イタリアのベネチアングラス・ムラノガラスが好きなら一度は行きたいムラーノ(Murano)島の見どころトップ5

 



ベネチアってどこにあるか知ってますか?

ベネチアはイタリアはイタリアの首都なんですよ。

 

水の都と言った方が分かりやすいかもしれませんね。

 

イタリア 水の都 ヴェネチアの風景

 

もうこの写真を見ただけで行きたくなっちゃいますよね。

イタリアは貴方もご存知の通り、いちいち全ての物に

対してオシャレなので憧れてしまいますよね(*^^*)

 

そんな有名ブランドを代表するイタリアですが、工芸品の

分野でも見逃せないのがヴェネチアガラスですよね。

 

海に面する町が故に、海賊時代には様々な事が

起こっていました!

 

そして、そこにくる色々な物から影響を受けてヴェエチアガラスは

誕生していったのです(^_^)


それでは今日はそんなイタリアの一度は行きたいムラーノ島スポットを
ご紹介して行きます。
 

イタリアのムラーノ島の見どころトップ5

イタリアのベネチアは美しく、様々な一面を垣間見れる街ですが、

それほど広くはありません。

ですから、何日か滞在し、迷宮のように入り組んだ路地を散策し、

芸術作品を鑑賞した後には、ベネチア本島周辺のムラーノ島やブラーノ島

トルチェッロ島へ足を延ばしたくなるでしょう。

 

ベネチアのどの島も甲乙づけがたいのですが

イタリアに行った時には是非、ムラーノ島を訪れてください。

ムラーノ島は世界に誇るガラス製品の誕生の地で、

古き良き時代のベネチアの生活を感じられる場所です。

ムラーノ島はベネチアラグーナに浮かぶ小さな島で、本島の北に位置します。

ガラス工芸の島として有名で、5000人の住人の多くが

有名なガラス工芸一族の直系子孫です。

 

島には文化と伝統が色濃く残り、1291年に政府の命令により

ベネチアガラス職人は強制的に島に集められ、ムラーノにガラス炉を設けました。
 

美術や歴史、職人技の愛好者にとって、または単に息をのむように美しい景色を眺めるのにも

ムラーノ島はうってつけの場所です。
 

これから、ムラーノ島を訪れたなら見逃せないトップ5をお教えしますね。
 

幸い、5つを1日で体験出来てしまうので、

その後ムラーノで夕食を食べる時間もありますし、

ヴァポレットに乗り本島に戻ってから夕食を取ることも可能です。

ムラーノ島 運河

1.ムラーノ島の街の散策

ムラーノ島は7つの島からなり、それぞれ橋でつながっています。

と聞くと大層な島のようですが、実は長さ1マイル(1.6km)

程しかなく、20分程で歩けてしまいます。

 

ベネチア本島同様、ムラーノ島にもカナルグランデ(大運河)があり

街の中心部を流れており、両サイドにはショーウィンドウのある建物が連なっています。

街で一番目を引く建物は市庁舎、パラッツオ・ダ・ムーラです。

その歴史は13世紀まで遡のぼり、ベネチア建築に代表的な

ゴシック様式のファサードを持ちます。
 

運河沿いには、美しい街並みに加え3つの教会あり、

ムラーノ島散策をお勧めする理由にもなっています。
 

2.ベネチアングラス・ムラノガラスガラス美術館

 

ムラーノガラス美術館は2016年初めに修復を終えました。

内部の装飾は、美術館巡りの愛好者には魅力的で、

間近にガラス工芸品を感じ取ることができます。

一方外観は、ほぼ13世紀初頭の建築時の姿をとどめています。

 

建物は、典型的なベネチアスタイルで建てられ、

ゴシック様式の影響を受け、絢爛な様相です。

16世紀末には、司教の住居となり、のちに大司教に売却されました。

18世紀にはムラーノ市の所有となり、

その後大きな美術館に改装されたのです。

 

美術館はガラス工芸の歴史に焦点を当てており、

展示品はいくつかの階をまたいで、時系列に陳列されています。

こうした展示方法は、訪れた人々にとって、

傑作ぞろいの魅力的なコレクションを通じて、

何百年にもわたる歴史を振り返り、

ムラーノ島の過去に思いをはせるには

実に効率的な方法なのです。

 

3.ガラス店のウィンドショッピング

ムラーノ島を訪れた旅行者なら、ガラス製品をお土産に購入する

またとないチャンスを楽しめます。

そうした品を選ぶ店には事欠きません。
 

ですが、ムラノガラスを選ぶ際に気を付けてほしいのは

島の職人が作った品かどうか、中東のまがい物ではないかを確かめる必要があります。
 

最近、イタリア国外からの安物の工場製品が蔓延しているため、

まがい物をつかまされるケースが多く、本物かどうかの鑑定を多く行っています。
 

正真正銘のムラーノガラスを見極めるため、
是非、当方の詳細なガイドラインを参考にして下さい。

もし、迷ったら決して購入せず、他の店に行きましょう。

帰宅してから「アンティークテーブルウェア ベネチアングラス部門」
のようなオンラインショップで購入すれば、

お気に入りの商品を好きなだけ時間をかけて選ぶことが出来ますし
重いガラス製品を持ち運んだり、イタリアから商品が到着するのを待ちわびる事もありません。
 

 

 

ムラーノ島ではお土産を買わないとしても、店を見て回るだけでも楽しいものです。
 

実際、ウィンドーショッピングはムラーノ島での

人気アクティビティーの常に上位にランクされています。

それだけムラノガラスが街の景色にマッチして楽しめるって事ですね。
 

そのため、店主はただ見ているだけの観光客に慣れており、

商品を気に入って眺めているだけで買わない客を気にも留めません。
 

こうした状況を考えて、店を拡充してギャラリーを併設したり、

一方、到底手の届かない彫像を眺めている客に手ごろな商品を勧める店もあります。
 

どうか、これだけは覚えておいてください。
 

店主の多くは見ているだけでも構わないのです。

ただし写真を撮ってはいけません。

 

 

4.ムラーノのドゥオモ、サンティ・マリア・エ・ドナート

 

ドゥオモはイタリア語で直訳は出来ませんが、

「大きい」または「主な」教会の意味で使われます。

ドゥオモは街の中心広場の周囲に建てられ、その地域の宗教的行事が執り行われる場所です。

このため、イタリアの主だった街にはドゥオモがありムラーノ島も例外ではありません。

 

ムラーノ島の主教会は「サンタ・マリア・エ・サン・ドナート」と呼ばれ、

イタリアの信仰心とは切っても切り離せない存在です。

手の込んだ模様のモザイクの床、レンガの壁、鐘楼が特徴です。

教会内部は様々な見所があり、期待を裏切りません。

世界に名を知られているため、この教会目当ての観光客も多いのですが、

これも珍しい独特なモザイクの床のおかげです。

 

教会にそれほど関心がなくても、カトリック教国なので

名誉ある人々が埋葬されている場合もあることも忘れずに。
 

イタリア滞在中に是非お勧めしたいのは、
世界中で一番美しく装飾された礼拝堂を訪れることです。

(あなたがカトリック教の信者でなかったとしても)


というのも、見事な美術品をはじめ、

傑出した中世やルネッサンスの建築の宝庫だからです。

 

5. ベネチアングラス・ムラノガラスの吹きガラスの見学

 

ムラーノ島を訪れる観光客にとって、ガラス工房の見学は一番人気です。

それもそのはず、イタリアのムラーノ島は歴史あるガラス工芸で世界に名をはせており、

世界一のガラス工芸品と認められているからです。
 

ムラーノ島の名声により、いくつかの工房がその門戸を開き観光客を歓迎して、新しいビジネスを行ったりより一層、工芸品に関心を持ってもらおうとしています。
 

ガラス製造の実演を見学する際、一流工房では本職の妨げになるとして観光客向けの実演を行っておりません。
 

実演を行うのは、商品を購入させたいの工房なのかもしれません。
 

商売抜きで、実演を見学できるのは、ガラス工芸学校のアバーテ・サネッティ・スクールです。

ここではムラーノガラス美術館とタイアップして見学ツアーを行っており、美術館で最高級品の歴史を学んだ上に、実演を見学できる大変お得なツアーです。



ガラス製品を購入しなくても、職人の技を垣間見ることでムラーノ島に古くから伝わるガラス工芸についてさらに造詣を深めることができます。

ムラーノガラス 吹きガラス実演の風景

ムラーノガラスは主にペアで行う吹きガラスです。
 

特別な作業椅子に座ったマスターが作品を形作ります。

助手が、その周りをきびきびと動き、ガラスを炉に入れ柔らかくしてマスターに戻す

といった作業を繰り返します。
 

実演に続いて見学者が体験出来る工房があれば

あなたやご家族が実際にガラス作りを行うことができます。
 

また他の工房では、ガラス作りを工程ごとに見学でき、

その一部始終を目に焼き付けることができます。

気を付けていただきたいのは、ガラス工房では炉を使用しています。
 

夏は非常に高温になります。

6月や7月(8月は休業)にガラス工房を訪れる予定なら焼けつくような高温の室内に対応できるよう風通しの良い服装でお水を多めに持参ください。

 

ムラーノ島の職人はどんな作品を作ってるの?


工房でガラスの製作工程をみたい!
でも、実際にどんな商品を作ってるのかが事前に分かれば絶対に行きたいですよね。

というわけでここからはベネチアングラスの技法と作品を簡単にお話ししますね。

 

ベネチアングラスって色んな種類があって綺麗ですよね。

 

代表的な技法には下記があります。
 

・ムラノミルフィオリ

・ツイスト

・Latticino

 

今日はこの中でも大人気のツイストをご紹介しますね。

ベネチアングラスのツイスト技法を用いたカップ&ソーサー

 

ベネチアングラスのツイスト技法を用いたカップ&ソーサー

  

ベネチアングラスのツイスト技法を用いたカップ&ソーサー

   

 

ベネチアングラスって実はすごい歴史があるんですよ。

 

かつて地中海を支配した貿易王国はヴェネチアなんです。

 

世界のあらゆる人々、情報や文化がそこに集まり、ヴェネチア文化は

それらが混ざり合わさって発展していったんです(*^^*)

 

17世紀のヨーロッパ王侯貴族の城、屋敷には、ヴェネチアングラスの

シャンデリアが必ず吊るされておりそれが王侯としてのステータス

として認知されていたんです。

 

その繊細で美しい形状や色彩は、ヴェネチア以外では作ることが

出来ないくらい当時の技術としては凄い事だったんですね!

 

それほどガラス職人たちの技術が卓越していたとも言えますね(o^^o)

 

今では普通にある透明のガラスですが、今から150年前位までは

無色透明のガラスを作るのは人類の夢だったんです。

 

そんな無色透明なガラスを初めて作り出したのが

ベネチアンガラスの職人さん達だったわけです(^_^)

 

なのでベネチアンガラスは、今でも特別視されている所以なんです。

 

 

そして、今回ご紹介させて頂きましたカップ&ソーサーは

そんなベネチアの職人が作った作品になっています。

 

カップ、ソーサー共に

赤、青、黄色、白、ピンク、緑のガラスで構成されております。

 

この多色を1つの作品の中に収めるのは非常に難しい技術とされています。

とはいえ、凄く可愛らしい作品ですね(^_^)

 

サイズ

カップ    高さ  8cm
ソーサー   径  12.7cm

 

サイズを見るとコーヒーカップとして使用するのが

一番良さそうですね。

 

ちなみに、コーヒーカップの特徴は縦に長い所ですね。

コーヒーカップが縦に長いのは空気に接する表面積を少なくして

出来るだけ冷えない様にしてるんですよ(^_^)


ここまでがベネチアングラスの紹介になります。

いかがでしたでしょうか?

 

以上の5つをヒントにムラーノ島滞在を楽しみその美しさや歴史、芸術性が、ガラス工芸とは

切っても切り離せないことを感じとってください。



ムラーノ島に行く前に行った後にもベネチアングラス・ムラノガラスが手元に欲しくなったのではないでしょうか?

そんなあなたの為にイタリアのおしゃれで美しいベネチアングラスを準備していますので
お気に入りの商品を探してみてください。