マイセン 音楽を奏でる五人の天使達 19世紀 ポーセリン人形
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この作品は1731年にデザインされました。
デザインしたのはマイセン造形物の基礎を築いたと言われるヨハン・ヨアヒム・ケンドラー Johann Joachim Kändler (June 15, 1706年 ~ May 18, 1775年)だと思われます。
ケンドラーはマイセンの中でも非常に人気の高い彫刻師です。
彼は15歳でドレスデン宮殿の宮廷彫刻師の弟子となりました。
1730年に宮廷彫刻師となった翌年、マイセン工房の型師に、そして1733年には主任型師に昇格されました。
ケンドラーは皇帝に委託された動物の彫像や日本宮の礼拝堂用の使徒像のための型づくりを、前任の型師キルヒナーとともに作りましたが、キルヒナー亡き後はひとりでその仕事にいどみました。
ケンドラーによって躍動感ある動物やロココ様式の優雅な人形、食器などまでがデザインされ、今も世に残り多くの人たちから愛されています。
彼の製作した名作シリーズ作品 “羊飼いたち” “コメディアンの子供” “ガーデナーの子供達(アシエとの協同作品)” などは、とても有名で、多くのコレクターから人気のある作品です。
この作品の原材料には白のポーセリンが使用され、すばらしい光沢仕上げ、そして最古の塗装技術を取り入れながら丁寧に塗装仕上げされた、とても優れた手作り陶器人形です。
こちらの作品は、楽器を演奏する天使達の姿がモデルとなっています。
天使達はそれぞれの楽器をもち、楽しそうに演奏しています。
ベストを羽織り、ラベンダー色の布を腰に巻きつけた天使はバイオリンを持ち、黒い帽子をかぶった天使はチェロを弾き、青い服を身にまとったもう一人の天使はフルートを吹き、そしてピンクの服を着た天使はリュート(丸い胴をもつ琵琶に似た弦楽器。14~17世紀に多用された)を演奏しています。
四人の楽器を演奏する天使達の中心には、岩の上に立ち、指揮棒を持っている天使がいます。
この天使は、エレガントなジャケットを羽織り、指揮棒を握り締めた右手を高々と上げています。
フィギュアはごつごつした岩の土台に固定されています。
天使達の表情や楽器の細かい部分を見ていただければおわかりになるとおり、とても丁寧に作られたこの作品は、マイセンならではの細やかな職人技が見受けられる、とても素晴らしい作品と言えます。
こちらのフィギュアにはマイセンの双剣マーク(贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した2本の剣のトレードマークが1723年から用いられており、これは現在まで使われているトレードマークの中ではもっとも古くからあるものの一つ。なお、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化している)が記載されています。
その他に、モデル番号 1489 / 形成番号 108 / 画家番号 71 と言う記載があります。
全体的に非常に綺麗な状態の品物です。
修復の痕跡などもなく、欠けやひび割れなどの細かな線もありません。
デザイン者: ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー Johann Joachim Kändler (June 15, 1706年 ~ May 18, 1775年) と思われる
原型制作年: 1731年
製造窯: マイセン製作工場
寸法: 高さ 17.0cm
製造年: 19世紀 1870年