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こちらの作品はまるで生きているかのように、とても細かく繊細に生き生きとした彫刻がされたすばらしい作品です。
古代ギリシャとローマには酒と演劇と多産の神が存在します。
ギリシャではディオニソス(DIONYSOS)、そしてローマではバッカス(BACCHUS)として知られています。
この作品のシーンは、ディオニソスやバッカスを称え、酒を飲み、音楽を楽しみながらにぎやかに祝っているところです。
フィギュアの中心部には裸で横たわっている女性が居ます。
女性は上半身を自身の左腕で支え、岩に寄りかかり、下半身はピンクの布で覆われています。
彼女の後ろには男前の男性がたたずんでいます。
この男性はファウヌス(Faun ヤギの角と足を持った半人半獣の森や牧畜の神)です。
ファウヌスは両手を合わせ、ぶどうを搾ろうとしています。
その搾ったぶどうの果汁は地面に横たわる女性の右手に握られたグラスに注がれようとしています。
さらに、こちらの作品には二人の小さなファウヌスも居ます。
一人目のファウヌスは角で出来たトランペットを吹き、二人目のファウヌスはパンパイプあるいはパンフルート(木管楽器の一種で、一端が閉じられた長さ・太さの異なる数本の管を、開端をそろえて長さの順に筏状に束ねて作られた縦笛)を右手に持っています。
フィギュアの後ろ部分には、葉のたくさん生えた木が置かれています。
フィギュアは長方形のロカイユ(貝殻,小石などのモチーフを特徴とするヨーロッパの 18~19世紀の装飾様式。)を使用した装飾で飾られた土台の上に固定されています。
ベースのところどころが木の葉で飾られ、また金色で装飾されており、細部までとても丁寧に作られたこの作品はマイセンならではの細やかな職人技が見受けられる、とても素晴らしい作品です。
こちらの作品は “神話”シリーズの中の一つの作品となります。
原材料には白のポーセリンが使用され、すばらしい光沢仕上げ、そして最古の塗装技術を取り入れながら丁寧に塗装仕上げされた、とても優れた手作り陶器人形です。
こちらのフィギュアには19世紀のマイセンの双剣マーク(贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した2本の剣のトレードマークが1723年から用いられており、これは現在まで使われているトレードマークの中ではもっとも古くからあるものの一つ。なお、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化している)が記載されています。
その他に、モデル番号 D 63 / 形成番号 86 / 画家番号 22 と言う記載がされています。
フィギュアの土台部分に取り付けられている小さな葉の一部に損傷があり、少し欠けていますが、それ以外は欠け、ひび等のない良好なコンディションです。
こちらの製品は新品ではなく骨董品(アンティーク)であることをご了承ください。
製造窯: マイセン製作工場
寸法: 高さ23.0cm 横幅19.0cm
製造年: 1870年
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