スターリングシルバー(純銀)とシルバープレートとステンレスカトラリーの違い

スターリングシルバー(純銀)とシルバープレートの違い

食器やその他シルバーのホームインテリア用品を選択するとき、非常に多くの選択肢があります。

食器、皿、装飾品を含む「シルバーウェア」は、スターリングシルバー、シルバープレート、またはステンレススチールのいずれかで作られています。

では、どうやって選べばいいのでしょうか?

違いを知ることは、あなたのニーズやライフスタイルに合った正しい選択をするための第一歩です。

 

スターリングシルバー(純銀)

スターリングシルバーはシルバーウェアの高級品で、92.5%のシルバーに7.5%の合金(ニッケルまたは銅)を加えることで耐久性を備えています。

本物のスターリングシルバーには必ず925とマークされています。

1850年代以降にアメリカで作られたスターリングシルバーには、Starlingまたは.
925というスターリングマークが付いています。

このマークがない場合は純銀ではありません。
(フランスで作られたものは規格が違いますので、スターリングシルバーの基準は95.0%となっております。)


専門家は、食器類が本物のスターリングシルバーであるかどうかを、シルバーの含有量を調べる酸性試験によって調べることができます。

ですがこのブログをご覧になられてる皆様はおそらく専門家ではないと思われますので、簡単な見極め方法を解説しますね。

イギリス製のスターリングシルバーには、必ずホールマークと呼ばれる刻印が押されています。刻印は最低3種類あります。

下の画像はイギリス製スターリングシルバーです。

スターリングシルバーを表すライオンのマーク
ライオンマーク 92.5%のシルバーであることの認証

製造年マーク 認証された年、アルファベットの文字

アッセイマーク 認証された検分所のマーク(Sheffield, London, Birminghamなど)

 

その他にメーカーマークの刻印もあります。

イギリス以外のヨーロッパの純銀は、国によってまた違ったホールマークが使われています。

ホールマークは12世紀から使われています。

スターリングシルバーは古ければ古いほど高価になります。

また有名なメーカーとなると値段がグンと上がってきます。

フランスのホールマークは、何十年にもわたってスタイルが変わっています。

フランスのシルバーには2つの基準があり、第1基準は.950(95%銀)で、
第2基準は.800です。

フランスのマークは非常に小さいですが、ミネルヴァの頭を取り囲む枠の形状が八角形なら第1基準(950)、樽形なら第2基準(800)を表します。

時々菱形のような形の猪のマークもありますが、こちらは含有量は800になります。

スターリングシルバー950(純銀)を表すミネルバのマーク


スターリングシルバーを表すフランスのマークは、女神ミネルヴァの頭です。

スターリングシルバーのフランスの基準は他の国よりも高く、銀の含有量は1000あたり950、すなわち95%の銀が必要です。

銀の含有量がやや低いもの(1000あたり800)には、ミネルヴァの頭の隣に「2」が付いています。

花瓶のマークは現在のフランスのシルバーにとって最高のもので、99.9%の銀を示しています。

 

スターリングシルバーはシルバープレートやステンレススチールよりも高価ですが、実際の純銀を所有することには多くの利点があります。

スターリングシルバーは毎日楽しめる贅沢であり、永遠に続く貴重な家宝にもなります。

 

・スターリングシルバーには常に本質的な銀の価値があり、食器としても価値があります。

そのためスターリングシルバーは、製品寿命まで強い再販価値があり、何世代にもわたってその価値は保たれます。

・適切に使用して手入れをすれば、スターリングシルバーは永遠に長持ちします。

・スターリングシルバーは、使用するたびに比類のない美しさと
本質をテーブルにもたらしてくれる投資品です。

 

 

シルバープレート

シルバープレートは、銅または真鍮のような別の金属に銀メッキの層を施したものです。

シルバープレートとして分類するマークはありません。

ステンレススチールよりもたいていは高価であり、明るい光沢のある銀の仕上がりとなっていますが、通常はスターリングシルバーよりも軽いです。

一般にシルバープレートは、EPNS ( electro plated nickel silver ) とシェフィールドシルバー( silver plate on copper) という二種類のものがあります。

EPNS は本体がニッケルでできていて、そのうえに電気を使って銀メッキをかける方法で、1850年頃から作られています。

シェフィールドシルバー は本体が銅でできていて、その上に銀メッキをかけた物で”シルバーオンコッパー”とも呼ばれます。

シェフィールドプレートの中でもオールド・シェフィールドシルバーは電気が発明される以前の品で、純銀を薄いシート状に伸ばし銅の本体に巻きつける方法で作られました。

値段を比べると、高い順に オールド・シェフィールド、シェフィールドプレート、EPNSとなります。

たいていの場合、刻印が押されていますのでどの種類か一目でわかりますが、
銅が本体の場合は重いので直ぐにわかります。

・シルバープレートには銀としての価値はありません。
銀メッキは薄いので、精製コストをかけて銀を換金するほどの価値はなく、食器としての再販価値はほとんどありません。

・ほとんどのシルバープレートは、適切な手入れで約20年間もちますが、使用に応じてはもっと短くなります。

頻繁に使用すれば、時間が経つにつれて銀メッキはすり減っていきます。

 

ステンレススチール

ステンレススチールは加工されたものであり、さまざまな種類のステンレスがあります。

“18/10″というステンレススチールは最高の品質のもので、18%のクロムと10%のニッケルを含みます。

クロムは錆と汚れを防ぐ作用に優れており、ニッケルは光沢と輝きを与えます。

金属の残りの部分は合成スチールであり、製品に強度を与えます。

ステンレス製の食器類のいくつかは、18/8ステンレススチールまたは18/0ステンレススチールで作られています。

これはやや安価ですが、違いはわかりにくいことが多いです。

・ステンレスは、適切に手入れをすれば約100年間の耐久性があります。

・ステンレスには本質的な再販価値はありません。

耐久性があり、メンテナンスが少なく、費用対効果の高いタイプの食器類ですが、最初に購入した後には金属や食器としての価値はありません。

 

まとめ

これらを総評すると、やはり純銀(スターリング925)以上の商品を手元に置いておくことが、リセールやお子様の代まで残すことを考えるといいと思います。

ですが、そういったことを考えずないのであれば、シルバープレート、ステンレス、であっても十分に食卓を華やかなものにしてくれます。

どちらが良くて、どちらが悪いということはなく、自分の生活に合わせて取り入れられるのが理想的だと思います。

 

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