ドーム＆ロブジュ（ロブジェ）　フランス製アールデコランプ　錬鉄製　1930年

ロブジュ（ロブジェ）＆ドーム兄弟（Robj & Daum）

ロブジュのために製作された、非常に優れた品質の錬鉄製の、1925年から1930年の間に製作された素晴らしいフランス製のアールデコランプです。

見事に鍛造された土台が、ドーム兄弟によって製作された顔料入りのまだら模様の二層の手吹きガラスでできた色鮮やかなシェードを支えています。

ガラスのペーストに引っかき傷でドームナンシーフランス（Daum Nancy France）とサインされています。

ロブジュ（ROBJ）とは、1908年に企業を創業したジャン・ボーン（Jean Born）の綴りの文字を入れ替えたものです。

第一次世界大戦後、ジャン・ボーンは彼のビジネスパートナーであるルシアン・ウィレミッツ（Lucien Willemetz）と共にパリのオートヴィル市3丁目に店を構え、「ロブジュのアクセサリー」と宣伝して磁器の置物やその他の小物を販売しました。

1920年代後半、ロブジュは二号店を、パラディ通り32番地（のちに同じ通りの51番地に移転）に開店しました。

この企業は店のために、多くの若いデザイナー達に商品のデザインを依頼しました。

ジャン・ボーンは1922年に交通事故で亡くなり、その後ウィレミッツが会社を所有して承継しました。

1920年代にロブジュは非常に人気があり、商業的に成功していました。そして1931年に閉業しました。

現在ではロブジュのコレクションの中で、特に香炉とテーブルランプだけが見つかっています。

状態は非常に良好です。

布で覆われた新しいねじれたコードで再配線してあります。

日本仕様に配線する場合は、追加15000円で対応させて頂きます。

サイズ

高さ　32.5cm

シェードの直径　12cm

状態

目立つ大きな欠け、割れ傷なく、良好な状態です。