マイセンによる四季の人形、冬に属する作品のご紹介です。
造型師ヨハン・カール・シェーンハイトが1782年ころに制作した型に基づき、マルコリーニ時代(1800年ころ)に製作されました。最高の品質の、希少なマルコリーニ時代(1775~1814年)のマイセンの逸品でございます!
商品のご説明
・製作:マイセン
・製作年:マルコリーニ時代(1800年ころ)
・素材:白磁器、光沢仕上げ。すばらしい絵付けが施されております。
・造型師:ヨハン・カール・シェーンハイト(JOHANN CARL SCHOENHEIT、1730年生~1805年没)
型番号G94のモデルは1782年ころに製作されたものでございます。
シェーンハイトは、11歳のときにマイセンの工房で働き始め、そのキャリアを開始しました。1741年ころから造型師としての教育を受け始め、1768年には最終的に指導的な立場に就きました。1768年には、いわゆる『White Corps』(白の団)と呼ばれる指導的メンバーの一員として文書の中で言及されています。彼はケンドラーとともにデザイナー、造型師として20年以上仕事を行いました。また、1762年にマイセンの工房に入ったアシエとも共同作業を残しています。シェーンハイトは、1775年のケンドラーの死後、マイセン工房の主任造型師となり、1794年に引退しました。
マイセンの逸品、『四季』のシリーズから冬に属する作品でございます。息をのむほど美しい豪華な人形です。
ロココ調の田園風衣装に身をつつんだ少女が描かれています。彼女はロココ風のエプロン付きドレスにスカーフといういでたちです。炭の入った鉢に手をかざして温めています。とても愛らしい光景です。そりの上に座った少年が見えます。彼は毛皮の帽子に分厚いジャケットを着て、少女と同様に体を温めようとしています。そりには枝が積み込まれています。少年は斧を手に握っています。子供たちは頑張って木を切っていたのでしょう。
人形は、縁が金色の絵付けで装飾された岩のような楕円形の台座に固定されています。
サイズ
高さ:約15.0cm
幅:約13.5cm
マーク
本作品には、18世紀、マルコリーニ時代(1774~1814年)の、マイセンの青い剣と下に星が組み合わされたマークが染付で入っています。
1800年ころ製作されたものです。
本作品の等級は、1級品です。本作品は型番号G 94のモデルでございます(型番号は作品上では確認できません)。
商品の状態
大変すばらしい状態で、傷み等はございません。マイセンのマークの部分にひびがございますが、これは窯で焼く際に生じた元から入っていたもので、後から生じた割れではございません。劣化等もありません。
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ため息が出るほど美しいマイセンの逸品も多数取り扱っております。
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