魅力満載の「オールドバカラグラス」の種類・モデル一覧SELECTION baccarat
バカラグラス ピカデリー(Piccadilly)
「baccarat Piccadilly(ピカデリー)」
約1950-1980年代頃に制作された、
優美な曲線スォルムと繊細な格子状のカッティング装飾が特徴の
近代のモデルシリーズ、ピカデリーのオールドファッションです。
高さ:9.8cm
口径:8.9cm
約500gの重量感のあるタンブラーです。
このモデルは、ロンドンのウェストミンスター区ウエスト・エンド
にある広場の「ピカデリー・サーカス」が名の由来とされています。
グラスの底が3段に垂直線に縦と横を交差するチェック柄のような深い
デザインカット装飾が施されています。
カットされた正方形の中にさらに対角線を引いたような
デザインカットがされ、そこから放たれる光の乱射は
思わずため息がでるほどキラキラと美しい輝きで
見る人を魅了します。
また、この施されたカットにより驚くほど手に馴染みやすくなっている
のでとても持ちやすいグラスとなっています。
底部に比べて、口元はクリスタルグラスが薄く作られているので、
グラスが口に触れると滑らかさを感じさせます。
美味しいお酒をいただけそうですね。
歴史を感じさせながらもモダンな印象があるグラスで、
重厚感もかなりのものですから、このグラスを愛用して
優雅で贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
ウィスキーもいいですが、シャンパンやカクテル、日本酒の
大吟醸や清酒などもこのグラスでいただきたいですね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Pompadour
「baccarat Pompadour(ポンパドール)」
約1880-1920年代頃のアールデコ期制作されたオールドバカラの
グラビュールデザインの有名なエッチングデザイン一つです。
こちらの作品は、バカラの代表的なモデルCylindrique(シランドリーク)に
ポンパドールのデザイン彫飾が組み込んで施されています。
ポンパドールと聞くと、特に女性の方はあの可愛らしいヘアスタイル?と
思う浮かべる方が多いかもしれませんね。
実は、18世紀にルイ15世の公妾で有名なポンパドール夫人の
ヘアスタイルの名から由来していて、
また、オールドバカラの装飾デザインもポンパドール夫人の
名から称されたと言われています。
同一人物のポンパドール夫人から両方とも名づけられたのです。
意外な接点ですね。
ポンパドール夫人は成績も優秀で美貌の持ち主として
当時の貴族の女性たちの憧れの存在だったそうです。
そんな彼女の名をもつバカラのグラスデザインを
手がけた人はどんなイメージを持って表現したのか
感じとるのも楽しいですね。
女性らしい花のエッチングと上部のラインが特徴で
シンプルに感じますが、可憐で高級感が漂うデザインです。
高級クリスタルに相応しい繊細なハンドメイドの作品となっていますね。
こちらのワイングラスで質の高い女子会なんていかがでしょか。
優雅なひとときを与えてくれることは間違いありませんね。
また、自分へのご褒美としてワインを飲むときに一人で贅沢に
使用するのもいいですね。
高さ: 10.4cm
口径: 4.8cm
「バカラ(Baccarat)グラス」Nancy
「baccarat Nancy(ナンシー)」
アールデコ期から製作が続けられた、バカラのモデルシリーズです。
現代においても復刻製作されているNancy(ナンシー)
ですが、こちらはオールドバカラの作品となります。
そのため、1936年以前制作のため刻印がありません。
本物のバカラクリスタルかどうかの見分け方は、
こちらのブログで紹介していますので参考にしてくださいね。
この彫飾デザインはアールデコ様式を組み込んだ
華やかな格子状カッティングパターンが特徴的です。
画像の作品はシャンパンフルートですが、オールドファッション
(タンブラー)、ワイングラスなどのシリーズもあります。
ナンシーはbaccaratの故郷ロレーヌ地方にある町の名前です。
ナンシーは、かの有名な、エミール・ガレ、ドーム兄弟たちが活躍したガラス
工芸の故郷でもありますね。
ちなみにbaccaratも、フランスのロレーヌ地方のバカラ村の
小さな村が発祥の地ですが、村の名だと知っていましたか。
こちらの記事に興味がある方はもちろんご存知ですよね。
そして今でも、村のメインストリートにはバカラショップがあります。
お店ではクリスタルバカラの素晴らしいシャンデリアや
輝かしいクリスタス製品が出迎えてくれます。
また、バカラ村のサンレミ教会のステンドガラスも
バカラ職人が手掛けた高級クリスタル製ですので
フランスに訪れた時は足を運んでみてはどうでしょう。
そんなナンシー地区のガラス生産の聖地から名づけられた
モデルナンシーの縦と横のカッテリングから生み出され、
放たれる繊細な光の輝きは言葉ではいい表せないほどの優美です。
是非、お手にとってその気品あふれるグラスを堪能して
ほしい作品です。
パーティーや親しい仲間とシャンパンをいただくときに
使いたいですね。
高級感と気品が一気に漂い、重厚感のある雰囲気に
演出してくれそうです。
「バカラ(Baccarat)グラス」Cote D'azur
「baccaratCote D'azur(コート・ダジュール)」
1960年から1973年までの15年間製造された希少な作品で人気の高い
シリーズとなっています。
この優美な直線フォームと精巧なカッティング装飾が特徴のモデルです。
こちらの作品は、白ワイン用に制作されました。
コートダジュールの名の由来は、南フランスのにある風光明媚な
リゾート地として知られる海岸の名からつけられました。
画像をご覧いただくだけで、その名の通りに
シンプルなシルエットでありながら、高級リゾート感を
魅せる華麗な存在感を放っているのがおわかりかと思います。
高品質のバカラクリスタルの高い透明度のガラスと深いカッテイング
彫飾から織りなす光の輝きは時間を忘れて優雅な気分に浸れますね。
高さ:12.5cm
白ワイン用ですが、高さが低くボウルにはたっぷりとしていますので、
ブランデーや吟醸酒などお好みに合わせて使えそうですね。
短めのステムが何とも言えず可愛らしいですね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Corneille
「baccarat Corneille(コルネイユ)」
1930年頃に制作されたオールドバカラのアールデコ期の
デザインモデルとして有名で希少なアンティークグラスです。
繊細なクリスタルカットが特徴的です。
この、カッティングがバカラ職人の手作業で施された
というのも職人の腕の良さが窺い知ることができますよね。
良質なクリスタルグラスにはやはり彫飾の精巧さが大切ですね。
こちらの作品はそれを見事に成し得ています。
クリスタルガラスのカットが織りなす光のプリズムを
室内灯や太陽に翳してみたくなるグラスで、
実際に翳した時のグラスの放つキラキラの輝きは本当に魅了されますよ。
高さ:17cm
口径:8cm
やや大きめのウォーターゴブレットとなっています。
暖色系の室内照明で食卓を囲み、このグラスを利用したら
食卓が華やかで贅沢になりますね。
家族の記念日にディナーでこのグラスにペリエを注いで
いただく食事は贅沢で優雅な思い出になりますね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Michel-Ange ミケランジェロ
「baccarat Michel-Ange(ミケランジェロ)」
アールデコ期のデザイン装飾の最上級の一つとして有名なシリーズです。
1962年までにアシッドエッチングのモデルの大半が廃盤にされたにも
かかわらず、残されたデザインの一つです。
でも、現在は花瓶のみの生産でその他のシリーズは
全てオールドバカラ製品となっています。
当時から人気のあるデザインで未だその人気があります。
このグラス全体に施されたアラベスク模様のエッチングの
エレガントさを見ると、人気があるのも納得の作品ですね。
高さ: 10cm
直径:6cm
容量:160ml
モデル名は言わずと知れた、ルネッサンスの巨匠「ミケランジェロ」から
名づけられました。
アラベスク文様が世間に広まったのが、ちょうどミケランジェロが
活躍していた時期と重なっているので、その名がついたのかも
しれませんね。
オールドバカラの作品を眺めて楽しむ、愛用して楽しむ、
そこに加え、名の由来などからその時代背景を感じながら楽しむ!
これが、アンティークバカラだからこそ堪能できる魅力ですね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Athenian
「baccarat Athenian(アテネ)」
1936年前に制作された、オールドバカラを代表する
Cylindrique(シランドリーク)モデルに
アテネと呼ばれるデザインカッテイングが施された人気デザインです。
アテネと名付けられたこのデザインですが、
もう、お気づきの方は多いのではないでしょうか?
そうです!古くからの都市で知られるギリシャの首都「アテネ」から
付けられたデザイン名です。
ボウルの側面に精巧なアラベスク文様がハンドメイドで
エッチング施されています。
ミケランジェロのエレガントなアラベスク文様とはまた違った意味で
アテネのアラベスクデザインは気品を感じますね。
アテネのデザインは多くのモデルにも採用されてされています。
このデザインは100年近く経た今でもモダンな雰囲気を
漂わせていて、飽きがこないデザインだからですね。
長い目で見ると、お持ちになっていても損はないですね。
高さ:11.6cm
直径: 5.6cm
一人で愛用してお酒や食事を華やかにするのもいいですが、
このオールドバカラは、乾杯したくなるグラスなので
セットかペアがいいですね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Jeux d'orgues
「Jeux d'orgues(ジュドルグ)」
1936年以前に制作されたアンティークバカラのカラフェです。
作品のデザインパターンはオールドバカラを代表するモデルシリーズで
1907年のバカラのカタログの冒頭に登場するほどです。
GondoleモデルにJeux d'orgues(パイプオルガン模様)の
デザインカットの組み合わせが特徴のシリーズです。
Jeux d'orguesをデザイン名と呼ぶべきか、難しいところですが
フランス語の音楽用語で直訳すると、パイプオルガンのパイプ部位を
意味しているようです。
確かに、ガラスのカットを見てみると、、、。
そうですね、パイプオルガンにインスピレーションを得て
デザインされたのかな?と感じられますね。
以前、Gondole(ゴンドール)モデルを紹介した時にも
記載しましたが、
※Gondole(ゴンドール)とは、「ゴンドラ型」を意味していますが、
この時代は「ゴンドラ型」と言われるモデルが幾つかありますが、
共通点はボウル部分が滑らかな流線型であることです。
ですから、Jeux d'orguesはモデルシリーズということになりますね。
ルネッサンスに良く似たデザインですが、縦上のカットの
尖端が丸いのがこの作品の特徴となっています。
高さ:23cm(栓を含め)
:20cm(栓なし)
カラフェに年代物の赤ワインを移しかえて、
風味豊かなお酒をいただきたいですね。
パイプオルガンの奏でるクラッシック音楽とともに
ワインをいただいてみたいですね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Lorraine
「Lorraine(ロレーヌ)」
1953年から1978年の間に制作された優美な
曲線フォームと繊細なカッティング装飾が特徴のモデルシリーズです。
こちらの作品は、日本では中々手に入らないオールドバカラです。
言うまでもありませんが、バカラやサン・ルイなどフランス最高峰に
君臨するクリスタルガラス製造の誕生の地である
ロレーヌ地方の名から付けられた名モデルですね。
前にもお伝えしましたが、
ロレーヌ地方は、世界で初めてクリスタル製造に成功した
サン・ルイ、エミール・ガレ、ルネ・ラリック、ドーム兄弟など
世界中に有名なガラス工芸家たちの故郷でもありますね。
さて、それを踏まえて作品をご覧いただいてどうでしょうか。
厚みのあるクリスタルに彫飾されたデザインは精巧で
画像だけでもそのカットによる光のプリズムを感じとることができます。
重厚感があり、優美なフォルムは気品が溢れています。
その名に相応しい最高級のオールドバカラですね。
赤ワイン、ブランデー、白ワインなんて面白そうですね。
ウィスキー・バーボンのロックももちろんです。
注がれたお酒の色彩によって色々な輝きの表情を
優雅に楽しむことができますね。
コレクターの方は手に入れたい作品ですね。
・「Lorraine Cassino(ロレーヌ カッシーノ)」
下の画像は1953年から1978年に制作された、
ロレーヌデザイン彫飾のカッシーノモデルです。
ボルドーワイングラスバカラのクリスタルの6セット
こんなグラスで優雅に友人を招いたパーティーで
おもてなしなしをしたら喜ばれますね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Eglantier
「Eglantier(エグランチェ)」
1870年頃のアールヌーヴォー期の最上級作品の一つとして知られる
作品です。
被せガラスにカメオ彫りをダイアモンド刀彫で施された
職人によるハンドメイドのオールドバカラの花瓶です。
この、エグランチェは世界中にコレクターにいる程の
有名なガラス製品で、もともとは香水瓶で名が知れました。
そこから、様々なシリーズが制作されるようになりましたが、
現在はとても、入手が困難な製品としても有名です。
クリスタルに、こんな繊細な彫飾を施すことができるのは
やはり、当時のバカラ職人の匠な技術を痛感します。
見れば見るほど、その繊細で精密なカットに魅了されます。
薔薇の蕾も可憐で、艶やかな作品です。
直径: 6.2cm
高さ:16.5cm
重量:346g
サイズをみておわかりかと思いますが、香水瓶としては
大きいと思いませんか。
薔薇の花の一輪挿しなんてどうでしょうか。
お部屋の雰囲気も華やかになりそうですよね。
「バカラ(Baccarat)グラス」 Sevigne
「Sevigne(セヴィーヌ)」
1899年に制作され発表され、100年以上製造された長い歴史
を持つオールドバカラですが、この作品1907年頃に制作されました。
バカラの典型的なモデルに植物柄のデザイン彫飾が施れているのが
特徴のグラスで、この、彫飾デザインがSevigne(セヴィーヌ)といわれています。
当時のアンティークバカラの様々なモデルにも採用されています。
セヴィーヌの名は14世紀に活躍したことで有名な文筆家の
セヴィーニェ候爵夫人の名からつけられました。
この夫人の著書はフランスの中学校の教科書に載っているほど
有名で、フランスで知らない人はいません。
このデザインも独特で控えめなところが女性らしさを表現している
ようですね。
緑色の色ガラスにセヴィーヌの彫飾がとても
優雅で気高い印象をうける作品です。
このグラスに白ワインを注いで、優雅にセヴィーニェ候爵夫人の
文筆を読んでみたいですね。
「バカラ(Baccarat)グラス」NAPOLEON
「NAPOLEON(ナポレオン)」
優美な曲線造形の名モデル、ナポレオンの貴重な作品です。
バカラらしい高品質かつ流麗なグラスのフォルムが特徴で
なんといっても、金彩の王冠とナポレオン「N」のエンブレムに
施されたアシッド彫飾が目を引きますね。
オールドバカラの金彩装飾は18世紀から19世紀後期の
王候貴族からの注文により制作されたものが殆どです。
100年超えても色あせないグラスに感動しますね。
このグラスでこだわりあるブランデーの
コニャックを注いでいただくなんて
まさに、大人の嗜好品ですね。
コニャック好きの方には当たり前のお話ですが
コニャックはフランスのコニャック地方で作られたブランデーで
ボトルによく、「ナポレオン」とか表示されてされていますが
これは、ブランデーの銘柄ではなく熟成年数の等級なんです。
この簡単な知識を覚えていれば、オールドバカラ初心者でも
それを知ったうえで、枠にとらわれることなく、
自分の好みに合ったお酒を選べますね。
オールドバカラを知ると自然と色々な知識が入ってきます。
フランスの歴史、人物、お酒、、、その時代背景を知ると
なるほど!と感じることが多いですね。
そんな華麗な存在感を放つこの作品は
直径: 7cm
高さ :8.9cm
ブランデーにこだわりのある方や初心者の方でも
このグラスで是非お酒を贅沢に楽しんでくださいね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Lulli
「Lulli(ルリ)」
1932年~1961年まで製造されていたモデルで
オールドバカラの中で最も人気のあるシリーズの一つと言われています。
バロックデザインのアシッド彫飾が施され、他のオールドバカラのクリスタルと
比べると、薄いガラスとなっています。
シリーズは、短いステムでこのデザイン彫飾を「ルリ」で
長いステムでこのデザイン彫飾の作品は「スカルッティ」
と名付けられています。
ルリのモデル名はルイ14世の宮廷の楽団長だった
「ジョバンニ・バッティスタ・ルッリ」からつけられたと
言われています。
そう聞くと、私には装飾デザインが五線譜やト音記号
やヘ音記号に見えてきました。
その美しい模様が何かを奏でているような不思議な
世界へ吸い込まれていきそうですね。
インテリアとして飾るならピアノの上に置くのもいいですね。
でも、やはり優雅にグラスにシャンパンやワインを注いで
クラッシックを聞きながら贅沢な時間を過ごすのが
いいでしょうか。
音楽好きの友人と音楽鑑賞する時に使用するのも
いいですね。
高さ: 約8.7cm
直径: 約7.6 cm
「バカラ(Baccarat)グラス」 Etoiles エトワール
「 Etoiles(エトワール)」
1920年に制作されたオールドバカラです。
フォームはアールデコ期の有名なモデルとして知られるCylindriqueで
エッチングデザインにエトワールという名がついています。
やはり、このデザイン彫飾は人気がありこの時代のアンティークバカラの
モデルに使用されています。
エトワールとは星を意味します。
オールドバカラの作品名は「ベガ」や「シリウス」など星の名称に
ちなんだモデル名やデザイン名がありますね。
ともに、全天21の一等星の一つで美しい輝きを放つ星です。
名称に使われるのも納得な作品ばかりですね。
エトワールもそんな夜空に輝く星から名づけられたのです。
夜空を眺めながら贅沢に美味しいワインをいただきたくなりますね。
「バカラ(Baccarat)グラス」Capri
「Capri(カプリ)」
約1950-1980年代頃に制作された比較的近代のモデルシリーズ
元々は19世紀後半にインドのバローダ王妃に献上するために
製作されましたが、その後シリーズ化され流通するようになりました。
しかし、現在この作品は廃盤品となりました。
麗な吹き造形が特徴でエッチングなどの彫飾はなく
シンプルでありながらこのフォームだけで
重厚感と気品を漂わす品となっています。
この高級感はやはり、高品質のバカラクリスタルだけが
成せる技と言ってもいいでしょう。
グラスからは滑らかな曲線が優美で、
優しい輝きを感じることができます。
このモデルは、モナコ王女主催のパーティーにも
採用され使われたことでも知られており、女性に人気の
モデルとなっています。
廃盤品でありますが、生産量が多いため他のオールド
バカラに比べてお手頃な値段で手に入ることができます。
この機会に、どうでしょうか。
高さ:16.9cmと女性らしいエレガントさを感じる大きさですね。
「バカラ(Baccarat)グラス」リシュリー Richelieu
「Richelieu(リシュリュー)」:Cylindrique(シランドリーク)
19世紀後半から1950年まで製造されたモデルデザインです。
この全体から見ると二等辺三角形のようなデザインは
楕円形から形成されています。
日本でいうと、鱗文様といったところでしょうか。
この文様は、古代より世界各地で見られる文様で、
三角形の連続文様は古くから厄除けの文様として使用されています。
モデルデザインの採用期間が長いため、様々なモデルグラスや
シリーズ展開があります。
今回ご紹介したグラスはオールドバカラの定番の形状で知られている
Cylindrique(筒状)にリシュリューデザインが施された作品となっています。
※19世紀初頭までは、Cylindrique(筒状)モデルと
アメリカ式のモデルが主流だったようです。
小さな楕円のカットの集合体に光が集まり放たれる光の輝きは
とても美しくエレガントで誰もが魅了されます。
高さ:15cm
口径:7.5cm
容量:200ml