イギリス王族に愛されたエインズレイ(AYNSLEY)のカップ&ソーサーランキング
王室に愛された英国製のエインズレイ(AYNSLEY)のカップ&ソーサーランキング
イギリスが誇る伝統あるエインズレイは、1775年イギリスで創設されました。
ティータイムに華を添えるエインズレイのティーカップ&ソーサーは多くの人々に愛されています。
陶器に映える美しく描かれた花々は季節を鮮やかに彩り、人々に安らぎのひと時を与えてくれます。
古くはイギリスのヴィクトリア女王、そしてエリザベス二世女王などイギリス王室
(ロイヤルファミリー)にも愛用されました。
当時は多くの貴族もエインズレイに魅了され、優雅な時を過ごしたと言われています。
現在は、世界80ヶ国以上の国々をはじめ、有名デパート、老舗有名ホテルでも
エインズレイの製品が使われています。
多くの人に選ばれるにはそれ相応の価値が認められなくてはなりません。
イギリスは磁器にぴったりのとても質のいい陶土に恵まれていましたので、
その昔からイギリスには有名な陶磁器のメーカーが多く集まりました。
エインズレイの創始者であるジョン・エインズレイは18世紀、
スタッフォードシャーで炭鉱を経営していました。当時は、産業革命の最中でした。
エインズレイは順風満帆な日々の中、西洋の白磁のブームに目を付け、
趣味でもあった磁器を手がけることにしました。
1775年に製陶工場を始めたのが、今尚、多くの人を魅了するエインズレイのスタートとなりました。
当初は、主にイベントなどで使う、銅板を利用した転写絵付けのマグなどが中心でした。
素朴ながらもその作品は、美しい描写と職人たちの高い技術によって
高く評価されるようになるのに時間はかかりませんでした。
後を引き継いだ2世は、経営者として優れ、流行にも敏感でした。
イギリスでティータイムの習慣が定着すると、即座に職人たちにティーセットの制作をさせました。
元々、定評があったエインズレイはイギリス文化にうまく溶け込み大きく発展していきます。
その後、3世の時代になるとボーン・チャイナが流行しはじめました。
ボーン・チャイナとは素地に骨粉を使った製品です。
2世に続き3世も手腕を発揮し、素早くボーン・チャイナを作り始めます。
このような経緯を経てエインズレイの商品は全てボーン・チャイナとなりました。
今では、エインズレイと言えば、
ファイン・ボーン・チャイナを先駆けたブランドとしてその名を欲しいままにしています。
エインズレイは、一部の製品を除く95%をイギリスで、
土の配合だけではなく商品の完成までのすべてを行っています。
変わらない品質を支えるこだわりが感じられます。
歴史ある伝統と文化をその器に描きだしたティーカップ&ソーサーは、贅沢な時間をお約束します。
自分のための安らぎのひと時のために、また大切な人へ素敵な時間を過ごしてもらうためにぜひエインズレイの製品をプレゼントしてください。
人気のあるティーカップ&ソーサーの第1位から5位までをランキングでご紹介いたします。
初めてのエインズレイを選ぶ参考にしてみてください。
第1位 チェリーブロッサム ティーカップ&ソーサーオーバン
エインズレイが誇るチーフデザイナー、ポール・ヒューム氏によって2003年にデザインされました。
ポール・ヒューム氏がわざわざ桜の開花時期に合わせて何年もかけて来日し、和洋折衷意識して完成させたデザインです。
ピンクの桜の花は淡く優しく咲き誇ります。引き立たせるやわらかな葉と赤いチェリーの実はポール・ヒューム氏のこだわりのデザインです。 心地良い春を思い起こさせる製品が食卓を和ませてくれます。
桜のモチーフはなぜか日本人なら誰もが愛着がわきますね。春らしいデザインにはフレーバーティーがあいそうです。
お祝いの気持ちを表すのにもぴったりですし、ご年配の方にも喜ばれそうです。
第2位 エインズレイ コテージガーデン
1790年にエインズレイ社創業家の一人でもあったMr. J. Michael Gillow Aynsleyによってデザインされました。
鮮やかに描かれた美しい花々の回りをオレンジとブルーの蝶が舞うデザインは、イングリッシュガーデンからイメージを受けています。
コテージガーデンの名の通り、古きイギリスの田舎にある庭の風景はどこか懐かしさが感じられるやさしく温かみのあるデザインです。
カップの外側とソーサーは、エアブラシによって色がつけられます。濃く鮮やかな深みのある色合いもエインズレイの特徴です。
イギリスの庭と言えば、ピーターラビットを思い出します。手入れの行き届いた庭はなんだか懐かしさを感じてしまいます。
手作りクッキーを添えておもてなしのテーブルでコーヒーを飲んでみたくなります。
第3位 ワイルドチーダー ティーカップ&ソーサーオーバン ダーコイズ
1887年にイギリスのデザイナーMrs. Erika Parry によるデザインです。
デザインの元となったのはチューダー王朝時代(1485年~1603年)の古式庭園の花束です。
有名なシェークスピアがエイボン川のほとりに住んでいた頃に多く咲いていた花で、
今でも、シェークスピアガーデンではこの花をみることができるそうです。
細部まで描かれた淡いピンクとブルーの花が繊細です。濃い目のコーヒーが映えそうなデザインです。
ちょっとかしこまった席にも見劣りしないデザインです。
第4位 エリザベスローズ ピンク ティーカップ&ソーサー オーバン
エリザベスローズは1801年、ジョージ3世に命を受けイングリッシュローズをモチーフにデザインされました。
イングランドの国花でもあり、エリザベス女王が愛してやまなかったエリザベスローズはティーカップ&ソーサーで上品な花を咲かせています。
当時は商品化されることはありませんでしたが、2003年にエリザベス2世女王の即位50周年を機にデザイン古文書から当時のデザインを忠実に再現し製品化しました。
ローズのデザインは世界中で愛されるデザインです。カップにもソーサーにもあしらわれたローズがすごく贅沢な気分を味あわせてくれますね。
これはぜひセットで揃えておきたくなるデザインです。
第5位 ペンブロック ティーカップ&ソーサー アセンズ ピンク
ペンブロックは南ウエールズ地方にあるペンブロックシャイアーという首都です。
ここにはヘンリー7世が誕生した有名な城があります。 この地を訪れたデザイナーが、18世紀に当時の西洋ではまだなかなか手に入らなかった日本の伊万里焼と出会います。 日本の文化に触発されこの伊万里焼をイメージしたデザインが完成されました。
1970年代に復刻。現在ではエインズレイには欠かせない、代表作の一つとなっています。
表面はシンプルなのに、飲んでいくとエインズレイのデザインの花がカップの内側から見えてくるので最後までティータイムを楽しめそうです。
こんなに素敵なデザインが日本の伝統の流れを汲んでいるとは、器の歴史を知れば愛着もさらにわきますね。
人々に愛されるエインズレイとの幸せのひと時
イギリスで上流貴族の社交の場として流行が始まったアフタヌーンティーは今でこそ、聴き慣れた言葉となりましたが、当時の上流階級はこぞって午後のひと時を華やかにすることに夢中になりました。豪華なディナーに負けないほどの優雅なひと時を彩るアフタヌーンティーは貴族の嗜みとなり、イギリスの文化へと発展したのです。
エインズレイは、歴代の英国王室女性からとても愛されました。ヴィクトリア女王はエインズレイのデザインが特別お気に入りであったと伝えられています。
それを知った貴族たちから当時は注文が殺到してすぎて、生産が間に合わないほどでした。流行の最先端を担ったと言っても過言ではありません。
エリザベス女王や、故ダイアナ妃、2010年のウィリアム王子とキャサリン妃のご成婚の時にも記念品としてエインズレイの製品が光栄にも選ばれました。
古くから知られていたエインズレイですが、イギリス王室ご愛用のブランドとして世界にその名を知らしめその地位を確かなものにしました。
美しいデザインと確かな品質が世界に注目され、その名に恥じることのない製品が多くの人々の手に渡ったのです。
上品さと伝統をテーブルの上で感じながら親しい人たちと集う時間にはお気に入りのティーカップ&ソーサーがかかせません。
エインズレイの磁器のセットでもてなせば、満足すること間違いなしです。
様々なデザインをコレクションし、四季折々、その日の天候や気分によって使うティーカップを選ぶ人も珍しくありません。自分のためにティーカップを選ぶのは本当に贅沢な気分を味あわせてくれます。
贈り物としてのティーカップ&ソーサーも同じく、贈られた人が幸せを感じられるエインズレイは喜ばれ、大切にしていただけることでしょう。いい器は人の心を和ませ、安らぎを与えてくれます。
エインズレイがあなたとあなたの大切な人の幸せを祈り、素敵な時間をお約束します。