マイセンの磁器人形 動物シリーズ ダックスフンド 造形家オットーヤールの魅力
今こちらに写ってるのはマイセン社のダックスフンドの置物になります。
1904年に主に動物フィギュリンを手掛けた造形家『オットー・ヤール』によって原型が制作されたマイセン磁器人形動物シーズの1つになります。
オットー・ヤール(Otto Jarl1856~1915)はウィーン生まれで、マイセンにたびたび招へいされ、オリジナルの動物フィギュアシリーズを作り、猫、アシカ、クマ、フクロウの筆記スタンド、などの造形も作りました。
今にも動き出しそうな躍動感溢れるダックスフンドが見事に造り上げられており、つやのある毛並が忠実に再現されてるとともに、身体全体を見てみるとダックスフンドらしいしっかりとした筋肉がついており、とても可愛らしい逸品になっております。
何かをじっと見つめる表情からは職人の高い技巧が伺え、マイセンの素晴らしい世界観が表現された素晴らしい逸品です。
犬は私も大好きなのですが、おそらくこれは餌を待ってる時の表情じゃないかなぁと思いますね。
やっぱり動物というものは、私たちを癒してくれますし日々を充実したものにしてくれる素敵なパートナーですよね。