1925-30年頃制作されたニッケルメッキの真ちゅうもしくはブロンズ製フランスアールデコ調シャンデリアです。
こちらの照明器具はCherrier et Besnusというフランス、パリを基盤としたブロンズ製の照明器具の会社の製品です。
1926年E.Cherrier氏とBesnus氏はAmelot通り36番にあったRené Massinという会社を受け継ぎました。
Massinは新古典主義調とアールヌーヴォー調のブロンズ製照明器具の製造をしていました。
Cherrier et Besnusはそれらの照明器具の製造を続けるとともにアールデコ調の新しいデザインの製品を製造しました。
Cherrier et Besnus社のアールデコ調照明器具は上質な製品ばかりです。
照明器具のブロンズ部分にRené Massinのイニシャル”RM”のマークが付けられていることが多いです。
使用されているシェードは、ハノッツ社の透明すりガラスに型押しデザインされたガラスシェードです。
ハノッツはVerlys社のような大きなホロフェーンガラスの工場の一つです。
3つのサイドシェードにはVerreries des Hanots Franceのサインがあります。
大きなボウルシェードもハノッツ社の製造したモデルですが、他のシェードと同じくこちらにはサインがありません。
ニッケル部分はニッケルが再塗布され、その他の部分には緑青が出ています。
シェードはすべてとても良い状態です。
ガラスに細い線がありますが、Verreries des Hanots Frances社のガラスによくみられる製造工程できるものです。
コードは新しいものに交換済みです。
日本仕様のコード、ソケットをご希望の場合別途2万円でご対応させていただきます。
サイズ:天井からの長さ 90cm 幅72cm
状態:
目立つ大きな欠け、割れ、傷なく良好な状態です。
詳細は画像をご覧ください。