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テニスブレスレットの名前の由来
ダイヤモンドがあしらわれた、華やかなブレスットのことをテニスブレスレットと言います。
このスタイルは、テニスの試合が始まる何十年も前から存在していましたが、クリス・エバートと言う有名な選手が試合でつけていたことで、さらに人気が広がりました。
試合中のクリス・エバート
この方は世界No.1に7度輝いた女子テニスプレーヤーであり、非常に有名な人物でした。
テニスブレスレットの名前の由来となった試合は、1978年の全米選手権で行われた試合です。
その日、彼女は試合中、ダイヤモンドのエタニティ・ブレスレットを身につけていました。
しかし、試合中にブレスレットの留め具が壊れ、ブレスレットが彼女の手から飛んで行ってしまいました。
クリスはすぐに試合の中断を求め、ブレスレットを探しました。
この事件は世間の注目を集め、それ以来、ダイヤモンドのラインブレスレットはテニスブレスレットと呼ばれるようになったのです。
なぜテニス・ブレスレットはこんなに人気なの?
元々は1920年代まで遡り、貴族の令嬢や淑女がこれを身につけてパーティに出かけていたこともあり、女性からすればエレガントで華やかなこのブレスレットは、人気が出るのは当然のことと言えるでしょう。
他のブレスレットの形状と比較してこれほど豪華なデザインが、フォーマルにもカジュアルにも美しく着けられるのは珍しいことです。
クリス・エバートさんが、このような軽やかでありながらもエレガンスなジュエリーを身につけることで、女性はドレスからパンツスタイルからジーンズまで、あらゆるものにダイヤモンド・ブレスレットを身につけるようになったのです。
私の妻も、テニス・ブレスレットとテニス・ネックレスをいつも身に着けていますが、普段着に少し物足りない時に、このブレスレットを2箇所つけるだけで華やかになるから、簡単だし手軽につけれることが重宝してる理由だそうです。
テニスブレスレットの種類
テニス・ブレスレットは、元々はホワイト・ゴールドが一般的でしたが、それとは違ったスタイルを求める女性の為に、温かみのあるイエローゴールドでセッティングされたテニス・ブレスレットの人気もあり、どちらもそれぞれ好みに合わせて選ぶことが出来るようになっています。
ダイヤモンドの大きさや、それを固定する土台にも様々なデザインがあり微妙な違いではありますが、どれもとても可愛らしく素敵なブレスレットです。
現代でもテニスブレスレットは作られていますが、アンティークのブレスレットも魅力的です。
そもそも、このような宝飾品はヨーロッパの方の貴族に向けて作られていた歴史があり、それらの淑女を満足させるためにかなり手が込んで作られています。