ミントン デミタスカップ ソーサー ピンク ローズ エナメル ブルー リボン 1891-1901年
Regular price ¥58,000/
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1891-1901年頃、イギリスのストーク=オン=トレントで製作された華やかなミントンのデミタスカップとソーサーのセットで、ケンタッキー州ルイビルに所在するドルフィンガー& Co.の為に作られました。
エナメル加工されたブルーのリボンが3つのピンクの薔薇をつなげる可愛らしく、シンプルかつエレガントなデザインです。
青いリボン上には、リボンを斜めに横切る濃い青色の線が入っており、リボンに深みを与えています。
虫眼鏡でリボン部分を注意深く見ますと、リボン下書きと思われる藤色の線が見え隠れしています。
ベースはハイホワイトの磁器です。
カップの持ち手と縁、脚、受け皿の縁はゴールドでトリミングされています。
カップとソーサーの薄い水色のラインは、立体的なエナメルで装飾されています。
塗装や金に擦れは無く、傷も一切無い状態は素晴らしい状態のセットです。
1793年、トーマス・ミントンは後にブルーウィローで有名になるミントン・ブランドをストーク=オン=トレントで設立しました。
彼はリバプールの商人であるウィリアム・パウナルと地元の陶芸家であるジョセフ・ポールソンと共同でビジネスを行いました。
1796年5月に新しく建てられた工房で製造が始まりました。
1836年にトーマスが亡くなり、息子のハーバートは経営陣に加わりました。
事業は1884年にミントンズ株式会社として再スタートを切りますが、1968年にミントンに戻りロイヤルドルトン・テーブルウェア・グループの一部にな、さらなる美しい磁器食器を作り続けました。
ソーサーのマーク#2713は、1891〜1901年に使用されたミントンのロゴに「イングランド」と「s」(ミントンズの時代)がついているマークです。
カップにはマーク#2716が付いており、こちらも同じく1891〜1901年に使用されていたものです。
ソーサーには、ケンタッキー州ルイビルの小売業者ドルフィンガー& Co.のマークも付いています。
金銀細工師としてのキャリアをスタートさせたドイツの移民、ジェイコブ・ドルフィンガーが1863年に創業したドルフィンガーは、ケンタッキー州ルイビルに2か所、シェルビービルロードに1か所、ザゴールトホテルに1か所店舗を展開していました。
ドルフィンガーは、元々磁器と高級ギフトを専門とした事業で、ジェイコブは1932年に引退し、1933年に亡くなりました。
ご家庭でお楽しみいただける誇り高い逸品です。
サイズ
カップ高さ 5.2cm
カップ直径 5.6cm
ソーサー直径 11cm
ソーサー高さ 1.6cm
状態
目立つ大きな欠け、割れ、傷無く良好な状態です。
詳細は画像をご覧ください。