マイセンの豪華な逸品、ロココ時代の衣装に身を包んだおしゃれなカップルの人形のご紹介です。
商品のご説明
・製作:マイセン
・製作年:1935~1940年ころ
・素材:白磁器、光沢仕上げ。すばらしい絵付けが施されております。
・製作法:手作りによる磁器
・造型師:アウグスト・リングラー(AUGUST RINGLER)(1837年生~1918年没)
造型師のリングラーは、ドイツのネルトリンゲンにある職業学校で学びました。
1856年~1904年までの期間、マイセンの工房で活躍した造型師です。特に、ロココ調の天使、鳥、犬といった人形を専門としていました。
型番号O 181のモデルは1890年ころに製作されたものでございます。
マイセンによるおしゃれなカップルの人形です。
貴族の若い女性が、ロココ調の服に身を包んだ若い貴族の男性に伴われています。
男性はかつらをかぶり、美しい女性は非常にエレガントな頭飾りにノーブルな衣装といういでたちです。
男性は女性の体に手を回していますが、女性は少し相手を拒絶するようなジェスチャーをしています。女性は男性に対する態度を決めかねているのでしょうか。
絵付けと造型はいずれも最高の質です。細部に至るまで驚くほど作り込まれています。様々な形に装飾された女性のドレスをじっくりとご覧くださいませ。
人形は、ロカイユ装飾の施された円形の土台に固定されています。
本当にすばらしく、希少なマイセンの人形です。大変可愛らしい見た目の作品でございます!
サイズ
高さ:約21.5cm
マーク
本作品には、20世紀初頭ころのマイセンの青い剣のマークが染付で入っています。
1935~1940年ころ製作されたものです。
本作品の等級は、1級品です。
また、本作品には以下のマークも入っております。
・型番号:O 181
・造型師番号:36
・絵付師番号:18
文献:ベルクマン『マイセンの芸術家?人形 型番号A100からZ300まで』(BERGMANN, Meissener Kuenstler)54頁
カタログ番号91
商品は大変すばらしい状態です。傷、傷み等は見られません。
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ため息が出るほど美しいマイセンの逸品も多数取り扱っております。
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