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小物入れ、ジュエリーボックス、ボンボニエールなどなど蓋物というのは、私たちを魅力してやみません。
そして、この小物入れの特徴というのは時には大きな花瓶よりも、圧倒的に小さな小物入れの方が価値があることです。
それは、私たちの生活の中で最も目にする機会が多く、実際に使うからこそ実用的な価値が生まれ、それとともに装飾品としての価値が加わり大きな花瓶よりも高値で取引されるのです。
ここでは、その中でも非常に人気のあるブランドであるバカラの小物入れをご紹介して参ります。
バカラの小物入れの魅力
バカラはご存知の通り、フランスのクリスタルグラスメーカーです。
ガラスの魅力を引き立たせるために、シンプルなデザインであるもののガラスの特徴であるカットした面体を使って、光り輝く様子はバカラにしかない魅力があります。
オールドバカラ クリスタルカットとブロンズのアンティークジュエリーボックス(小物入れ)
職人によって、カットされたガラスの面は光の当たる角度によって、さまざまな色合いを放ちます。
そして、こちらの作品の魅力はブロンズが一緒に取り付けられているところです。
今のバカラでは、ほとんど見かけることができませんがオールドバカラになると、このようにブロンズの部分を別の公房が作り、合作として小物入れを作っているものがあります。
バカラ ミケランジェロの小物入れ(アンティークボックス)
現在は廃盤になってしまったモデルですが、こちらはミケランジェロというモデルになります。
パウダーボックスの形になっており、女性のために作られたものだと思われます。
華やかな装飾でありながらも、主張しすぎないデザインはバカラらしさを感じさせてくれるそんな逸品です。
この中に、自分のお気に入りのアクセサリーなどを入れると、楽しい生活をおくれそうですよね。
バカラ エリザベートの小物入れ
こちらも廃盤になってしまったモデルですが、エリザベートというモデルになります。
描かれてる花は、エーデルワイスで小さな小花が散りばめられています。
とても可愛らしく、幻想的な作品です。
こちらの作品は、蓋物になっておりミケランジェロとは少し形が違います。
深さがありますので、収納世に優れている小物入れです。
バカラ ルイ16世様式 小物入れ
表面が擦りガラスのように見えるのは、エッチングという技法を使い最初に模様を作り、その後に模様の部分だけマスキングをして酸で溶かし、模様を浮かび上がらせる方法になります。
こちらの作品の特徴的なデザインは、ロカイユ模様であることです。
中央から、ふわふわと風の模様のようなものが描かれていますが、こちらがロカイユ模様で貝殻、小石などをモチーフにして描かれております。
オールドバカラ エグランチエ(犬薔薇)の小物入れ
バカラの中でも最も古い、エグランチエというモデルになります。
エグランチエは野薔薇(犬薔薇)という意味であり、その名の通り野薔薇が描かれております。
ルイ16世様式と同様、エッチングの技法で作られています。
カラー展開が、黄緑、ピンク、紫がありその中でも紫は非常に珍しいですし、紫の小物入れになりと、それ以上の価値となります。
まとめ
色々な作品をご紹介させていただきました。
バカラの小物入れには、美しさやデザイン性があるのでコレクションにはもちろんのこと、インテリアとして飾って頂いても充分に愉しめると思います。
昔の人が小物入れを美しいと感じていたように、今の私たちもその美しさを感じることができる。
要するに、いつの時代であってもバカラが作った小物入れというのは普遍だということなのです。