マイセンによる天使の人形、有名なLシリーズの作品から、ばね式のわなに掛かった天使を描いた作品のご紹介です。
ハインリヒ・シュヴァーベ(HEINRICH SCHWABE)が1877~1880年ころに製作したモデルに基づき、1880~1890年ころに製作されたマイセンの作品です。 とても可愛らしい最高の質のマイセンの人形でございます!
商品のご説明
・製作:マイセン
・製作年:19世紀(1880~1890年)ころ
・素材:白磁器、光沢仕上げ。すばらしい絵付けが施されております。
・製作法:手作りによる磁器
・造型師:ハインリヒ・シュヴァーベ(HEINRICH SCHUWABE、1847年生~1924年没)
ハインリヒ・シュヴァーベは彫刻家で、ドイツ、ニュルンベルクの芸術工芸学校で学び、1875年から1907年までの期間、ニュルンベルクで教授を務めました。1899年までの間に、シュヴァーベはマイセンのために48個のモデルを制作しています。
卓越した造型のマイセンの人形。Lシリーズ(L 120)に属する作品でございます。息をのむほどすばらしい出来で、マイセンの技術を結集して製作されております。
裸の少年の天使が、わなに右足をとられ、抜け出そうと奮闘しています。天使は必死の様子で、痛みをおそれているせいか顔におびえた表情を浮かべています。天使は羽を備え、矢の詰まった矢筒を携えています。曲げられた上半身は苦痛を表現しており、天使は下を向いています。地面には花の彫刻が施されています。
人形は、縁が金色に塗られた模造大理石の土台に固定されています。
サイズ
高さ:約17.5cm
マーク
本作品には、19世紀後半ころのマイセンの青い剣のマーク(剣の柄に柄頭が付いています)が染付で入っています。
1880~1890年ころ製作されたものです。
本作品の等級は、1級品です。
また、本作品には以下のマークも入っております。
型番号:L 120
造型師番号:136
絵付師番号:20
文献:ベルクマン『マイセンの芸術家?人形 型番号A100からZ300まで』(BERGMANN, Meissener Kuenstler)(2010年、ドイツ)76頁
カタログ番号136
商品は大変すばらしい状態です。傷、傷み等は見られません。
この度は、当店のページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当店では、本物のすばらしい作品を良心的な価格でご提供しております。
ため息が出るほど美しいマイセンの逸品も多数取り扱っております。
お得な情報等もございますので、よろしければぜひ当店のライン会員にご登録ください。
当店で販売しておりますのは、いずれも時代を経たアンティークの品物でございます。
そのため、新品とは異なり、使用の跡が残っていることもございます。状態の良くないものについては商品の説明と併せて記載しておりますので、その旨お含みおきいただきますようお願い申し上げます。
当店では、商品の包装にも細心の注意を払っております。輸送の際に万一のことがないよう、大切な商品を完全に保護してお届けいたしますので、どうぞ安心してお買い求めくださいませ。