マイセン人形 華麗なる四季の時計 エルンスト・アウグスト・ロイテリッツ作でございます😊
時計ケースは、エルンスト・アウグスト・ロイテリッツがロココ様式の古い型を用いてデザインしたものです。
時計ケースは、金色に光り輝くロカイユ装飾が施された台座の上に立ち、文字盤を囲む繊細で彫刻的な花、葉、ロカイユ装飾がふんだんに施されています。
完全に彫刻された人物は、四季を擬人化しています。
文字盤の上の左側に座っているのは、手に花輪を持った女性の天使で春を表し、右側は、トウモロコシの穂と鎌を手にした女性の天使で夏を表しています。
その下の左側のロカイユの足の上にいるのは、腰にブドウの木を持ち、ワイングラスで酒を飲む秋を表し、その向かい側にいるのは、赤い毛皮のマフラーで覆われ、火鉢の上で手を温めている冬のプッティです。
文字盤の下と、花と葉の彫刻が施された花瓶の上には、ワトーの場面が細かく描かれたカルトゥーシュがあります。
白磁の文字盤に黒のローマ数字、真鍮製になっております。
製造元: マイセン(ドイツ)
年代: 1880年頃
素材: 磁器 / 釉薬
技法: ハンドメイド磁器 / 色絵 / 金彩
デザイン:エルンスト・アウグスト・ロイテリッツ(1818-1893)
ドレスデンのアカデミーで学び、彫刻家として活躍。1849年から1886年までマイセン磁器工房のデザイン部長を務め、1882年に教授の称号を得ました。
18世紀の器形や人物像に取り組み、ロココ様式や古典主義様式の花瓶、センターピース、燭台をデザインしました。
モデル399 xは1860-1870年頃のデザインです。
ムーブメントには「A. Carlhian & Beaum」のサイン。ムーブメントには "A. carlhian & beaumetz a paris "のサインが入っています。
サイン スクラッチなしの1級品
モデル番号: 399 x| ペインティング番号: 22
証明
Thomas & Sabine Bergmann, Meissener Künstler - Figuren / Erlangen 2017(ドイツ)、モデル番号1~3000、カタログ番号2553の695ページ。
サイズ
高さ: 41.5 cm|幅: 24.0 cm|奥行き: 19.0 cm
状態
時計のムーブメントは修理されており、完璧な状態で機能しています。
目立つ大きな欠け、割れ、傷なく基本的良好な状態です。