ニッケルメッキされた真ちゅうもしくはブロンズ製のフランスアールデコ調の大型のシャンデリアランプ、1925-30年ごろの作品です。
Verreries des Hanots(ハノッツ)の工房で制作された、中心にある六角形の型押しデザインのボウルシェードと6枚のサイドシェードが組み合わされたシェードです。
中心のボウルシェードにはverreries des Hanots Franceとサインが入っており、サイドシェードにはOllierのサインがはいっています。
Aubin Ollierは高級品を扱うお店を持っており、ランプシェードやシャンデリアを取り扱っていました。
お店はパリのl'Hirondelle通り21番とサン・ミッシェルに6店舗ありました。
Aubin Ollierはフランスとボヘミアンの多くのガラス工房にランプシェードを発注していました。
ハノッツもまたシェードを制作し、そのいくつかにはOllierのサインを付けて製造するように発注されていました。
ホロフェーンは産業ガラスを大量に製造する大規模な会社でした。
戦間期1938年ぐらいまでにVerreries des Hanots(ハノッツ)のブランド名で質の高いランプシェードを製造し、Verlys社のブランド名で花瓶や彫像を製造していました。
ハノッツのシェードのほとんどにサインがないため、ハノッツの名前は広く知られていませんが、アールデコ期のフランスのガラス工房の中でハノッツのシェードの質の高さは抜きに出て素晴らしいです。
シャンデリアの状態はとても良いです。
器具のニッケル部分は再塗装しており、その他の部分には緑青が出ております。
コードは新しいものに交換済みです。
日本仕様のコード、ソケットをご希望の場合別途2万円でご対応させていただきます。
サイズ:高さ 97cm 幅 76.5cm
状態:
目立つ、割れ、傷なく良好な状態です。
詳細は画像をご覧ください。