やはりヨーロッパを中心としたの100年以上前の作品を、アンティークランプというのが定義だと認識しております。
アンティーク照明・ランプのバリエーションが素晴らしい
本場のフランスには、日本ではなかなか見ることのできない素晴らしい作品がたくさんあります。得意分野を生かした合作作品
上記の定義に基いて、これから実際にフランスに行った時に見てきた、アンティークランプのことについて解説していきますね。こちらはフランスのナンシーに行った時に見つけた、ドーム兄弟の夕暮れの風景が描かれてるランプになります。
ドーム兄弟は100年前のアールヌーボー時代の工芸家で、このように自然や風景を描いた作品をたくさん残しております。
ドーム兄弟は日本でもとても有名なのですが、この作品で見て頂きたいのは、こちらの土台になります。
ドーム兄弟はガラスを作ることに特化していたので、ブロンズの部分はブロンズ専門店に任せていました。
その当時のブロンズの優秀な工芸家はルイ・マジョレルです。
ドームの工房に多くのブロンズを納品してたことから、こちらもマジョレルの土台が取り付けられております。
このように、自分たちの得意分野を生かして作品作りをしてるのもアールヌーボー、アール・デコ期の作品の特徴です。
ガレ・ドーム兄弟の影響を受けるミューラー兄弟
こちらはミューラー兄弟のスタンドランプになります。
ミューラー兄弟はあまり日本では馴染みはありませんが、エミールガレの元でガラスのことを学んだ工芸家です。
ですので、ガレやドームの1世代下に当たります。
作風はガレに近く、ドームのガラスも研究してるのでそれぞれの技術を吸収してるのが特徴です。
こちらの作品は、土台の部分もガラスになっておりミューラー兄弟の工房で全てを一貫して作られた作品になっております。
贅沢と地位の象徴であるベネチアングラスのシャンデリア
こちらのお店では、ベネチアングラスのシャンデリアが1つ飾ってありました。
実際に近くで見てみたのですが、やはり高級感がありガラスの装飾は細部にまで施されていますね。
ベネチアでは最初は木製や金属製のシャンデリアを作ってましたが、ベネチアングラスによる美しいガラスの技術が発展して行ったことによって、全てをガラスで製作するシャンデリアが生まれた背景があります。
ここにも、熟練したベネチアの職人の技が込められ質の高さが伺うことができますね。
ホロフェーンガラスはガラス自体の美しさを感じることが出来ます
シンプルでありながらも、筋模様が特徴的なアメリカのホロフェーン社製のペンダントライトです。フランスの蚤の市で、オープンした瞬間にお店に入ったらこれから開店準備だったので、陳列される前の状態で撮影させてもらいました。
ホロフェーンランプの金具の部分のサインになります。
実際に取り付けられたら、撮影ですることが出来ないと思い先に撮影させて貰いました。
Holophaneの刻印が入ってるのが分かりますよね。
こちらも取り付け前の状態で撮影させて頂きました。
シェードの部分にもHolophaneの刻印がプレスで入ってますよね。
実際に吊り下げて見るとこのようになります。
シンプルでありながら、可愛らしくとても綺麗でアンティークらしい作品ですね。
イギリスのヴィクトリアン時代のスタンドランプ
シェードからちょうど見える位置にヒスイのボールが装飾として取り付けられています。
バロック様式の豪華絢爛を落ち着いた印象にしてくれるヒスイが入ることによって、全体的にバランスの取れたデザインに仕上がっています。
ヴィクトリアンとはビクトリア嬢王の時代で1837~1901年までの時代を言います。
当時のイギリスは産業革命により、貴族だけでなくブルジョワと呼ばれる産業で成功した人たちも富を掴んでいました。
「ヴィクトリアン調」の装飾は多様です。古代ギリシャ風であったり、ゴシックやバロックにならったり、過去の様々な美術を様式の中に取り入れました。
3枚目と4枚目の写真はバロック様式を表現してある代表とも言えますね。
ガラスの工芸家 ルネラリックの作品
エミールガレ、ドーム兄弟、ルネラリックと日本でも有名なガラスの工芸家の1人です。ルネラリックを買い付けを行う時に、いつもこのお店に立ち寄らせて頂きます。
こちらは、天吊りのシャンデリアでアプリカシオンで花模様が描かれてる、ものになっております。
このクラスのルネラリックのシャンデリアは日本ではあまり見ることはありませんよね。
こちらもルネラリックの作品でテーブルランプになります。
側面はジャポニズムを反映させた、菊花文様となっており当時のヨーロッパでジャポニズムのデザインが流行ったのが伺うことが出来ますね。
現在でもラリックという会社で、ラリックの名前は存在しておりますがやはりルネラリックとは全く違いルネラリックの作品の方が圧倒的に芸術ですね。
光を照らすことによって、菊花文様が浮かび上がり古き良き日本を連想させてくれるランプになっております。
美しきシャンデリア一覧
たくさんのシャンデリアが飾ってありますね。
こちらはほとんどがミューラー兄弟の作品になります。
紫、オレンジ、マーブルなどの様々な色ガラスがありますがこれらは全てヴィクトリフィカシオンという技術で、複数の色ガラスを混ぜ合わせて作った作品なのです。
作品はミューラー兄弟なのですが、特許はドーム兄弟が取っています。
弊社がこれまでに50点ほどの商品をお客様にお渡しして来たのですが、落ち着いた色をご注文される傾向が多いです。
黄色やオレンジなどは日本の家には合わせるのが難しいとおっしゃてましたね。
ですので、ベースが白で紫やピンクのガラスが入ってる作品が好まれます。
黄色やオレンジなどのなどのシャンデリアは、お店からの注文が多いです。
高級感を演出するための、ブティックや指輪屋さんなどからご注文を頂いておりますね。
ミューラー兄弟もシャンデリアの方はブロンズの部分は社外に依頼をして作ってるのですが、ガラスとブロンズの部分が別会社であってもしっかりと美しいデザインに仕上がってるのが今でも芸術品として認知される理由なのでしょうね。
まとめ
実際にフランスに行った時に私が撮影した写真を掲載させて頂きました。
このように写真で見るだけでも十分に美しいのですが、やはり写真と実際に手にとって頂くのでは全く美しさが異なります。
本物のアンティークランプ・照明をご自宅に飾って頂くことによってインテリアや雰囲気が大きく変わります。
もし、このような美しい作品に興味を持たれた場合はお気軽にお問い合わせください( ^∀^)
お問い合わせはこちらから