Etablissement Jean Gauthier(ゴティエ設立の工房)
1925年-1930年頃制作されたフランスアールデコ調の素晴らしいランプペアセットです。
ニッケルメッキのブロンズもしくは真ちゅう製のランプにEJG(Etablissement Jean Gauthier)によって制作されたクリアすりガラスに型押しデザインの美しいシェードが付けられています。
シェードには”J.Robert”とサインがされています。
ランプ台のニッケルメッキを塗りなおし、新しいねじれレーヨンカバーのコードに付け替え、プラグとスイッチも新しくしております。
ヨーロッパでのご使用の場合には、E14ソケットをお付けいたします。
アメリカ、カナダ、日本でご使用の場合には、アメリカ使用のソケットとUS二股プラグに付け替えいたします。
ゴティエは最初の工房をパリのJean Robert通り12-14に構え、後々エザンヴィル(Ezanville)の町の工房へと広げていきました。
第一次世界大戦直後、制作活動の初期の頃ゴティエはカメオのシェードを制作し、それには自身のサイン(Gauthier)をつけていました。
エザンヴィルの工房は成形プレスガラス製のアールデコ様式ガラス製品を制作するために創設されました。
そして多くのアールデコ様式モデルの製品にはサインが付けられていません。
しかし、EJG(Etalissements Jean Gauthier)のサインが付いているものも、いくつかあります。
J.Robertとサインされたものもあり、それは最初の作業場の通り名を基にしたJ.Gauthierのペンネームです。
30代の時、ゴティエは乳白色、セミクリスタルガラス製のシェードやカップの制作を始めました。
サインのない製品の他、EZAN France(ゴティエの二番目の工房があった町の名前からとられたサイン)とサインされた製品もあります。
サイズ:高さ 33.7cm
状態:
目立つ大きな欠け、割れ、傷なく良好な状態です。
詳細は画像をご覧ください。