アルジー・ルソー(G Argy Rousseau) アールデコランプでございます。
エミールガレ、ドーム兄弟もそうなのですが花瓶や器などの飾り物を多く残してきた工芸家ですので、電気系の作品。
今回のランプは非常に希少性の高いものになります。
ルソーは作品数が少ないために、ガレ、ドーム以上の高値で取引されます。
簡単にですが、ルソーの紹介をしますね🤗
ガブリエル・アルジー・ルソー(1885-1953年)は、幼い頃から創造性に富み、フランスの彫刻家、陶芸家、そして20世紀初頭のアールデコ運動で極めて重要な役割を果たしたガラス工芸の巨匠です。
花瓶、ランプ、宝石、ボウルなどの装飾品を含む彼の革新的なデザインは、アールヌーボーとアールデコの両時代にまたがるものでした。
ですので、ヌーボーとデコ時代を股にかけてるので、どちらかというとルネラリックに近いかもしれませんね。
1906年に芸術学校を卒業したルソーは、「エンジニア・セラミスト」という肩書きで研究所に勤めた後、パート・ド・ヴェールの芸術だけに専念するようになりました。
パートトヴェールってのは、ガラスの技法のことですね。
このことを解説したら、また長くなってしまうのでガラスの粉を溶かして、いろんな色を組み合わせる技法だと考えてください。
1914年に展覧会を始めたガブリエル・アルジー=ルソーは、瞬く間に成功を収め、審査員からも大きな賞賛を受けました。
アルジー・ルソーのパート・ド・ヴェール作品は、初期の作品からその技術と非常に個性的な装飾が一目瞭然です。
ガレやドームとも作風が大きく違うのは作品をご覧になられると分かると思います。
アルジー・ルソーの作品には、当時の理想とされた自然が第一のテーマとして描かれ、花や昆虫、動物、女性の姿などが題材が描かれる傾向にあります。
サイズ
直径:15cm
全体の高さ:24.6cm
状態
シェード、ベース、フィニアルは全体的に良好なコンディションです。
動作確認済み。
コードは交換され、米国での使用のために配線されています。
変換プラグを使用すれば、日本でも使用できます。