マイセンの希少な逸品、ポーランド人の貴族の男性がポーランド人の貴婦人にポーランド式のキスをしている様子を描いた人形のご紹介です。
1743年にケンドラーがデザインしたモデルに基づき、1840年~1850年ころに製作された作品です。大変希少で、息をのむほど美しい見た目の品でございます!
商品のご説明
・製作:マイセン
・製作年:19世紀(1840年~1850年ころ)
・素材:白磁器、光沢仕上げ。すばらしい絵付けが施されております。
・製作法:手作業による磁器
・造型師:ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー(JOHANN JOACHIM KAENDLER、1706年生~1775年)
ケンドラーは、1742年から1775年まで、マイセンの工房で主任彫刻家を務めた人物です。マイセンの歴史の中でも最も著名な造型師であり、羊飼い、道化師の子供たち、庭師の子供たち(アシエとの共作)、パリの触れ役(ライニッケ、マイアーとの共作)、洒落者の人形など、数多くの有名なシリーズ作品を生み出しております。この希少な人形は、1743年ころにケンドラーがデザインした作品です。
マイセンによる卓越した造形の作品です。マイセンの技術の粋を集めた、目を奪われるほど美しい人形でございます。
ポーランド人の貴婦人を、ポーランド人の貴族の紳士が称賛している情景です。細部に至るまで彫刻が施され、精巧に作られた最高の品質の作品でございます。
ポーランド人の女性は岩のような台座に腰を下ろしています。身に着けているのはポーランド風の衣装で、ガードル付きの長いローブ、長いマントに羽の付いたファーの帽子といういでたちです。
彼女はその左手をポーランド人の貴族の男性に委ね、男性はその手の甲にキスをしています。
男性はカフタンのようなガードル付きの長いマントを身にまとい、サーベルを携えてバックル付きの靴を履いています。男性のファーの帽子は岩の台座の上に置かれています。人形たちは、息をのむほど美しく整った顔をしております。
いずれの人形も、花の彫刻で装飾された楕円形の台座に固定されており、可愛らしい犬が寝そべりながら光景を眺めています。
サイズ
高さ:18cm
幅:23cm
マーク
本作品には、19世紀前半のマイセンの交差する青い双剣のマーク(剣の柄に柄頭が付いています)が染付で入っています。
1840~1850年ころ製作されたものです。
本作品の等級は、1級品です。
また、本作品には以下のマークも入っております。
型番号:502
造型師番号:102
商品は大変すばらしい状態です。傷、傷み等は見られません。
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ため息が出るほど美しいマイセンの逸品も多数取り扱っております。
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