222 マイセン 最高級のロココ衣装を身に着けた貴族のカップル ポーセリン人形 ケンドラー作
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222 マイセン 最高級のロココ衣装を身に着けた貴族のカップル ポーセリン人形 ケンドラー作

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通常価格 ¥734,000
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この作品は1744年にデザインされました。 デザインしたのはマイセン造形物の基礎を築いたと言われるヨハン・ヨアヒム・ケンドラー Johann Joachim Kändler (June 15, 1706年 ~ May 18, 1775年)です。 マイセンの中でも非常に人気の高い彫刻師です。 彼は15歳でドレスデン宮殿の宮廷彫刻師の弟子となりました。 1730年に宮廷彫刻師となった翌年、マイセン工房の型師に、そして1733年には主任型師に昇格されました。 ケンドラーは皇帝に委託された動物の彫像や日本宮の礼拝堂用の使徒像のための型づくりを、前任の型師キルヒナーとともに作りましたが、キルヒナー亡き後はひとりでその仕事にいどみました。 ケンドラーによって躍動感ある動物やロココ様式の優雅な人形、食器などまでがデザインされ、今も世に残り多くの人たちから愛されています。 彼の製作した名作シリーズ作品 “羊飼いたち” “コメディアンの子供” “ガーデナーの子供達(アシエとの協同作品)” などは、とても有名で、多くのコレクターから人気のある作品です。 この作品の原材料には白のポーセリンが使用され、すばらしい光沢仕上げ、そして最古の塗装技術を取り入れながら塗装仕上げされた、優れた手作り陶器人形です。 1744年に行われた作品紹介で、ケンドラーはこの作品のことをこう述べています。 「メダル(輝いた星とイーグル)を身に着けた貴族の男が、タバコの箱を手に、もう片方の手で、貴族の女性の手を持ち、案内している」 この作品は、ドイツのサクソニー州(Saxony)で18世紀に開かれた展覧会で、多くの賞を受賞しています。 とても人気がある作品で、偉大なピーターロシア大帝の娘、クザリナ エリザベス (Czarina Elizabeth) も、この作品に魅了され、手に入れたと言われています。 正面から見て左側に位置する女性は右手でドレスの端を掴み、同時に扇子を持っています。 隣にいる男性は、左手でタバコの箱を持ち、もう片方の手で女性の手を触っています。 さらに、男性は左腕でトリコーン ハット(18世紀にヨーロッパやアメリカで流行した三角帽子)を抱えています。 二人が身に着けている衣服は、最高級の貴族のロココ服で、王室のメンバー、または、王宮でしか身に着けられない、とてもエレガントな衣装です。 二人の表情はとても穏やかで、お互い見つめ合っています。 フィギュアが固定されている土台は白の楕円形で、ところどころが花で装飾されています。 細部までとても丁寧に作られたこの作品は、マイセンならではの細やかな職人技が見受けられる、とても素晴らしい作品と言えます。 こちらのフィギュアには20世紀のマイセンの双剣マーク(贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した2本の剣のトレードマークが1723年から用いられており、これは現在まで使われているトレードマークの中ではもっとも古くからあるものの一つ。なお、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化している)が記載されています。 1949年と年号も記載されています。 その他に、モデル番号 550 / 形成番号 121 と言う記載があります。 全体的に非常に良好な状態で、修復もなく、欠けやひび割れ、細かな線もありません。 デザイン者:   ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー Johann Joachim Kändler (June 15, 1706年 ~ May 18, 1775年) 初期デザイン: 1744年 製造窯:    マイセン製作工場 寸法:     高さ 22.0cm 横幅 28.0cm 製造年:    1949年

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