207 マイセン 女神と白馬と二人の天使達 ポーセリン人形
通常価格 ¥487,000こちらの作品はまるで生きているかのように、とても細かく繊細に生き生きとした彫刻がされたすばらしい作品です。
フィギュアの中心部には横たわっている白馬が居ます。
その白馬に寄りかかっているのは、おそらくギリシャ・ローマ神話の神、女神だと思われます。
この女神は裸で、左肩から布のようなものを羽織っています。
このフィギュアには女神と白馬のほかにも二人のケルビム(CHERUB 翼の生えた天使)が存在します。
一人は白馬の横に寄り添い、もう一人は白馬の後ろにまたがっています。
フィギュアは長方形のロカイユ(貝殻,小石などのモチーフを特徴とするヨーロッパの 18~19世紀の装飾様式)を使用した装飾で飾られた土台の上に固定されています。
ベースのところどころが金色で装飾されており、細部までとても丁寧に作られたこの作品はマイセンならではの細やかな職人技が見受けられる、とても素晴らしい作品です。
原材料には白のポーセリンが使用され、すばらしい光沢仕上げ、そして最古の塗装技術を取り入れながら丁寧に塗装仕上げされた、とても優れた手作り陶器人形です。
こちらのフィギュアには19世紀(1830年頃)のマイセンの双剣マーク(贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した2本の剣のトレードマークが1723年から用いられており、これは現在まで使われているトレードマークの中ではもっとも古くからあるものの一つ。なお、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化している)が記載されています。
その他に、モデル番号 1830 / 形成番号 93 / 画家番号 32 と言う記載がされています。
コンディションは全体的にダメージや修理のない、最高レベルのコンディションにあると言えます。
こちらの製品は新品ではなく骨董品(アンティーク品)であることをご了承ください。
製造窯: マイセン製作工場
寸法: 高さ 11.5cm
製造年: 1830年