マイセン人形「フィギュア」 モノクロショールを巻いた少女 アイヒラー作 アールヌーヴォー時代 1913年頃の作品でございます😊
アール・ヌーボーの若い裸の少女を描いたもので、頭巾を組み込んだ髪を芸術的なピンで留め、大きな縞模様の布を右前腕に巻き、左手でそれを後ろに持って地面に休んでいます。
女性の艶かしい曲線美を描いた作品であり、アールヌーボーというのはこのような自然が生み出す曲線を芸術の中に落とし込むという価値観だったんですね。
美しい作品であり、芸術性を感じられる素晴らしい逸品です✨
台座は丸く平らで、縁に面取りが施されています。
製造:マイセン ドイツ
年代 1913年頃
素材: 陶磁器、光沢仕上げ
技術: ハンドメイドの手描き磁器
デザイン:カール・テオドール・アイヒラー(1868年~1946年)
適性検査の後、1885年からマイセン磁器工場でエルンスト・アウグスト・ロイテリッツとエメリッヒ・アンドレセンのもとでデッサンと模型を学びました。
1886年9月、同工場に採用され、ボッシェとして5年間の研修を受けます。
その後、ドレスデン応用美術学校で学び、マイセン磁器工場でモデラーを務めました。
在学中にすでにいくつかの賞を受賞しており、彼の彫刻はとりわけ客観性と写実性が特徴でした。
この作品は1913年頃のモデルD 255のデザインです。
マーク
青いマイセンマーク 1900年頃|一級品
モデルNo. D255|旧NO. 152|Painter's No. 152
参考文献
Thomas & Sabine Bergmann, Meissen Artist's - Figures / Erlangen (Germany) 2010, Model Numbers A 100 - Z 300, 268ページにカタログ番号507。
サイズ
高さ: 23.0cm
状態
目立つ大きな欠け、割れ、傷なく基本的良好な状態です。