237 マイセン 愛の矢を研ぐ天使達 19世紀 ポーセリン人形
通常価格 ¥512,000こちらの作品はまるで生きているかのように、とても細かく繊細に生き生きとした彫刻がされたすばらしい作品です。
作品の原材料には白のポーセリンが使用され、すばらしい光沢仕上げ、そして最古の塗装技術を取り入れながら塗装仕上げされた、とても優れた手作り陶器人形です。
モデルになっているのは、かわいらしい少年のような天使と女の子の天使です。
黒い帽子をかぶった男の子のケルビム(CHERUB 翼の生えた天使)は右足でペダルを踏み込み、車輪を回しながら機械を操作し、一生懸命に愛の矢を研いでいます。
彼の右足には花で作られた花輪がかけられています。
隣に座っている女の子のケルビム(CHERUB 翼の生えた天使)は、男の子の手伝いをしているかのように、彼に愛の矢を渡そうとしています。
二人の天使の間にはカゴが置かれており、このカゴの中には愛の矢や、はさみがカゴいっぱいに入っています。
土台は円形で、ごつごつした岩の形をしています。その土台からは、木が生えています。
細部までとても丁寧に作られたこの作品はマイセンならではの細やかな職人技が見受けられる、とても素晴らしい作品と言えます。
こちらのフィギュアには19世紀のマイセンの双剣マーク(贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した2本の剣のトレードマークが1723年から用いられており、これは現在まで使われているトレードマークの中ではもっとも古くからあるものの一つ。なお、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化している)が記載されています。
その他に、モデル番号 E 26 / 形成番号 113 / 画家番号 68 と言う記載があります。
全体的に非常に良好な状態で、修復もなく、欠けやひび割れ、細かな線もありません。
こちらの製品は新品ではなく骨董品(アンティーク品)であることをご了承ください。
製造窯: マイセン製作工場
寸法: 高さ20.0cm
製造年: 19世紀 1880年