マイセン人形「フィギュア」 絵画の寓意像 J.C. ヒルト 1885年頃

マイセン人形「フィギュア」 絵画の寓意像 J.C. ヒルト 1885年頃でございます😊

古典的なスタイルの若い美女の極めて装飾的な全身像になります。

乳房は自由で、腹部の裸を大きな緑色の布で覆い、宝石をあしらった肩ひもでつないでいます。

結った髪には月桂樹の装飾が施され、左手に筆のついた絵の具パレットを持ち、前に掲げた右手で見えないものに絵を描いています。

台座は縁に金彩を施した丸い草地になっています。

製造元： マイセン（ドイツ）

年代： 1885年頃

素材： 磁器、釉薬

技法： ハンドメイド、絵付け磁器

デザイナー

ヨハン・クリスティアン・ヒルト（1836年-1897年）

1855年にミュンヘン美術アカデミーに入学。

1864年に自身のアトリエを構え、王立芸術アカデミーの名誉会員となります。

古典主義、ロマン主義、ナザレン主義、自然主義、写実主義、歴史主義の間でアイデンティティを模索し、数々の賞を受賞しました。

1882～1885年頃にモデルN 160をデザインしました。

１級品

モデルNo.  N 160｜プレスNO.  121｜ペインター No.9

参考文献

Thomas & Sabine Bergmann, Meissener Künstler - Figuren / Erlangen 2010（ドイツ）、モデル番号A 100 - Z 300、カタログ番号230の125ページ。

サイズ

高さ：31.5cm

状態

目立つ大きな欠け、割れ、傷なく基本的良好な状態です。