楽天市場とかで見るエミールガレのランプの偽物・本物の見分け方?
こんにちは、妹尾です。
普段からエミールガレについて勉強しています。
本物に触れて、本物から学ぶために定期的にフランスに行って仕入れ&勉強をしています。
エミールガレの故郷 フランスに足を運んで花瓶を仕入れてきたレポート
本場フランスのオルセー美術館で本物ガレを見る!
この記事では、まだエミールガレについて詳しくないお客様から頂く質問に対して良く聞かれる質問に対して解説していきますので興味のある方は読み進めてください。
弊社は純正品のエミールガレ、ドーム兄弟、ルネラリックを扱ってます。
興味のある方はこちらから実店舗をご覧ください。
ガレのランプについての動画をしておりますので、お時間のある際にご覧くださいませ。
ガレはその作品の芸術性の高さから、たくさんの偽物が作られては販売されています。
そんな偽物のガレの定義をこの記事では
ガレ本人もしくはガレの工房で作られた作品ではない
とします。
ガレの偽物は基本的には中国やルーマニアで作られてることがほとんどです。
ルーマニアや中国で作られてる花瓶の見分け方はこちらの記事で詳しく解説していますので、こちらからご覧ください。
私が感じてる、一番の問題はガレの作品ではないにも関わらずガレの作品として販売してあることです。
ですので、ガレの作品は全部フランス製でありそのほかの国はありえないということですね。
ガレの偽物のランプは中国やルーマニアで作られています。
分かりやすく言うと10万円以下のランプであれば、ほぼそれは偽物と言えるでしょう。
と言うのも、ガレの本物のランプは作られた数が非常に少ないです。
少ないからこそ稀少性が高まり値段も必然的に高くなってしまうと言うことですね。
青の枠で囲ってる部分が生産地になりますね。
ですので、ガレのランプとは書かれてますが実際には偽物であると言うことになります。
値段も23000円と、とても安いです。
ですが、このようなお店は明確にそれを明示してくれてますので良心的なお店だと言えますね。
次に紹介するのがルーマニア製のランプです。
右下の青枠で囲ってる部分にルーマニア製と書かれてますね。
このルーマニアで作られた作品は、『ガレコレクション』『ガレ風』などと言われてるのでとても分かりやすいです。
紹介文にもガレの技法を取り入れて、などと書かれていますがガレに後継者はいませんしガレの技法を現代に蘇らせるのはほぼ不可能だと言えます。
ですので、ルーマニアで作られてるガレの作品はガレとは全くの別物だと考えた方がいいでしょう。
このようにガレのサインの近くにある場合もありますし、サインから離れた場所にある場合もあります。
どちらにせよ、しっかりとガレの作品ではないと言うがわかるようにTipのサインが入ってればルーマニアの作品と分かりますよね!
まず1つ目の見分け方として、値段が高額であるかどうかをチェックしましょう。
偽物でも高額で売られてる場合がありますが、偽物と本物は作りが全く違います。
値段が高いと言うのは1つの参考程度に見ておきましょう。
偽物と本物の見分け方はこちらの記事で解説しています。
2つ目は参考書でも良いのでガレの作品を見ることです。
ガレの作品にはあって、ルーマニアや中国の作品にはないデザインと言うのはたくさんあります。
また、ガレの技法と中国製、ルーマニア製の技法は全く異なるので色使いや描かれてるテーマなど
本物を色々見ることによってその目を養うことが出来ます。
下記のガレのランプは本物のランプになります。
テーマはボケの花です。
黄色がかった下地ガラスに薄い赤、濃い赤の2層被せガラスになっています。
実際の花はこんな感じです。
出典:エキサイトブログ
どうでしょうか?
花が忠実に描かれてるのが分かりますよね。
中国製やルーマニア製は花や葉っぱは描かれてるのですが、それは何の花なのか?
というのが明確ではないのです。
というのも、やはり偽物のガラス製品は作りが甘いので細部に綻びが出てるのが分かります。
ガレ、ドームナンシー、ルネラリック以外にもアールヌーボーを代表するガラスの工芸家はいます。
さらに素晴らしい作品を作ってるにも関わらず、日本ではあまり評価を受けてない工芸家の作品は特に狙い目です。
その中でも、ドーム兄弟のところで技術を学んだシュナイダー兄弟。
ガレのところで技術を学んだミューラー兄弟。
この2人の作品はガレ、ドーム兄弟に引けを取らないにも関わらず安価に購入できるのでおすすめです。
シュナイダー兄弟のランプはこちらから
1、値段が安すぎないか
2、Tipのサインが入ってないか
3、作りが雑ではないか
4、テーマは明確であるか
この4つを確認することによって本物のガレのランプを手にすることが出来ます。
弊社でも店舗にガレのランプを置いてますので、現物を見たい方はお越しください。
アクセスはこちらから↓
普段からエミールガレについて勉強しています。
本物に触れて、本物から学ぶために定期的にフランスに行って仕入れ&勉強をしています。
エミールガレの故郷 フランスに足を運んで花瓶を仕入れてきたレポート
本場フランスのオルセー美術館で本物ガレを見る!
この記事では、まだエミールガレについて詳しくないお客様から頂く質問に対して良く聞かれる質問に対して解説していきますので興味のある方は読み進めてください。
弊社は純正品のエミールガレ、ドーム兄弟、ルネラリックを扱ってます。
興味のある方はこちらから実店舗をご覧ください。
ガレのランプについての動画をしておりますので、お時間のある際にご覧くださいませ。
エミールガレのランプの本物と偽物を見極める
ガレはその作品の芸術性の高さから、たくさんの偽物が作られては販売されています。
そんな偽物のガレの定義をこの記事では
ガレ本人もしくはガレの工房で作られた作品ではない
とします。
ガレの偽物は基本的には中国やルーマニアで作られてることがほとんどです。
ルーマニアや中国で作られてる花瓶の見分け方はこちらの記事で詳しく解説していますので、こちらからご覧ください。
エミール・ガレ(galle)の歴史と偽物サインを見極める3つの方法とランプの紹介
ガレのランプの場合も花瓶の見方とほとんど代わりはありません。
私が感じてる、一番の問題はガレの作品ではないにも関わらずガレの作品として販売してあることです。
生産された国はどこかを見る
ガレはフランスのナンシーという地方で生まれて、そこでガラス工芸品を作りました。ですので、ガレの作品は全部フランス製でありそのほかの国はありえないということですね。
ガレの偽物のランプは中国やルーマニアで作られています。
分かりやすく言うと10万円以下のランプであれば、ほぼそれは偽物と言えるでしょう。
と言うのも、ガレの本物のランプは作られた数が非常に少ないです。
少ないからこそ稀少性が高まり値段も必然的に高くなってしまうと言うことですね。
青の枠で囲ってる部分が生産地になりますね。
ですので、ガレのランプとは書かれてますが実際には偽物であると言うことになります。
値段も23000円と、とても安いです。
ですが、このようなお店は明確にそれを明示してくれてますので良心的なお店だと言えますね。
次に紹介するのがルーマニア製のランプです。
右下の青枠で囲ってる部分にルーマニア製と書かれてますね。
このルーマニアで作られた作品は、『ガレコレクション』『ガレ風』などと言われてるのでとても分かりやすいです。
エミールガレとルーマニアは何か関係あるの?
中国製の作品は粗悪なものが多いので、すぐに見分けがつきますがルーマニアのガレは中国製と比較すると少しだけ上手く作られています。紹介文にもガレの技法を取り入れて、などと書かれていますがガレに後継者はいませんしガレの技法を現代に蘇らせるのはほぼ不可能だと言えます。
ですので、ルーマニアで作られてるガレの作品はガレとは全くの別物だと考えた方がいいでしょう。
ルーマニア製のランプはどこで見極める?
ルーマニア製のガレの作品はとても良心的で、ガレと明確な違いを示すためにTipと言うサインが入っています。このようにガレのサインの近くにある場合もありますし、サインから離れた場所にある場合もあります。
どちらにせよ、しっかりとガレの作品ではないと言うがわかるようにTipのサインが入ってればルーマニアの作品と分かりますよね!
エミールガレの本物ランプはどう見分けるの?
ガレの本物のランプになれば、下は最低でも30万で上は1000万を超えるようなものもあります。まず1つ目の見分け方として、値段が高額であるかどうかをチェックしましょう。
偽物でも高額で売られてる場合がありますが、偽物と本物は作りが全く違います。
値段が高いと言うのは1つの参考程度に見ておきましょう。
偽物と本物の見分け方はこちらの記事で解説しています。
エミール・ガレ(galle)の歴史と偽物サインを見極める3つの方法とランプの紹介
2つ目は参考書でも良いのでガレの作品を見ることです。
ガレの作品にはあって、ルーマニアや中国の作品にはないデザインと言うのはたくさんあります。
また、ガレの技法と中国製、ルーマニア製の技法は全く異なるので色使いや描かれてるテーマなど
本物を色々見ることによってその目を養うことが出来ます。
下記のガレのランプは本物のランプになります。
テーマはボケの花です。
黄色がかった下地ガラスに薄い赤、濃い赤の2層被せガラスになっています。
実際の花はこんな感じです。
出典:エキサイトブログ
どうでしょうか?
花が忠実に描かれてるのが分かりますよね。
中国製やルーマニア製は花や葉っぱは描かれてるのですが、それは何の花なのか?
というのが明確ではないのです。
ガレ以外のランプについて
私の考えなのですが、ガレの偽物のシャンデリアやランプをインテリアとして家に迎えるのであれば本物のアールヌーボーの作家の作品を迎え入れた方が家や部屋の重厚感は格段にアップします。というのも、やはり偽物のガラス製品は作りが甘いので細部に綻びが出てるのが分かります。
ガレ、ドームナンシー、ルネラリック以外にもアールヌーボーを代表するガラスの工芸家はいます。
さらに素晴らしい作品を作ってるにも関わらず、日本ではあまり評価を受けてない工芸家の作品は特に狙い目です。
その中でも、ドーム兄弟のところで技術を学んだシュナイダー兄弟。
ガレのところで技術を学んだミューラー兄弟。
この2人の作品はガレ、ドーム兄弟に引けを取らないにも関わらず安価に購入できるのでおすすめです。
シュナイダー兄弟のランプはこちらから
まとめ
中国製、ルーマニア製、本物のガレを実際の商品を出して解説して来ました。1、値段が安すぎないか
2、Tipのサインが入ってないか
3、作りが雑ではないか
4、テーマは明確であるか
この4つを確認することによって本物のガレのランプを手にすることが出来ます。
弊社でも店舗にガレのランプを置いてますので、現物を見たい方はお越しください。
アクセスはこちらから↓