ロイヤルコペンハーゲン パターン ブルーフルーテッドの絵柄の成り立ち
ロイヤルコペンハーゲン パターン ブルーフルーテッドの絵柄の成り立ち
ロイヤルコペンハーゲン磁器の美しい手描きの青い線は、ロイヤルコペンハーゲンのパターン番号1、ブルーフルーテッド・プレインとして誕生して以来、素敵な物語を語っています。ブルーフルーテッドとパターン番号2ブルーフラワーは、現在までロイヤルコペンハーゲンのすべてのパターンの基礎となっています。

※ロイヤルコペンハーゲン ブルーフルーテッド

※ロイヤルコペンハーゲン ブルーフラワー
240年以上にわたり、ブルーフルーテッド・プレインの美しい筆使いは、世界中の多くの家のディナーテーブルをロイヤルブルーのペイントで情熱、歴史、品質で飾ってきました。
中国の影響
パターン番号1ブルーフルーテッド・プレインは、1775年ロイヤルコペンハーゲン(当時の社名はロイヤル・ポーセリン・ファクトリー)の磁器を装飾するのに採用された最初の柄でした。当時、ヨーロッパ中の磁器の生産は、磁器の発祥地である中国から発想を得ています。
磁器の輸出は富と洗練されたテイストを意味し、磁器は貴重な商品として扱われていました。
そして、中国の柄からインスピレーションを得て、ブルーフルーテッド・プレインの柄が誕生し、パターン番号1と決められました。
今日まで、ブルーフルーテッド・プレインで飾られたすべての作品に「1」のマークが付いています。
デザインもどこか中国のシノワズリを連想させるような絵柄になっていますよね。
名前の由来
ブルーフルーテッドの元のデンマーク語の名前は「ムッセルマレット」でハマグリ塗装と言う意味です。多くの人は、磁器の溝のある形が貝や貝殻を連想させることを指していると思っていますが、その形は実際には様式化された菊とキノコのモチーフにインスピレーションを得ています。
菊の花は、ブルーフルーテッドが登場した際、中国で人気のあるモチーフでした。
パターンが発達するにつれて、様式化された菊をシンプルな形に保ちながら、北欧地域に生息する植物であるキノコが添えられました。
レガシーに基づいての構築 ブルーフルーテッド・プレインは1775年の創設以来進化してきましたが、パターンの基本的な特徴は残っています。
時が経つにつれ、パターンは再考され、新しい形や色で描かれました。
様式化された花は新しい色と背景が与えられ、から草模様で飾られたアーチは新しい物語を語り始めました。 歴史的なパターンの遺産を尊重しながらも、新しい生命をもたらすエレガントな構築です。