Product list
動画でエミールガレのランプの魅力を確認する方はこちらから↓
弊社では独自の仕入れルートがあり、エミールガレのランプも仕入れることが出来ます。
ショップ上に気に入った商品がなかった場合はお気軽にお問い合わせください。
ご希望の商品に近いランプを探します。
フランスでのエミールガレ仕入れレポートはこちらから
お問い合わせはこちらから
エミールガレ 山岳風景と鷲尾のアールヌーボー時代のアンティークテーブルランプ
エミールガレによる山岳風景と鷲尾のアールヌーボー時代のアンティークテーブルランプでございます。
シェードの方には、2羽の鷲が描かれております。
土台の方は、山岳風景が描かれております。
森林の上空を鷲が優雅に羽ばたいてるところが描かれた作品です。
どうでしょうか。
このクラスのガレのランプは、見たことがある人はほとんどいないのではないでしょうか。
私自身も、この作品を扱うのは初めてであり特に気に入ってるポイントは鷲の表情と羽がガラスでここまで表現できるのか!?と思えるくらい忠実に描写してあるところです。
エミールガレがなぜ、アールヌーボーを代表するガラスの工芸家と言われるのか!?というのを改めて実感できる場所でございます。
土台の風景の作品もご覧ください。
水色と黄色のガラスのコントラクションに、その上から深い青のガラスで山岳風景が描かれております。
色合い、デザイン、希少性共に最上級ランクの作品です。
マンションやホテルのフロント、応接間などに飾って頂くだけで格式の高い空間に変わると思いますよ( ^ω^ )
高さが52cmあり、大型作品です。
飾る場所を決めた状態で、ご購入されることをお勧めします。
サイズ
高さ 54cm
シェードの直径 24cm
状態
目立つ大きな欠け、割れ、傷なく基本的良好な状態です。
エミールガレ(emile galle)シダ紋様マッシュルームランプ
こちらは、アールヌーボー期を代表するフランスのガラス作家エミールガレの手による作品です。
現存していガレの作品の中でも、とくに貴重とされているマッシュルーム型の
ランプとなっています。
”Serie Fougeres"(シダ文シリーズ)と言われているシリーズの作品です。
ガレは、被せガラスとカメオ彫りを得意にしていた作家ですが、
こちらの作品は、その中でも上級作品群の1つとされているものです。
サインや仕上げの具合から見て、1900年頃の作品であると思われます。
ガレのマッシュルームランプというのは、とりわけ人気が高く、愛好家の中でも美術界の中でもとくに評価の高い作品群となっています。常に探し求められているものなのです。
それは、ガレのシダ文シリーズが、多層被せガラスと、カメオ彫りが繊細で
高名を博しているからなのです。
このカメオ彫りというのは、大変手間暇のかかる技術となっています。
まず被せガラスの作品に、ワックスでマスキングをします。
それから、酸化液に漬け込み、模様を浮かび上がらせなくてはいけないのです。
しかし、現代のサンドブラスト製法に比べてもその仕上がりは柔らかく、
繊細な輪郭が特徴的となっています。
ガレは、自然植物を大変愛していたガラス作家でした。
この作品は、そんなガレが愛した自然植物を表現するために、カメオ彫りの繊細さも
とくに際立っているように思われます。
とくにことシダ文シリーズというのは、細部のカメオ彫り、そしてグラビュールの仕上げが
とくに手間暇かけられたことがわかる、繊細な作品となっています。
手がかけられているのは、カメオ彫りの部分だけではありません。
被せガラスのほうにも、大変な手間がかかっているのです。
被せガラスの最表面には、ツヤ出しのファイヤーボリッシュが施されており、
仕上げに大変な手間がかかっているのです。
さらに、空気感を表現するための色彩は、華やかな印象を与えるものとなっています。
作品の状態はとてもよく、経年による表面のスレや小さなキズなどはありますが、
商品価値に関わるような、目立った瑕疵はありません。
電球ソケット、及び配線につきましては、フランスで近年のものに取り替えられています。
電源プラグは日本向けのものに、換えられております。
サインは、シェードとランプベースそれぞれに陽刻で施されております。
1900年頃のgalleのサインであると確認出来ます。
さらに、シェードの裏側にはガレの作品に1900-1910年頃に使用された、
ETABL.ts GALLE NANCY PARIS(ガレ製作所 ナンシー パリ)の販売シールが
現在でもまだ残っています。
新品のランプでは感じられない幻想的な灯りで癒されてはいかがでしょうか。
エミールガレ(emile galle)クレマチス紋様チューリップシェードテーブルランプ
こちらのチューリップシェードランプは、とても貴重なものと言われています。
それは、現存している数が少ないからです。
とくに、このチューリップシェードランプは、ガレの得意とする上級装飾が施されています。
被せガラスの地層ガラスに金属粉をまぶし色彩の斑紋を起こしているのが特徴の、
サリシュール技法と高級版仕上げである多色多層被せガラスによって製作されているからです。
題材となっているのは、カメオ彫りの代表文様と言われているクレマチスです。
1900年頃の作品となっています。
こちらの作品は、クレチマスの葉や茎の脈などを表現するために、
グラビュールと呼ばれる手彫りで細部を丁寧に仕上げてあります。
さらに、空気感を表現するためのムラを感じさせるグラデーションや貴重なサリシュールの
美しい色彩など華やかさを持っている作品となっています。
作品は綺麗な状態で保たれています。
経年により、表面にスレや小さなキズはありますが、アンティーク商品としての価値は
すばらしいものになります。
シェードのところはガレが製作した際に出来た気泡が残っています。
こういった気泡を消す技術がまだ確率されていなかった為シェードに跡が残ってるのですが
逆にそれが古さと職人の手作り感を感じさせてくれています。
使用している電球の種類ですが、B22D外国球となっています。
電装はフランスで近年のものに換装が済んでおります。
電源プラグは日本向けに交換されております。
点灯確認済です。
サインに関することですが、シェードにカメオ彫り陽刻と陰刻のダブルサインがされています。
これはガレのサリシュール作品によく見られるものです。
エミールガレ(emile galle)野菊紋様チューリップシェードテーブルランプ
こちらは、ガレの得意とする被せガラスとカメオ彫り、グラビュールで製作された
オリジナルののチューリップシェードを持つ、とても貴重なランプとなっています。
この作品は、製作時よりランプとして作られたものです。
後年カットされたものではありませんのでご安心ください。
現代のサンドブラストに比べて、繊細で柔らかな輪郭が特徴的な作品となっています。
ガレは自然の植物に心を深く寄せていたことで知られています。
この作品も、そんな野菊の繊細で美しさを表現するために、
グラビュールで野菊の茎や葉の細部まで丁寧に仕上げられています。
状態は綺麗で経年によるわずかなキズや、スレなどは見られますが
アンティーク商品としては素晴らしい保存状態です。
ランプの電装は後年、フランスで交換されています。
使用している電球はB22外国球です。
電球は電器店やホームセンターで購入していただくことが可能です。
電源プラグは日本国内向けに交換がされています。
サインは、カメオ彫り陽刻でシェードに施されています。
1900年頃のgalleのサインが確認できます。
エミールガレ(emile galle)スミレの花紋様チューリップシェードテーブルランプ
エミール・ガレのアンティークランプとなっています。
シェードに galleのサインが確認できます。
1900年頃の作品であると見られています。
国内で特に人気の高いスミレの花が描かれている作品で、点灯させるとスミレを連想することが
出来るほどの紫の優しい美しい灯りが灯ります。
スミレの花が幻想的に浮かび上がり、新緑の春の様相を感じることが出来ます。
日本では春に咲く花は桜ですが、ヨーロッパでは春に咲く花はスミレと認識されています。
ガレ、ドーム兄弟ともにスミレを題材にした作品を多く残していますが
ランプとなると非常に数が少なくなります。
このランプはその中の貴重な1台です。
経年によるスレやわずかなキズはありますが、アンティーク作品としては素晴らしい状態です。
ヒビや修復跡などもなく、全体的に良好な状態が保たれています。
なお、シェードは手で回転することができます。
プラグは日本製に交換されています。
点燈は確認しておりますが、電気系統の対処はできませんのでご了承ください。
中間スイッチで点燈いたします。
エミールガレ(emile galle)カンパニュラ紋様花瓶型ランプ
カンパニュラを題材にした作品です。
ガレの得意とした被せガラスと、カメオ彫りの繊細さが美しい作品となっています。
純正のランプブロンズを有する、花瓶型ランプの作品です。
製作は1900年頃と思われます。
被せガラスにワックスでマスキングをして、酸化液に漬け込み模様を
浮かび上がらせるという手法を用いており、とても手間暇がかかっています。
商品はふっくらと膨らんだ形になっているのでデザイン的には申し分なく
どんなところにもマッチしてくれる作品であるのは間違いありません。
現代のサンドブラストに比べて、柔らかく繊細な輪郭が特徴的です。
ガレの愛した自然植物を題材にした作品で、花、葉、茎などを表現するために手彫りで
細部まで丁寧に仕上げられています。
空気感を出すためのグラデーションが見られ、華やかながらも落ち着いた印象が
特徴的な作品に仕上がっています。
経年によるスレなどが見られますが、状態は良好です。
商品価値に関わるような大きな瑕疵はありません。
1900年頃のgalleのサインがランプの下部に確認できます。
フランスで配線などは、後年のものに交換がされており、
電源プラグは日本国内向けに交換がされております。
上部にあるブロンズの部分を取り外してそこに電球を取り付けます。
エミールガレ(emile galle)桜紋様花瓶型ランプ
こちらは、ガレのジャポニズムを強く感じることのできる作品となっています。
ガレは鎖国をしていた日本が開国してジャポニズムがヨーロッパに渡った時に
ジャポニズムの芸術にとても影響を受けました。
その日本を代表する花
””桜””
が題材にされており、いかにガレが日本の芸術の影響を受けたのたのかが
分かる作品ですね。
ガレの得意としていた被せガラスと、カメオ彫り、そしてグラビュールにより製作がされた
桜を題材にした作品です。
現代のサンドブラストに比べても、繊細で柔らかな輪郭が特徴としてみられます。
ガレは自然植物を得意としていましたが、自然の空気感を出すために手間のかかる
多層被せで細かなカメオ彫りとグラビュールで細部まで丁寧に仕上げています。
さらに被せガラスの表面にはツヤ出しのファイアーボリッシュも施されているのです。
カメオ彫りとグラビュールによるエッチングは繊細で圧巻されます。
表面上に経年による細かなキズやスレなどは確認できますが、状態は綺麗です。
商品価値に関わるような大きな瑕疵はありません。
電球は電器店やホームセンターにてご購入いただけます。
電気プラグは日本国内向けに交換されております。
花瓶のしたのほうに1900年頃のgalleのサインを確認することができます。
エミールガレ(emile galle)藤の花紋様花瓶型ランプ
この作品は、ガレがとくに心を寄せた自然の植物を表現したものとなっています。
そのため、カメオ彫りがとくに繊細な美しさを表しています。
日本では春に桜が開花した跡は夏の紫陽花がメインになりますが
ヨーロッパでは春はスミレ。
スミレの後の5月は藤の花。
と言ったように藤の花もとても愛されているのです。
野フジの茎や葉を表現するために、グラビュールと呼ばれる手彫りで細部まで
丁寧に仕上げられているのです。
さらに下の部分は、空気感を出すために多くの色彩が使われ、
美しいグラデーションで表現されています。
経年によるスレや上辺縁の部分に電装金具との接触による少しの減り(写真を参照ください)
などはありますが、状態は綺麗です。
商品価値に関わるような大きな瑕疵はありません。
花瓶の下部にカメオ彫り陽刻で1900年頃のgalleのサインが確認できます。
電球は電器店やホームセンターでご購入いただけます。
電源プラグは、日本国内向けのものに交換済となっています。
エミールガレ(emile galle)山水風景紋様花瓶型ランプ
こちらは、代表的な文様として謳われている山水風景文ランプです。
繊細で、多層多色を極めた美しいランプとなっています。
山水風景文のランプは、ガレのカメオ彫り作品の中でも代表的な文様として、
広く知られています。
圧倒的な繊細さのカメオ彫りは、他の作品と比べてみても細やかで、
遠い山の風景や木々の葉などがグラヴュールで精密に仕上げられています。
さらに、空気感を出すために、多彩な色を使いながら多層被せガラスに仕上げられていますので、本当に手間暇かけられた作品となっています。
この作品は、山水風景文の中でもとくに高騰してしまうものとなっています。
本品のように、ガラスの大きさが約20.5cmというのは、とても飾っていて映えるものです。
そのため、店頭に出たときは驚くような価格が付けられるのです。
(参考:シェードを付けた大きさは約35cmです。)
商品の状態は綺麗です。
経年により表面にわずかなスレや、小さなキズ、そして製作時の小さな気泡痕などはありますが、商品価値に関わるような大きな瑕疵はありません。
さらに、底部には安定を確保するための木製の枠が付けられています。
サインは、花瓶の下のほうに陰刻で残されています。1900年前後頃のgalleのサインとなっています。参考資料の写真をご確認ください。
この作品のソケットは、昔から欧州で使用されていた汎用シェードを使用しています。
エミールガレ(emile galle)蝶と風景紋様花瓶型ランプ
アールヌーボーと言えば、やはり芸術の世界を美しく彩った天才ガラス作家
エミール・ガレなのではないでしょうか。
彼の残した作品は、どれも芸術性が高く、比類がないとして、世界中が絶賛しています。
そんなガレですが、ガラス工芸の世界で個人作家としては世界でも、
特に名高いことで知られています。
なぜならガレの作品は、どれも繊細でありながら、
斬新でそして高い技術力を駆使しているのです。
その装飾技術は今でも高い評価を世界で受けているのです。
さらに、ガレは我々日本人とも深い関係があります。
それは、ガレの作風にあります。
ガレは「ジャポニズム」と呼ばれる表現で、日本芸術への傾倒が深く読み取れるのです。
そのこともあり、ガレの作品は日本国内でも大変な人気となっているのです。
この作品は、高度な技術で製作された作品となっています。
被せガラスにエッチングと呼ばれる酸化腐食彫りを施しているのです。
この技法はとても難しく、しかし情緒溢れる花蝶文を表現したランプとなっています。
高い技術力で知られるガレの作品の中でも、最高峰とまで言われる出来栄えの、美しく魅惑的な色彩となっているのです。
数多くあるガレの作品の中でも、高いレベルで表現された抜群の完成度と謳われる名品です。
本体のシェードにgalleの陽刻サインが確認できます。
エミールガレ(emile galle)オーク紋様花瓶型ランプ
ガレは得意としていた被せガラスと、カメオ彫り、そしてグラビュールによって製作されたランプベースです。
ガレのカメオ彫りでは代表的な題材であるオークをテーマにした作品となっています。
サインや仕上がりから見て、1900年頃の作品であると考えられます。
被せガラスにワックスでマスキングを施し、酸化液に漬け込んで模様を浮かび上がらせる手法を用いており、大変な手間をかけた仕上がりとなっているのです。
現在のサンドブラストに比べても、その柔らかさや繊細な輪郭が印象的となっています。
ガレは自然の花々に心を砕いており、この作品でもそれらを表すためにカメラ彫りで繊細に表現しています。葉や茎の脈を表現するのに、手彫りにして細部まで丁寧に仕上げられているのです。
空気感を表現するための、色彩のムラなどグラデーションも美しく、落ち着いた華やかさを演出しています。
経年上のスレなどはありますが、状態は綺麗で、商品価値に関わるような大きな瑕疵はありません。
花瓶の下のほうに陽刻で残されています。1900年前後頃のgalleのサインとなっています。参考資料の写真をご確認ください。
エミールガレ(emile galle)海草紋様デスクランプ
ガレはアールヌーヴォー期を代表するガラス作家です。
そんなガレが得意としていたのは、被せガラスとカメオ彫りそして繊細なグラビュールではないでしょうか。
こちらの作品も、それらで作り上げられた少数製作の花形シェードランプとなっています。
カメオ彫りは、ワックスでマスキングをして酸化液に漬け込み模様を浮かび上がらせるという手法になっており、大変な手間がかかるものなのです。
しかし、現代のサンドブラストと比べても、繊細で柔らかな輪郭が特徴的な美しい仕上がりとなっています。
今回のモチーフは、ガレが好んで題材にしていた海草文でです。
海草の繊細で可憐な姿を表現するために、表面にはツヤ出しのファイヤーボリッシュが施されており、大変手間暇のかかっている作品となっています。
さらに、多色の多層被せが織り成すコントラストや美しいグラデーション、そして手彫りによる葉脈の繊細で細かな表現は細部にまでこだわり、落ち着いた華やかさを演出しています。
状態は綺麗で、経年によるスレやこまかなキズ、製作時に出来たこまかな気泡や金具取り付け跡などはありますが、商品価値に関わるような大きな瑕疵などはありません。
使用されている電球はB22外国球となっています。
この作品に使用されている電球ソケット、それらの留め具、配線などは、後年に交換されています。
サインは1900年頃に使用されていたガレの縦型のものが、シェードの側面に陽刻で確認できます。
エミールガレ(emile galle)クレマチス紋様テーブルランプ
この作品は、サインや仕上げの具合から見て、1900年頃に作られたものと思われます。
アールヌーヴォー期を代表するガラス作家のガレが手がけた作品です。
彼の得意としていた被せガラスやカメオ彫り、そしてグラビュールによるランプ作品です。
ガレがよく題材にしていたクレマティスの作品です。
カメオ彫りは、被せガラスにを施した作品にワックスでマスキングし、酸化液に漬け込むことで模様を浮かび上がらせるという、とても手間のかかる手法となっています。
しかし、現代で見られるサンドブラストに比べると柔らかな輪郭が特徴的な仕上がりになっているのです。
ガレが心血を注いだ自然の花々の繊細さをよく表した作品となっています。
クレマティスの葉や茎の脈を表現するために、グラビュールによって細部まで丁寧に仕上げられています。
高さ30cmもある作品は、圧巻と言ってもいいのではないでしょうか。
配線やソケットは近年のものに、フランスで交換されております。
さらにプラグに関しましては、日本国内のものに交換しております。
サインは1900年頃のgalleのものがシェード下部に陽刻で確認できます・
シェードの内部には、ガレの製作当時のナンシーにおける販売店のステッカーの
一部が残っています。
エミールガレ(emile galle)錬鉄製菊紋様ウォール(壁掛け)ランプ
ガレはアールヌーヴォー期を代表するガラス作家です。
そんなガレの手によるこの作品は、彼の得意とした被せガラスとカメオ彫り、そしてグラビュールにより製作されたオリジナルの錬鉄製金具を使用した角用壁ランプとなっています。
ガレのカメオ彫り作品の中でも、上級作文様でもある菊文様を題材としたランプです。
製作は、1900年頃とみられます。
ガレが得意だったカメオ彫りというのは、被せガラスの作品に、ワックスでマスキングをしたあと、酸化液に漬け込むことによって模様を浮かび上がらせるという手法で、大変な手間が掛かっているのです。
現代の手法であるサンドブラストと比べても繊細な輪郭が特徴となっています。
ガレが愛した植物を表現するために、カメオ彫りの繊細さも十分に発揮されている作品となっています。
菊の花や茎、そして葉などの細部に至るまで丁寧に仕上げられています。
また、空気感を表現するために、下部の色彩にはムラが与えられ、そのグラデーションによって華やかながら落ち着いた雰囲気も醸し出す作品となっています。
経年による、表面のスレやガラス背面縁の表から表から見えない金具との接触によって出来たわずかな減り(写真参照)などはありますが、状態は良好と言えます。
商品価値に関わるような大きな瑕疵はありません。
サインはカメオ彫り陽刻でされています。
1900年頃のgalleサインが確認できています。
エミールガレ(emile galle)フクシアの花紋様テーブルランプ
エミール・ガレによる作品、ガラスランプです。
深みのある色合いのガラスに表現されているのはフクシア紋様。
その見事な造形には、目を奪われてしまいます。
フクシアの花紋様はとてもすっきりしていますが、精微な造形で、フクシアの花紋様の可憐な様子を美しく表現しています。
美しい色合いがなんとも言えない雰囲気を漂わせています。
灯がつくとその場を、優しく上品な光で照らしてくれます、
卓越した技術が存分に発揮された、大変贅沢な作りの最高峰ガラスランプです。
ガラスと光のコントラストが生み出すその空間は、是非お手元でお楽しみください。
サインは側面に記されてあります。
台座に固定されていますので、安定性が保たれております。
台座はネジで止められておりますが、取外すことも可能な状態になっています。
電気はコンセントで配線されています。
仕立て収納の箱がついています。