エルメスヴィンテージ(Hermès)腕時計(watch)ベルトの交換(カスタマイズ)アンティーク時計
エルメス(Hermès)の腕時計ベルトの魅力
(カラー:ホワイト・革ヴォーエプソン)
最近話題になっている、エルメス(Hermès)のアップルウォッチ。
その最高級ファッションブランドエルメス(Hermès)の革を使用した
腕時計はカラーバリェーション豊富で交換可能な製品となっています。
また、女性に人気のHウォッチはインターチェンジャブル・ストラップ
という機能がついていて自宅でも簡単にストラップを交換できるという優れもの。
しかし、それは現行モデルのみ店頭に並んでるのが実情です。
実は、エルメスの腕時計の歴史は古く、約100前のアンティーク、ヴィンテージ
腕時計が今も時を刻んでいるのをご存知でしょうか。
そして、現行モデルより高値がついている腕時計もかなりあります。
SWISS(スイス)製の機械式(ゼンマイ)腕時計は性能がよく、
メンテナンスをきちんとすることで長く愛用できるのです。
そして、ヴィンテージ腕時計のコレクター達は時計ベルトを誰が宣伝するわけもなく
最高級革のエルメスの革ベルトにカスタマイズしています。
しかし、エルメスの最高級品といえども革製の時計ベルトは長年愛用すると、
やはり劣化します。
それに、お洒落な方にとってはHウォッチのようにカラーチェンジして
カスタマイズしたいですよね。
では、いったいエルメスのヴィンテージ腕時計やアンティーク腕時計の革ベルトは
どうやって手に入れるのでしょうか。
ここでは、そんなエルメスの腕時計の革ベルトについて説明を盛り込んで
手に入れる方法などを紹介していきたいと思います。
(カラー:パールグレー・革ヴォースイスト)
エルメス(Hermès)の腕時計ベルトが欲しい
エルメス(Hermès)の腕時計ベルトですが、購入方法は2通りあります。
一つ目はネットオークションなどで手に入れる方法です。
エルメスヴィンテージ時計ですので、規格外ということもありますが、
もしかしたら、あう商品があるかもしれません。
※偽物やオリジナル製品が出回っているので注意が必要ですので、
出品者に問合せしてみるのもいいですね。
そして、もう一つはエルメス(Hermès)直営店での購入です。
私はエルメスミッキーのヴィンテージ時計を所有しているので
直接エルメスに問合せしてみました。
在庫があれば、数か月かかりますが探してくれるそうです。
50年前の商品でも探してくれるんですね。
ただ、在庫がどんな素材でどんな色かがわからないそうです。
私が欲しいのは白いエルメスの腕時計ベルトです。
そういった場合は、やはりオーダーが一番です。
時計をエルメス(Hermès)に持っていき、ベルトをオーダーするのです。
オーダーしてから、手元に届くのは半年以上は確実と言われました。
どんな、革でも対応可能だということで、エルメス(Hermès)最高素材の
ワニ革も対応してくれるということです。
また、オリジナルで自分の名前の頭文字も型押し可能です。
私は、以前エルメスで買い物をしているので顧客名簿の存在があり
スムーズに話が進みましたが、初めての方は高級ブランド店である
エルメス(Hermès)にいきなり時計を持って行くのって少し勇気がいりますよね。
そういった方は、当サイトの「気軽に店長に問合せ」にてご相談にのりますので
連絡ください。
※当店ではエルメス腕時計ベルトも取り扱っています。
エルメス(Hermès)の腕時計ベルトの種類とカラー
現在、私が知る限りエルメスでは205のカラーバリエーションが展開
されています。
また、ほぼ毎年新色が登場します。
例えば、エルメスの定番カラーであるオレンジ系ですが
・マンゴー ・フー ・カプシーヌ
・ポティロン ・オレンジ ・パンデピス
・タンジェリン
エルメスはカラーの呼び名もお洒落です。
※そのほか、オレンジポピー、サンギーヌ、テールバティューなど
・上記参考:ベルトは全て「トゴ」
ですから、本当はエルメスはカラーを知るよりも、革の種類を覚える方が
自分のスタイルに合った製品選びができます。
素材のバリエーションも45種以上となかなか豊富ですが、
革の種類は7種類となっています。
(※エレファントは無しとします)
スムース :生後1~3ヵ月の雄仔牛の革
:雄成牛の革
:雌牛の革
ナチュラル型押し:生後1~3ヵ月の雄仔牛の革
:雌牛の革
:雄山羊の革
:水牛
加工した型押し :生後1~3ヵ月の雄仔牛の革
:生後1~3か月の雌仔牛の革
最高級ワニ革 :ポロサス・東南アジアやオーストリアが原産地のワニ革
:ニロティカス・アフリカ、ナイル川流域が原産地のワニ革
:アリゲーター・アメリカ、ミシシッピ川流域が原産地のワニ革
:ポロサスマット・ポロサスにマット加工したワニ革
:ニロティカスマット・ニロティカスにマット加工したワニ革
:アリゲーターマット・アリゲーターにマット加工したワニ革
・オーストリッチ:ダチョウ(エミュー:ダチョウより一回り小さい鳥)革
・リザード :トカゲの革
エルメスの腕時計ベルトとして使用されるのは生後1~3ヵ月の仔牛が多いです。
ですから、かなり絞られてきますね。
「生後1~3ヵ月の仔牛」革の種類別名称(22種あります)
・ナチュラルな型押し:トゴ・フィヨルド・エバーカラー
・加工した型押し :ヴォーエプソン・グランアッシュ・ヴァシェツト クリス フィヨルド
・スムース革 :スイフト・ボックスカーフ・タデラクト・ソンブレロ
ヴォーシャモニー・ヴォーバレニア・ヴォーリス
22種の中から、腕時計向きの素材を抜粋しました。
※高級ワニ革も、もちろんオーダーできますし、他の革でも対応可能です。
雄仔牛の中でもトゴ(自然な型押し素材の革)、ヴォーエプソン(型押し)は
人気ですね。
・カラー:ゴールド・革ヴォーエプソン カラー:ブラック・革ヴォーリス
エルメス(Hermès)は質のいい革を使用しているため非常に柔らかく
肌触りが良いのが特徴的です。
人によっては軽量感とその薄さに驚く方もおおいです。
腕時計ベルトも、もちろんエルメスの革職人によるハンドメイドです。
オーダーベルトの製造工程は選んだ色革の裁断から始まります。
革と革の間に固い紙状の革を挟んみますが、皮膚が弱い方や汗などが
革にしみ込まないように「ツェルマット」という製法で
もう一枚紙をはさみベルトの裏にあたる部分に特別加工されてないヌメ革を
貼ることが多いです。(貼らない方ももちろんOK。でも勧められます)
・裏側:ツェルマット(ヴァッシュ表面加工がされていないヌメ革)腕時計ベルト
そして、エルメスの熟練された職人さんにより仕上がります。
※ここまで、仕上げるのに幾つか難度の高い工程があるのですが、今回は割愛します。
ちなみに、ワニ革ですとワニ一匹から腕時計ベルトは5本がしか製造できません。
かなり希少なため、相当な価格になりそうです。
そして、仔牛革を使用した腕時計ベルトの気になるお値段ですが、
Apple Watch Hermès用レザー(ヴォー・スイフト)腕時計ベルトが
店頭販売価格で43000円ぐらいのお値段ですので、
オーダーとなるとそれよりは少し高めと思った方が良さそうです。
エルメスは革の種類によって値段の幅が広いので、
トカゲ・ワニなどの革はその2、3倍と見積もったほうがいいですね。
オーダーした、(ボックスカーフ)ブラック・エルメス(Hermès)時計ベルトは、
ヴィンテージエルメス(Hermès)クロノグラフの時計ベルトに合わせたいですね。
同じブラックですが、ベルトの革の種類を変えると、また雰囲気が違いますよね。
意外と、このエルメス(Hermès)ヴィンテージミッキー腕時計にもブラックが
合いそうです。
ホワイトのベルトはまだ、先になりそうなので秋にはエルメス(Hermès)の
黒ベルトも有りですね。
ヴィンテージエルメス腕時計とオリジナル腕時計ベルト
このように、日本には四季がありますよね。
そして、四季折々の変化を楽しむことができます。
旬の食べ物やファッション、イメージカラーなど。
時計も同じようにオフシーズンと使い分けて腕時計ベルトの衣替えをするのも
いいですね。
先のヴィンテージエルメス腕時計のように上手に数種類の腕時計ベルトを
着替えさせるのがいいのではないでしょうか。
ですから、エルメスヴィンテージ腕時計に使用するベルトは全てエルメス(Hermès)の
腕時計ベルトでなくてもいいと思います。
国内でも、腕時計のベルトオーダーができるショップがありますので、
そちらを利用するのもいいですね。
エルメス(Hermès)でオーダーするより、値段も安く何より早いです。
最低半年待ちなんてことはありませんので。
こちらは、エルメス革でイージーオーダーした腕時計ベルトです。
金具には「Hermès」の刻印は入っていません。
こういった、イージーオーダーの存在もありますのでお間違いなく。
使用しなくなった、エルメス(Hermès)のバックやベルトを時計ベルト屋さんに
持ち込んで腕時計ベルトオーダーしたらこのような腕時計ベルトもできますね。
腕時計ベルトとして新たに、生まれ変わるのもいいかもしれません。
いずれにせよ、せっかくのエルメス(Hermès)ヴィンテージ腕時計ですから
それに見合った素敵な着替えを用意してあげたいですね。