エティエ&ヴァンソン ミューラー兄弟 アールデコ調シャンデリア シルバーブロンズ&パート・ド・ヴェールでございます😊
エティエ&ヴァンソンとの合作で作られたこのエレガントで風通しの良い作品は、メーカーの1929年カタログに掲載されています(画像17~20参照)。
こちらのモデル(メーカーカタログNo.8079)は、シルバー・ブロンズのフレームに3本のアップリケ・アームを備えています。
3本のアップリケ・アームには、同社の特徴であるギョーシェ模様のソケット・カバーが付いています。
中央の部分は、放射状のトーチとその先端にキャップがあります。
エティエ&ヴァンソンは戦時中の製造において、同じ放射状のコサージュと真珠模様の上縁を多用しています。
同じ1929年のカタログでも販売されています(画像No.18参照)。
4つのライトには、ミューラー社製のパート・ド・ヴェールで縁にスカラップが施されたチューリップが取り付けられています。
マルモレア様式のチューリップは、白、ピンク、ブルーのパウダー状のグラデーションです。
いずれも酸エッチングによる「ミューラー・フレール・ルネヴィル」のサインが入っています。
4つのライトポイントは、B22ベースのバヨネット式ランプホルダーになっています。
デザイナーのシャルル・ルイ・エティエ(1868年パリ生まれ)とカリクスト・ヴァンソン(1876年ラシャペル=グライユーズ生まれ、1945年パリ生まれ)のパートナーシップは、少なくとも第一次世界大戦前の1912年頃までさかのぼります。
創業当初からトゥルネル通り43番地に店を構え、徐々に事業を拡大し、1929年にはヴォージュ広場のミレー邸を購入しました。第二次世界大戦後は、売却されるまで未亡人のヴァンソンが経営していました。
サイズ
高さ:67cm
直径:45cm
重さ
3.550kg
状態
電気系統は改修されています。
目立つ大きな欠け、割れ、傷なく基本的良好な状態です。