マイセン社、19世紀およそ1840-50年ごろの作品です。
材質は白磁器、つやあり加工、最上級の絵付け、手製の磁器人形です。
デザイナー:
JOHANN CARL SCHOENHEIT (1730 - 1805)
このシリーズは、1772年にデザインされました。
マイセンの工場で1745年から造形家として勤め、ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー(1706-1775)の同僚として働きました。
気高いロココ調の婦人を表現した五人の女性の人形が五つの光景を表している完璧なシリーズです。
すべて同じ型の台の上にいます。(四角の形で縁が金色のバラと赤色のオーナメントで飾られています。)
双剣のブルーマイセンのマークがついていています。(人形の底の光沢のない箇所です。)
1840-50制作。
ファーストクオリティ
絵付け氏のサインと造形家番号とモデル番号(E1-5)も付いています。
E1“聴いている”
婦人が小さなピアノの横に座り、音楽を奏でています。
E2”食べる“
婦人が食べ物(お菓子、果物とワイン)がのったらでんのテーブルに向って座っています。
E3”見る“
化粧テーブルに向って婦人が座っています。
テーブルは個人の衛生用品やお化粧品(パウダーボックス、宝石ボックスや鏡など)を置く用のものです。
婦人は鏡に映る自分を眺めています。
E4”感じる“
座っている婦人は鳥かごの置かれているテーブルの横にいます。
鳥かごにはオウムがいて外を向いて、婦人の指をかんでいます。
E5”匂い“
花が入ったバスケットが置かれているテーブルに婦人が腰かけています。
婦人は右手に持った花束の香りをかいでいるようです。
さらに様々な花が婦人のエプロンの上に広がっています。
サイズ:高さ 12.5-14.5cm
台のサイズ 10.5 x 8cm,9.5cm x 8cm
状態
目立つ大きな欠け、割れ、傷なく良好な状態です。
詳細は画像をご覧ください。