ジャガー・ルクルトは世界の時計メーカーの中で最も上質なメーカーの一つです。
1833年にアントワーヌ・ルクルトがスイス、ル・サンティエに小さな工房を作ったのが、ジャガー・ルクルトの始まりです。
始めのうちは、他のメーカーの時計部品を製造していましたが、すぐにAudermas Piguet, Vacheron & Constantin, IWC そしてPatek Phillipe(納品はわずかな量でした。)といった有名なスイスのメーカーに納品するにまで成長をしました。
エドモンド・ジャガーが1925年までカルティエのムーブメントのメインのサプライヤーと共同で事業をしたことから、ジャガー・ルクルトという名前が生まれたのです。
有名なリベルソを1931年に製造し、その一年後Patek Philippeに買収され、JLCは幕を閉じました。
JLCは時計製造業において科学的進歩の最前線であったことは今でも有名であり、JLC独自のムーブ、ケース、針とダイアルは今でも製造されています。
このような素晴らしいジャガー・ルクルトの製品の中から、1943年製造の男性用腕時計をご紹介します。
スチール色のケースは、リューズとラグを除いておよそ31mmのサイズです。
こちらのサイズは現在では、男女共用の時計の一般的なサイズとされています。
製造されてからの月日を考えますと、状態はとても良く、ケースの裏側には参考番号B 262190を確認することができます。
オリジナルの黒色ダイアルもまた良い状態です。
“Jaeger Lecoultre”と白字で印字されているのがはっきりと見えており、蛍光色のアラビア数字と針が付けられています。
秒の補助表示もあります。
キャリバー469/A ムーブにはもちろんJaeger LeCoultreのサインがあり、メッキ仕上げになっています。
シリアル番号303048と製造年1943年を確認することができ、時間も正確に時間を表示しています。
直近にオーバーホール済みです。
(2021年7月)
外観:
モデル: ジャガー・ルクルト
ケースサイズ: 31.5mm
バンド素材: キャンバス
ラグ幅:
オーバーホールの有無: 有
性別: 男性・ユニセックス
石数:
カスタマイズの有無: 無
ケース素材: ステンレススチール
裏ぶた: ソリッド
ムーブメント: 手巻き式
製造年: 1940-49
ケースの仕上がり: